サンパギータ(Sampaguita)のネタバレ解説・考察まとめ

『サンパギータ』とは、1998年にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたプレイステーション用のアドベンチャーゲーム。
「見るドラマより、やるドラマへ」をキャッチコピーに掲げた『やるドラ』シリーズの第3作目にあたり、本作はシリーズで初めて主人公にも声が付いた作品である。
ある雨の夜、主人公は、路地裏で蹲っていた若い女性を保護するが、彼女は記憶を失っていた。
彼女の持ち物の中には、大量の現金と拳銃。不穏なものを感じつつも、主人公は行き場のない彼女と共同生活を始めることになる。

目次 - Contents

『サンパギータ』の概要

『サンパギータ』とは、1998年10月15日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された、プレイステーション用のマルチエンディング型アドベンチャーゲーム。
「見るドラマより、やるドラマへ」をキャッチコピーに掲げる『やるドラ』シリーズの第3作目にあたる。
本作は、記憶喪失の外国人女性とマフィアの抗争などが軸になった、サスペンス色の強い作品となっている。
初期『やるドラ』4部作は、「記憶喪失のヒロイン」という共通する設定と、それぞれに四季が割り当てられており、本作は「秋」にあたる。
2001年8月16日には廉価版にあたるプレイステーション・ベスト版が発売され、2005年7月28日にはワイドスクリーンや、設定画の増加でおまけのCG画集に増強を施したプレイステーション・ポータブル移植版が発売された。
初期の『やるドラ』シリーズ4作品の中で、本作のみ「PSPオンライン」では配信されていない。
劇中の全シーンがアニメーションになっており、前2作品と同様に、企画・原作・アニメーションの制作は、代表作に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』などを持つProduction I.Gが担当した。
キャラクターデザインは、『攻殻機動隊』などのヒット作を持つ士郎正宗によるものである。
シリーズ共通の特徴として、物語は「本線」と呼ばれる1本のメインストーリーから選択肢で細かに分岐していく形となっており、エンディングの数も、グッドエンディング3種、ノーマルエンディング5種、バッドエンディング20種と非常に多くなっており、回収していくことで「達成率」が上昇していく。

惨憺たる結果を迎えた合コンからの帰り道、雨の中で路地裏に蹲っていた一人の若い女性を見つけた主人公は、思わず彼女に手を差し伸べる。
どうやら東南アジア系の外国人のようだったが、名前以外の何もかもがわからず、行き場もないという女性を、とりあえず自宅で保護し、共同生活を送ることになった主人公。
だが、彼女を取り巻く不穏な環境が主人公を巻き込んでいくのに、そう時間はかからなかった。

『サンパギータ』のあらすじ・ストーリー

雨の夜の出会い

合コンに出席したものの終電を逃し、土砂降りの雨の中を歩いて帰路についていた主人公は、自宅周辺にいつもよりパトカーが多いことに気が付いた。
警官からまるで犯罪者を見るような目で見られ、ますます足取りが重くなる主人公の耳に、かすかなうめき声が聞こえてくる。
主人公はすぐそばの路地裏に、外国人らしい若い女性が隠れるように蹲っているのを見つける。
女性が足を怪我して歩けなくなっていることに気づき、気の毒に思った主人公は不穏なものを感じつつも、取り急ぎ彼女を背負い、自宅へと歩を進めるのであった。

ずぶ濡れの女性に着替えを渡し、コンビニで飲み物と絆創膏を買った主人公が帰宅すると、女性は着替えもせずにトイレに隠れていた。
女性は「マリア・サントス」と名乗り、祖国の言葉で「乾杯」は「マブハイ」だということは覚えていたようだが、祖国がどこなのかは覚えていないという。
主人公は自宅付近を走っていたパトカーとの関連性はないか、とマリアに尋ねるが、彼女はそれもわからない様子だった。
主人公は、マリアが額と足を怪我していたことから、どこかで頭を強く打ったことで記憶を失ったのだろうと結論付ける。
そこで主人公は、彼女が手にしていた小さなハンドバッグの中に手掛かりがないか見てみることを提案した。
化粧品と、幼い頃のマリアらしき子供と仲間たちの写った写真、カセットテープが出てきたが、身元が分かる所持品は見当たらなかった。
しかし、鞄の底の方から、大量の現金と、白い布に包まれた何かが出てくる。
突如現れた謎の大金に絶句しながらも、布に包まれた何かをほどいてみるよう伝える主人公。
そこから現れた、黒光りする拳銃を目にした彼らは、もはや何も言うことができなかった。

共同生活の始まり

翌日、マリアに警察に届け出ることを勧めてバイトに出た主人公は、前日に発生した「中国マフィアとヤクザの抗争」についての新聞記事を目にする。
その記事を読みながら、前日多くのパトカーに遭遇したことや、マリアの置かれている不自然な状況から、彼女とこの事件は関連性があるのではないかと考える。
バイトを終えて帰宅すると、マリアは再びトイレに隠れていた。
出ていっていないことに驚くものの、マリアが「行くところがない」と不安げに言うのを見た主人公は、彼女をしばらく自宅に匿うことにする。

2人での生活はそれなりに順調だったが、彼女の記憶が戻ることはなかった。
明るく振る舞いつつも陰のある表情を見せるマリアを気にかけて過ごす主人公。
そんな暮らしをすること数日、マリアの持っていた写真を見ていた二人は、拳銃を埋めてしまうことを決意した。
自宅近くの公園の大きな木の下に拳銃を埋め、彼は自宅での酒盛りにマリアを誘い、コンビニで酒とピザを買い込み、家路に着いた。
マリアの所持品が気になった主人公は、カセットテープを再生してみることにした。
テープにはフィリピンの古いラブソングが入っており、それを聞いていたマリアは「この歌、ボーイが好きだった」と呟く。
彼女の口から人物の名前らしき単語が出たことで、もしや記憶を取り戻したのではないか、と聞いてみる主人公だが、マリアはそれ以上のことは思い出せないようで、取り乱してしまう。
「いつまでも私のことを愛してくれる?」と尋ねるマリアに、焦ることはない、と伝えた主人公は、彼女の祖国の怪談を寝物語に、同じ布団で眠るのであった。

サンパギータ

主人公はできるだけマリアと行動を共にするようになり、2人は仲を深めていく。
その一方で、マリアの記憶は戻っておらず、事情の一切が未だに掴めないことに対し、主人公は漠然とした不安を抱いていた。
それからしばらく経った10月の終わりのある日、主人公は大学の友人である佐藤 ヒカル(さとう ひかる)の伝手で「フィリピン通」だという先輩を訪ねることになる。
その先輩こと馬場 健一郎(ばば けんいちろう)が経営している喫茶店を訪れると、彼は行きつけのフィリピン料理店を紹介してくれた。

「サリリング・アティン」の店主のランディ・サンチャゴは、お喋り好きで気さくなフィリピン人の中年男性だった。
既に馬場から連絡を受け、大方の事情を把握していた様子のランディは、主人公にマリアの名前を尋ね、照れる主人公をからかいながらも親身に力になろうとしてくれた。
店内のカウンターにはもう一人、フィリピン人の屈強な若い男が立っていたが、彼は主人公にさして興味がない様子だった。
お喋りの途中で、漂う強い花の香りに興味を引かれた主人公が尋ねると、その花はサンパギータというものだということをランディから教えられる。
マニラを走る車は大体この花で作った花輪を車内にかけていて、子供たちが路上でそれを売っているのだという。
主人公はマリアを喜ばせようと、その花輪を一つ譲ってもらって帰ることにした。
帰宅した主人公から花輪を受け取ったマリアは、記憶が呼び起こされたのか、懐かしみながら自らの出自を語り始める。
子供の頃、この花輪を道路で売っていたこと、いつもこの香りと一緒だったこと、そして常に共にいてくれた「ボーイ」という存在について。
マリアが詳しく話そうとしたその時、一人の男が乱暴な音を立てながら部屋に押し入ってきた。

主人公を乱暴に払いのけたその男は、「サリリング・アティン」のカウンターに立っていた青年だった。彼はマリアの話していた「ボーイ」だったのだ。
ボーイは、払いのけられた際に体を強く打って蹲る主人公には何も言うことなく、抵抗するマリアを強引に連れ去ってしまう。

帰ってきたマリア

ボーイと共にマリアが出て行って、一週間が経った。マリアの身を案じるあまりに主人公の生活は荒んでいく。
ふとマリアが残していった写真を手にした主人公は、彼女と共に写っている少年が、幼い日のボーイであることに気が付いた。
そして彼は、姉の夫である水島 英男(みずしま ひでお)が、アジアのどこかの国の新聞社に記者として派遣されていたことを不意に思い出す。

会うことを快く承諾してくれた水島に拳銃のこと以外の事情を説明して写真を見せると、水島は「自分はフィリピンのマニラ支局に派遣されていた」と懐かしそうに目を細めた。
この写真はマニラのトンドという地区というスラムで撮られたもので、路上で物売りをしている子供たちがたくさんいる区域だという。
この地区にいる子供たちはシンジケートで生活を保障されながら、ビジネスとして路上でサンパギータの花輪を売っている、と教わる主人公。
マリアと一緒に写っているボーイに関して、水島は「血の繋がりはないが、おそらくこのシンジケートで保護され、共に育った兄妹のようなもの」と推測していた。
水島と別れ、帰路についた主人公は、アパートの前から自分の部屋の電気が点いているのを見る。
部屋の中ではマリアが待っており、2人は抱きしめ合って再会を喜んだ。

それから束の間、2人は元のように平穏な共同生活を取り戻していた。
主人公はマリアが記憶を取り戻したことに気づきながらも何も聞けず、どこか暗い表情を浮かべた彼女を気にかける日々を送る。
ある日、コインランドリーにやって来た主人公とマリア。
そこで主人公は「帰りたいのではないか」という疑問をぶつけるが、マリアは曖昧に笑って否定するのみだった。
そこにボーイが現れてマリアを外に呼び出し、2人は何か話している様子だったが、突然激昂した様子のマリアが大声を上げる。
「自分だけ帰るなんてできない」、そう叫ぶマリアの手には、ボーイから渡されたと思しき偽造パスポートがあった。

「恩は石に刻め、恨みは水に流せ」

黙ってボーイの背を見送り、家に帰ってきた主人公とマリア。
主人公と同じ布団で横たわるマリアは、出自についての話を少しずつ口にし始めた。
ボーイと共に生きてきたマリアは、シンジケートを経由して彼と共に香港へ渡った。
英語が話せたボーイは、幼いマリアには仕事をさせないという条件で、香港の組織の仕事を請け負っていた。
しかしマリアがある程度成長すると、組織はボーイとの約束を反故にし、彼女にも仕事をさせようとし始める。
マリアを逃がすために抵抗するボーイに対し、組織は条件として共に日本に向かうことを命じたのだという。
そして日本のヤクザとチャイニーズ・マフィアとの抗争に巻き込まれ、ショックで記憶を失ってしまったのだ。

それからボーイは一度も姿を見せることなく、季節は12月に入ろうとしていた。
ある日、大学を出て帰路についていた主人公は、大通りを歩くボーイと、その数メートル後ろを歩く数人の男たちを目に留める。
明らかにボーイを尾行している様子の男たちを訝しく思っていると、そのうちの1人が懐から拳銃を取り出した。
ボーイに危害を加えようとしていることを瞬時に判断した主人公は、あらん限りの声でボーイの名前を叫ぶ。
銃を持っていた人物がその声で驚いたことから、ボーイは脇腹を撃たれはしたものの逃げることができたようだった。
それを確認した主人公は激しく動揺しながらも、自らを追ってきた男たちを撒いて逃げ帰る。

アパートに辿り着くと、そこで撃たれたケガの手当をしていたらしいボーイがいた。
ボーイは力なく立ち上がって主人公に歩み寄り、「恩は石に刻め、恨みは水に流せ、そう言われて育ってきた」と語り掛ける。
マリアが懸命に引き止めるものの、ボーイは主人公に「ありがとう、兄弟」と告げ、フラフラと部屋を出ていった。

抗争の勃発

ある日、バイトの送別会で遅くなった主人公が帰宅すると、部屋には数人のヤクザが待ち構えていた。
主人公は、あの日ボーイを狙った男たちが自分に対して報復に訪れ、マリアにひどく暴力を振るっていたことに気づく。
男たちは主人公にも暴行を加えると、マリアをそのまま誘拐してしまった。
主人公はマリアを救出するために、迷わず拳銃を埋めた木の下へ向かう。
固い土を掘り返し、ようやく姿を現した拳銃を震える手で掴んでいた主人公の肩を、誰かがそっと叩いた。

主人公の肩を叩いたのはボーイだった。
彼は武装したチャイニーズ・マフィアたちと共に、マリアの奪還に向かうのだという。
ヤクザの拠点前でボーイは主人公の手から拳銃を奪い、この場で待つように伝えると仲間たちと共に去っていく。
とうとう「自分も行く」という一言が出なかった主人公は、ただ彼らの背中を眺めていることしかできなかった。
やがて聞こえてきた激しい銃撃戦を想像させる音に動くこともできずにいると、そこに逃げてきたマリアが駆け寄ってくる。
2人が抱きしめ合い、無事を喜びあっていたその時、駆け付けたパトカーのサイレンが辺り一帯に響き渡った。

マリアと主人公は、あの後すぐに警察に保護された。
彼女が残していった私物は全て証拠として押収されてしまったため、主人公は広くなった部屋に座り込む。
そして、警察には渡さず隠し持っていた一枚の写真をポケットから取り出した。
そこには、幼い頃のマリアとボーイがゴミ山を背に写っている。
しかし写真を手元に残したからといって、できることも見当たらない主人公は、ただ日々を過ごすしかなかった。
後日会った水島は、仕入れた事件の顛末を主人公に聞かせてくれた。
やはりボーイと共にいたのはチャイニーズ・マフィアで、日本のヤクザとは麻薬の売買や利権などを巡って対立し、抗争に発展したのだという。
ボーイはその抗争で命を落とし、マリアは抗争には直接関わりがないとされたが、フィリピンに強制送還されていた。
水島と別れ、主人公が部屋に帰ると、自宅の固定電話に留守録を知らせるランプが点灯している。
電話は、マリアからの折り返しの連絡を求める旅行会社からのものだった。

「バハラ・ナ」

水島の元にある日、一通のエアメールが届いた。
手紙の差出人は主人公だった。彼はマリアが自分の名前で押さえていた航空券を自分の名前に変更し、単身マニラへ飛んでいたのである。

手紙は、マニラに着いてすぐ「車で市街地まで送る」というフィリピン人に騙され、パスポートや現金など、全てをだまし取られてしまったエピソードから始まっていた。
現地の浮浪者風の男たちが声をかけてくれるが、事情を説明しようにも、拙い英語と身振り手振りでは通じない。
八方塞がりになった主人公は思わず、かつてマリアが教えてくれた「バハラ・ナ(何とかなるさ)」という言葉を呟く。
すると、その言葉を聞いた男たちは大笑いし、主人公のために周囲の人々に声をかけ、カンパを募ってくれたのだという。
彼らのおかげで何とか目当てのトンド地区へたどり着くことができた主人公は、そこでも現地住民たちの親切に触れることになった。
主人公の事情を知った住民たちは周辺の人に声をかけ、方々へ連絡し、気づけば主人公の周りには100人近い数の人々が集まっている。
彼らは皆、何とか主人公の尋ね人を見つけようと心を尽くして協力してくれたのだ。
主人公は、彼らのおかげで無事にマリアと再会することができたのだという。
そうした彼らとの交流を経て、多くの優しさに触れた主人公からの手紙は、そのまましばらくマニラで過ごそうと思う、と締めくくられていた。

封筒の中には、主人公が現地の人々とともに撮った一枚の写真が同封されていた。
主人公の隣には、幸せそうに輝く笑顔を浮かべたマリアが写っている。

『サンパギータ』のゲームシステム

基本情報

プレイ画面。選んだ選択肢によって辿る分岐が変わっていく。

『サンパギータ』は全編フルアニメーションで物語が展開する、マルチエンディングのアドベンチャーゲーム。
フローチャート型のアドベンチャーで、選んだ選択肢に沿って、展開が細かに分岐しながら進行していくのはシリーズ共通のシステムとなっている。
物語の展開の都合上、主人公や登場キャラクターの生死に関わる重要な選択肢も多く、序盤で登場する、一見何気ない日常の行動を決めるような選択肢がエンディング分岐に重大な要素を持つこともある。
プレイ周数を重ねることによって出現する選択肢もあり、それによって見られる展開が増えるため、一周目では見られなかったエンディングにもたどり着けるようになる。
分岐を辿って見ていったシーンやエンディングは、セーブデータに「達成率」として表示される。
シリーズ共通の特徴として、一度辿った分岐は「リプレイ機能」で通常のアニメーションのように再生して楽しむことができる。

達成率

全シナリオから見た既読率を表す数字。様々な分岐を辿り、シナリオを収集していくことで増加する。
セーブデータ上にパーセンテージで表示され、特定の数字を達成するとエンディングを迎えた際にキャラクターからのお礼メッセージが流れる。
さらに、特定の数字を達成することで新しい選択肢が解放され、そこまでの段階では見られなかった新たな場面を見ることができる。
80%に到達すると、タイトル画面に「おまけ」が表示され、キャラクターの設定画集を見ることができる。

ヒントマーク

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