ゼイチョー!(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼイチョー! ~納税課第三収納係~』とは2016年から2017年まで慎結が『BE・LOVE』(講談社)で連載した漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。東京都にある架空の市役所、幸野(みゆきの)市役所を舞台に、新人市役所職員である百目鬼華子が、納税課に配属され、徴税吏員として市民と関わっていく中で、税金を払うことができない市民のそれぞれの事情や思いを知り、葛藤しながらも理想の徴税吏員を目指し、成長していく姿を描く。

離婚しシングルマザーになったことを理由に、自身の滞納について処分の停止を求めようとしてきたが、夫とは偽装離婚であった。しかし、二人目の子どもが生まれた際、一人目の子どもが育休退園させられ、二人そろって預けられる保育園も見つからず、その際の勤務先もやめることになってしまい、悔しい思いをしていた。

小田倉翔馬(おだくら しょうま/演:柿澤勇人)

元サッカー日本代表。高い得点力とビッグマウスで世間をにぎわせていたが、2年前のケガをきっかけに2部リーグの『みゆきのエクイータ』に移籍し、年棒が激減したことで納税が困難になっていた。

小田倉涼花(おだくら すずか/演:小林涼子)

小田倉の妻。夫に滞納があることを話せていなかった。

犬飼雅也(いぬかい まさや/演:味方良介)

スポーツライターでかつては小田倉と同じチームでプレーしていたが、プロにはなれなかった。今シーズン限りで小田倉がチームを解雇されるかもしれないと饗庭たちに話す。

生嶋妙子(いくしま たえこ/演:大島さと子)

『いくしま農園』を経営している。2年前に夫を亡くしてから、一人で農園を切り盛りしてきた。

グエン・ヴァン・ナム(演:葵揚)

加茂原が、行きつけの銭湯で仲良くなったベトナム人。農業の特定技能ビザで滞在しており、『いくしま農園』に勤めている。国民健康保険のほか、住民税を滞納している。

フア・ティ・マイ(演:フォン・L)

饗庭と華子が偶然出会ったスーパーのレジで働くベトナム人店員。

チュン・ティ・ミン(演:ジョージアナ)

市役所の窓口に相談に来たベトナム人女性。住民税が未納のままになっているが、給料から天引きされているはずだと話す。

作田明紀(演:平原テツ)

外国人労働者を施設等に派遣している人材派遣会社の社長。外国人労働者の給与から天引きした税金を市には納めず、子会社に送金していた。

熊川良太郎(くまかわ りょうたろう/演:山田明郷)

会社を経営していたが倒産してしまい、現在は故人。生前に家宅捜索を受けて様々なものを差し押さえられ、公売にかけられることになる。

熊川弘三(くまかわ ひろみ/演:吉村界人)

良太郎の三男でフリーカメラマン。良太郎により後継者に指名されたことで、兄二人との折り合いが悪くなっていた。

熊川一哉(くまかわ かずや/演:田中幸太朗)

良太郎の長男で、会社経営者。良太郎から差し押さえた品の中で、ゆで卵器を高額で競り落とそうとする。

熊川英二(くまかわ えいじ/ 演:古屋呂敏)

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