バックパック・バトル(Backpack Battles)のネタバレ解説・考察まとめ

『バックパック・バトル』とは、PlayWithFurciferが開発を務め、PlayWithFurcifer、IndieArkが販売を務めるローグライクゲームだ。2024年3月に発売され、Steam上でのみプレイが可能となっている。プレイヤーは4つの「クラス」から一つ選択肢し、「バックパック」にアイテムを詰めて、世界中のプレイヤーと戦う。プレイヤーはアイテムが溢れないようにバックパックを整理しつつ、デッキを強化する。本作はそのバックパックの整理が最大の魅力と言える。

『バックパック・バトル』の概要

『バックパック・バトル(Backpack Battles)』とは、PlayWithFurciferが開発を務め、PlayWithFurciferとIndieArkが販売を務めるローグライクゲームだ。2024年3月18日、Steamにて早期アクセス版がリリースされ、以降アップデートを重ねている状態だ。Steamでは多数のレビューが寄せられ、その上で非常に高い評価を得ていることから、本作の面白さが分かる。
本作は「ローグライク」というゲームジャンルである。ローグライクとは、プレイする度に内容が変わるゲームのことを指す。ただ全てが変わるわけではなく、出現するアイテムはある程度絞られている。
プレイヤーはまずクラスを選択する。その後、そのクラスの中から初期装備を選択し、まずはショップで装備を買い足す。準備が整えば、オートバトルで世界中のプレイヤーと戦う。
原則、プレイヤーはこのショップと戦闘を交互に行き来することになる。戦闘からヒントを得て、アイテムを組み合わせたりすることで、バックパックという名のデッキを強化していき、より多くの勝利を得ることがこのゲームの目標となっている。

『バックパック・バトル』のあらすじ・ストーリー

本作には小説や映画のような物語は存在しないが、目標のようなものは存在している。

各々のプレイスタイル

プレイヤーはアイテムを購入し、バックパックを整理し、世界中に居るプレイヤーとひたすら戦い続ける。ライフが削れる前に15勝することが唯一の目標とも言える。そのために、勝つためにプレイヤーはアイテムの詰め方、アイテム同士のシナジーを学ぶ。本作はオートバトルなので、戦闘前のバックパック整理が全てだ。『バックパック・バトル』にはランクモードが搭載されており、より強いプレイヤーと集中的に戦うこともできる。
更に言えば、本作は15勝を目指すことが目標とも言い切れない。プレイヤーによっては、プレイ中に気に入ったアイテムで同じく15勝を目指したりもする。いわゆる縛りプレイで戦うなど、遊びの幅は広い。純粋に何かを整理するのが好きであれば、勝利にこだわる必要もない。本作は人の数だけ目標とプレイスタイルが存在する。それが一種のストーリーという考え方もできる。

『バックパック・バトル』のゲームシステム

ショップ

ランクモードまたはカジュアルモードをメニュー画面から選択して、まずプレイヤーは「ショップ」画面に遷移する。ショップでは右にあるアイテムをバックパックか中央部の「保管ボックス」にドラッグすることでアイテムを購入することができる。購入にはゴールドが必要となり、ゴールドが足りなければ購入することはできないが、手持ちのアイテムを売ることでほしいアイテムを購入できることもある。「もっと見る」をクリックすると売り出されるアイテムを全て変更することができる。変更させたくないアイテムがある場合は、アイテムにカーソルを合わせ、右クリックすることで「取り置き」が可能。
また、ゴールドは戦闘終了後自動で手に入る。
アイテムにそれぞれ決まったマス(大きさ)がある。アイテムを戦闘に使うためにはそのマスをバックパックに詰めなきゃいけないが、細長かったり、湾曲していたり、斜めだったりで、上手くいかないときがある。そういったときは、右クリックで回転させるとバックパックに詰めやすくなる。また、どうやっても入れられないアイテムは、保管ボックスにドラッグすることで保管しておける。
左下ではそれぞれ、クラス、所持ゴールド、体力、スタミナ、スタミナ消費量、ラウンド、勝利回数、トライ回数が確認できる。
「クラス」は自身が選択したクラスがそのまま表示される。ただし、途中で出てくる「サブクラス」で表示が変わることがある。所持「ゴールド」はそのまま、自身が保有するゴールドの量だ。「体力」は敵との戦闘時に用いられる数値だ。これがゼロになるとプレイヤーは敗北することになる。「スタミナ」は敵との戦闘時に消費する数値の最大値だ。スタミナは攻撃系アイテムの使用時に消費し、不足していると攻撃が出ない。「スタミナ消費量」はその名の通り、スタミナを消費する量で、これはラウンド毎に異なる。「ラウンド」は、敵との戦闘の各回を表すものだ。戦闘を経るごとに数値が1増えるようになっている。「勝利回数」はその名の通り、勝利した回数のことだ。「トライ回数」は、いわゆる残機のことだ。戦闘で負けるごとに1減っていき、ゼロになるとゲーム終了となり、プレイヤーはまた初期装備からバックパックを整理することになる。
アイテムを購入し、バックパックを整理したら、中央上部の「Backpack Battles スタート」を押すことで戦闘に入ることができる。アイテムを購入せずそのまま戦闘に突入できるが、基本的にはゴールドを使い果たしてからの方が敵に勝利しやすい。

戦闘

戦闘に入ると、画面のように自身のバックパックと相手のバックパックが同時に表示される。戦闘はオートで進み、プレイヤーが介入できることはない。つまり、ひたすら眺めるだけということになる。ただし、戦闘中の様子から分析することで、自分のデッキの何が駄目だったかなど知ることができる。勝てない場合は活用すると勝ちやすくなる。
プレイヤー名の下にはそれぞれ、体力、スタミナ、バフ、デバフが表示されている。体力は両プレイヤーの生命線ともいえる数値で、ゼロになると否応なしに敗北が決定する。スタミナは攻撃系のアイテムが使用されるときに消費する数値だ。スタミナが足りないと攻撃系のアイテムは使用されない。バフは味方に対する有利な効果のことを言う。数秒間隔で自身の体力を回復する「リジェネ」などが挙げられる。デバフはその逆で、味方に対する不利な効果のことを言う。相手の攻撃の命中率を下げる「目くらまし」などが挙げられる。これらの表示は敗因を分析する上で非常に重宝されるものとなっている。
勝敗が決まると、プレイヤーはショップ画面に遷移する。そこでまたアイテムを購入し、バックパックを整理して、敵と戦う。本作はこれを繰り返してライフがゼロになるまで、より多くの勝利を得ることが目標となっている。

合成

『バックパック・バトル』では、アイテムの合成ができる。合成するには対応するアイテムとアイテムを隣接させた状態で、戦闘に入る必要があり、戦闘が終了すると合成が完了する。合成させたくない場合はアイテムにカーソルを合わせ右クリックをする。
合成でしか手に入らないアイテムが数多くあり、また強力なアイテムも多いため、積極的に活用すると戦闘を有利に進めやすい。

セール

ショップでは「セール」が開催されることがある。セールとなったアイテムは値段が半分(端数は切り上げ)となる。
セールに出されたアイテムは物を売る時と同じ値段となり、決して損することはないので、基本的にセールに出されたアイテムは購入すると良い。

『バックパック・バトル』の登場人物・キャラクター

本作のキャラクターもとい「クラス」にはクラス毎に2つの違いがある。1つは、それぞれで出現するアイテムが異なること。もう1つは、初期状態で保有するバックパックとその中身が異なっていることだ。共通で出るアイテムもあるが、この2つの違いによってそれぞれのクラスのデッキは全く違うものとなる。
また、初期装備は各クラスごと3つ存在。うち1つどのクラスも共通であり、ランダムでバックパックとアイテムを決めるというものとなっている。

レンジャー

レンジャーは弓を持ち、緑色のシルエットが特徴の女の子。
レンジャーは主にクリティカル、運を扱う。クリティカルは相手を攻撃する際に出るもので、発動すると攻撃が2倍になるという強力な効果を有している。運は命中率を上げる有利効果だ。本作には命中率と言うパラメータが存在し、これが低いと攻撃が不発となり相手に全くダメージが入らないという現象が起こる。そんな中で運を扱えるレンジャーは非常に扱いやすいと言える。
初期装備には、クリティカル率を上げるバックパックや、体力回復量を上げるバックパックなどがある。

パイロマンサー

7qrush12345
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