Extreme(エクストリーム)の徹底解説まとめ
「Extreme」とはゲイリー・シェローンとヌーノ・ベッテンコート、パット・バッジャー、ケヴィン・フィグェリドによるアメリカの4人組ハードロックバンドだ。1985年にボーカルのゲイリー・シェローンと、ドラムのポール・ギアリーが、ギターのヌーノ・ベッテンコートに声をかけて1985年に結成。1989年に1stアルバム『Extreme』でデビューを果たした。2ndアルバム『Pornograffitti』の収録曲「More Than Words」が全米チャートで1位に輝き、世界的に有名なバンドになった。
プロ野球選手の松坂大輔が選曲を手がけたコンピレーションアルバム『DAISUKE MATSUZAKA PRESENTS MUSIC FROM THE MOUND』の楽曲、「Gyro Ball」の制作に携わった。出身地ボストンのチーム(レッドソックス)だったことから協力したと言われている。
リアーナの全世界ツアーにヌーノ・ベッテンコートが参加
2009年に行われたリアーナの全世界ツアーに、バックバンドのギターとして参加したヌーノ・ベッテンコート。レゲエ風の曲をやったと思ったら、次はR&B、パンクロックとポップロック、そのあとはダンスミュージックを演奏するなど、本来の彼のフィールと手法とは全く異なる曲をたくさん演奏するため、衝撃を受けたことを雑誌のインタビューで語っている。良くも悪くも自分が尊敬しているギタリストの多くは、そういった仕事はしきれないという考えも示し、ポップスターのバックバンドを務める難しさを明かした。
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目次 - Contents
- Extremeの概要
- Extremeの活動経歴
- Extremeの原点
- バンド結成からデビューまで
- 1996年にヌーノ・ベッテンコートが脱退
- ゲイリー・シェローンがVan Halen加入でExtremeは解散
- 2005年に日本限定でExtreme再結成ライブを開催
- Extremeのメンバー
- 現メンバー
- ゲイリー・シェローン(Gary Cherone)
- ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)
- パット・バッジャー(Pat Badger)
- ケヴィン・フィグェリド(Kevin Figueiredo)
- 旧メンバー
- ポール・ギアリー(Paul Geary)
- マイク・マンジーニ(Mike Mangini)
- カール・レスティヴォ(Carl Restivo)
- スティーヴ・フェラッツォ(Steve Ferlazzo)
- Extremeのディスコグラフィー
- アルバム
- 『Extreme』
- 『Pornograffitti』
- 『III Sides to Every Story』
- 『Waiting for the Punchline』
- 『Saudades de Rock』
- 『Six』
- ライブ・アルバム
- 『Take Us Alive』
- 『Pornograffitti Live 25』
- コンピレーション・アルバム
- 『The Best of Extreme: An Accidental Collication of Atoms?』
- Extremeの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Decadence Dance
- Get The Funk Out
- More Than Words
- Rest In Peace
- Tragic Comic
- Kid Ego
- Hole Hearted
- Extremeの名言・発言
- ヌーノ・ベッテンコート「デモは作らない、デモは嫌なんだ。最初に曲をレコーディングしたときの魔法のような感覚・サウンドを完全には再現できないからだよ。」
- ヌーノ・ベッテンコート「僕らがやってうまくいったら、それで終わり。そうでないならもう良い、潔く諦めるんだ。」
- ヌーノ・ベッテンコート「サウンドは機材(ギター)でなく指で全てが決まる。昔、エディ・ヴァン・ヘイレンのギターを弾かせてもらったけれど、同じ音はだせなかったからな。」
- ヌーノ・ベッテンコート「ギターを始めたのなら最初は努力して練習を積まなきゃいけない。こう見えても俺だっていろいろ苦労しているんだからな。」
- ヌーノ・ベッテンコート「全てのミュージシャンは、最初にドラムの叩き方を学ぶべきだと思う。ドラムはリズムが学べる宝庫のようなものだし、グルーブなども含めてバンドでの演奏方法を学ぶことにもつながる。そうすればギターソロだけでなく曲の中でもっと多くのものが表現できるようになるからだ。」
- Extremeの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Extremeが獲得した評価は“クイーンの最大の理解者”
- カセットデモをそのまま採用して完成した「Hole Hearted」
- 嵐「ランナウェイ・トレイン」のギターはヌーノ・ベッテンコートが担当
- 松坂大輔選曲のコンピアルバムの楽曲を制作
- リアーナの全世界ツアーにヌーノ・ベッテンコートが参加