哲仁王后~俺がクイーン!?(チョルインワンフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?』とは、2020年12月から2021年2月に韓国で放送されたテレビドラマ。朝鮮第25代王哲宗との婚礼を控えた王妃の身体にタイムスリップしてしまった青瓦台の男性シェフ​​が、現代に帰るまでの奮闘ぶりを描いたドラマである。男の魂が体に入った王妃を演じるのは女優シン・ヘソン。哲宗(チョルジョン)を演じるのは『愛の不時着』でク・スンジュンを演じた俳優キム・ジョンヒョン。陰謀渦巻く宮廷内で徐々に心が通い合う2人の奇想天外なフュージョンコメディ時代劇である。

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皇帝が幼い場合、皇后・皇太后のような女性が代わって摂政政治を行うこと。

義禁府(ウイグンブ)

王妃を守る護衛武士の集まり。

禁衛営(クミヨン)

王を守る護衛武士の集まり。

水刺間(スラッカン)

宮廷内の食事を作る場所。

待令熟手(テリョンスクス)

宮廷内の食事を作る料理人達の長。

書物の名

童蒙先習(どうもうせんしゅう)

儒学や朝鮮の歴史などを学ぶ初学者のための入門書。

民の集団の名

東​​​​匪(トンヒ)

1860年に崔済愚を創始者として朝鮮で作られた思想宗教の東学に共感した農民や民衆たち。

『哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

王妃​​「ノータッチは、それぞれ幸せに生きましょうという意味。 だからノータッチしよう。 」(2話)

初夜、上着を脱いで迫ってくる哲宗。それをかわす筈が腕に落ちてしまう王妃。

元の世界に戻るために池に水を入れてもらいたい王妃は、早急に皇子を懐妊すると大王大妃と約束する。そのためにまずは、子作りのための添い寝である合宮を7日連続で行うことになる。しかし、王妃の魂の中にいるのは、男であるチャン・ボンファンである。合宮などとんでもない。そこで合宮を偽装しようとする時に王妃が哲宗に言った言葉が「ノータッチは、それぞれ幸せに生きましょうという意味。 だからノータッチしよう。 」。 哲宗はノータッチの本当の意味はわからなかったが、互いが幸せに暮らすということだと理解する。

王妃「どちらにせよ私を殺そうとする理由は一つだ。弱いから、私が強かったら手出ししなかった。簡単に殺せるから、あんたより弱いから。それが本当の理由だ。」(4話)

自白薬を入れたお茶を無理やり飲まされ意識が朦朧としながらも、王妃はかんざしを哲宗の首元に突きつける。

王妃は哲宗が出した茉莉花茶の香りで、玉打亭の帰りに自分を襲ったのは哲宗だと気づく。その後王妃は自白薬が入ったお茶を哲宗に無理やり口移しで飲まされる。朦朧とする意識の中で哲宗に向けて渾身の力を込めて放った言葉が「どちらにせよ私を殺そうとする理由は一つだ。弱いから、私が強かったら手出ししなかった。簡単に殺せるから、あんたより弱いから。それが本当の理由だ。」。これを聞いた哲宗は、自分自身が弱い立場で権力を持つ悪者に立ち向かっている正義の存在だと信じていたことが傲慢な考えだったと気づく。

哲宗「材料は質素ですが、これはただのじゃがいもではありません。 龍(ヨン)の髭(ス)に似ている龍髭(ヨンス)じゃがいも!じゃがいもは、春の端境期に国民の命を維持する神聖な食べ物です。 」(12話)

哲宗に龍髭じゃがいもと説明されたトルネードポテトを頬張る大王大妃

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