哲仁王后~俺がクイーン!?(チョルインワンフ)のネタバレ解説・考察まとめ

『哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?』とは、2020年12月から2021年2月に韓国で放送されたテレビドラマ。朝鮮第25代王哲宗との婚礼を控えた王妃の身体にタイムスリップしてしまった青瓦台の男性シェフ​​が、現代に帰るまでの奮闘ぶりを描いたドラマである。男の魂が体に入った王妃を演じるのは女優シン・ヘソン。哲宗(チョルジョン)を演じるのは『愛の不時着』でク・スンジュンを演じた俳優キム・ジョンヒョン。陰謀渦巻く宮廷内で徐々に心が通い合う2人の奇想天外なフュージョンコメディ時代劇である。

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キム・ジャグン(金左根)(演:キム・テウ)

吹替:西垣俊作

大王大妃の弟。安松キム家一族の実権を握っており、宮廷での権力をさらに強固なものにしようとしている。より大きな権力を得るための障害となるものに対してはどんな汚い手もいとわず、あらゆる手段で排除してきた。誰のことも信用しておらず、跡取りとなる養子のキム・ビヨンインすら踏み台にしようとする。

キム・ムングン(金汶根)(演:チョン・ペス)

吹替:御子神孝次

王妃の父。宮廷への献上品を管理するサオン院の顧問である。献上品を管理する立場を利用して不正を働き私服も肥やしている。几帳面な性格で献上品の帳簿を作成しており、その帳簿が安松キム家の不正行為を明かす証拠となってしまう。幼い頃に母を亡くしたソヨンを溺愛しており贅を尽くして育ていた。ソヨンの進言で財宝の数々を民に分け与えたことで、市中が混乱に陥った時に民に助けられる。

キム・ビョンイン(演:ナ・イヌ)

吹替:峰晃弘

キム・ジャグンの養子で王妃のいとこ。幼い頃からソヨンに兄と慕われており、ビヨンイン本人はソヨンのことを妹以上の気持ちで慕っていた。ソヨンが王妃になってからも何かにつけ力になりたいと思っていたが、王妃となったソヨンが哲宗に惹かれてゆくにつれ哲宗を憎く思うようになる。
行方不明になった哲宗を探しに行こうとする王妃を引き留めようとした時に、王妃から「お前が好きな本物のソヨンはもういない。 そこまで切実に好きだったんなら気がついてもいいんじゃないか?キム・ソヨンの変化に ! 」と言われ、以前のソヨンとは違う王妃の変化が腑に落ちる。しかし王妃が窮地に立った時、ソヨンが王妃の心の中にいるのならと王妃を助け自らは命を落とす。

キム・ファン(演:ユ・ヨンジェ)

吹替:荻原秀樹

王妃の従兄弟。成均館(ソンギュンガン)の学生であるはずだが、しょっちゅう宮廷に来ている。育ちの良さからくる素直でおっとりとした性格で、誰にでも好かれる気のいい青年。特にホン別鑑に懐いており一緒に賭け事をしたり、恋愛相談に乗ってもらったりしている。王妃の腰元であるホ・ヨンに片思中である。王妃と哲宗が新王の即位式を阻もうとした時に、玉璽(オクセ)を持ち出すという重要な役割を果たす。

豊安(プンヤン)チョ家

大妃/チョ大妃(チョデビ)(演:チョ・ヨニ)

吹替:兼田めぐみ

豊安チョ家の最高権力者。安松キム家の陰謀で亡くなった先の王の母でもある。自分自身の保身の為に王である息子を裏切ることになってしまったが、その元凶となった安松キム家を憎んでいる。迷信を信じ祈祷に明け暮れるくらしぶりだが、隙さえあれば大王大妃にとって変わろうと陰謀をめぐらすものの常に失敗に終わる。生きていることが勝つことだと信じているため、自分の立場が危うくなると大王大妃に従う。

後宮/チョ・ファジン(演:ソル・イナ)

吹替:大橋彩香

哲宗の後宮。子供の頃からソヨンとは歳も背格好も似ていたことから、頭のいいソヨンと比べら友達に揶揄されからかわれていた。そんなこともあり子供の頃に初めて哲宗に出会った時、ソヨンのふりをしてしまっていた。しかし、哲宗のことを心から慕っており常に哲宗の力になりたいと思っている。その気持ちが強すぎるあまり哲宗の気持ちが王妃に傾き始めると、王妃を憎み強引に排除しようと自分の感情にのみ込まれてしまう。そんな自分自身の醜さに気づき宮廷を去るが最後まで哲宗の為に尽くす。

宮廷の人々

チェ尚宮(演:チャ・ヨンファ)

吹替:浅井晴美

王妃付きの女官。非常に生真面目な性格。急に破天荒になってしまった王妃を、なんとか一人前の素晴らしい王妃になってもらおうと小言が多くなってしまう。宮廷での暮らしが長いので宮廷内のことなら大抵のことは知っており、王妃にとってとても頼もしい存在である。王妃が水刺間に出入りするのについて行くうちに、待令熟手といい雰囲気になってくる。

ホン・ヨン(演:チェ・ソウン)

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