DEVILOOF(デビルーフ)の徹底解説まとめ
DEVILOOFとは、2015年に結成された、日本のメタルバンドである。桂佑、 Ray、太輝、幹太の4人で構成され、2023年に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性を取り入れた楽曲と、ヴィジュアル系メイクが特徴。
国内外から注目を集めており、3rdアルバム『DYSTOPIA』は、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得している。
「DAMNED」のインタビューにて。メンバーでありバンドのファンでもある太輝にとって、メジャーデビューという言葉からかけ離れているように感じる音楽性と、バンドのメジャーデビュー、その2つが合わさるとどうなるのかが、楽しみであったのだろう。
桂佑「本来ロックってもっと反骨精神むき出しの音楽なんじゃねぇか?」
インタビューで「Song For The Weak.」の制作きっかけについて問われた時の発言。ロックとは何か、どういったものなのか改めて考えさせられる発言となっている。
愛朔「自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやればいいよ」
加入当初の、ヴィジュアル系のノウハウがわからない幹太にかけた言葉。
バンドを脱退した愛朔へのコメントでも、「俺の中でこれだけは正解だということがある。『自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやれば』きっと後悔はしない」と語っており、幹太を支えてきた言葉であることがうかがえる。
DEVILOOFの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
DEVILOOFの名前の由来は慣用句
DEVILOOFというバンド名の由来は、「Devil’s proof(悪魔の証明)」という、「神の子であるならば飛び降りても死なないはずだ」と聖書の中で、悪魔がキリストに対して言ったことに由来する慣用句からきている。
メンバーとしては、「常人では理解できないもの」といった意味合いを表している。
バンドのロゴは江川敏弘がデザイン
現在使用されているバンドのロゴは、「BABYMETAL」を始め、日本国内外のメタルバンドのCDカバーアートや、Tシャツデザイン、ロゴなどを手がけている江川敏弘がデザインしたものである。
『流転』に取り入れられている要素は「演歌」
「和」を取り入れたアルバム『鬼』に収録されている楽曲『流転』は、演歌を取り入れた楽曲となっている。
桂佑曰く、「僕なりの演歌」であり、桂佑からこの提案を聞かされたメンバーは「みんな顔が引きつっていた」という。
『鬼』の構想についての不安要素
「和」のコンセプトを取り入れたアルバム『鬼』では、「日本人にしかできないことをしたい」「他のバンドにはないので面白い」といったことから、和の要素を取り込むという構想が提案された。
しかし、その構想が持ち上がった際に、当時新メンバーであった愛朔と幹太は、「新メンバーとして新体制で活動していく一発目に、こんな挑戦的なことをやると、『DEVILOOFはどうなってしまうのか?』とファンを不安にさせてしまうのでは」といった気持ちがあり、当初は構想に不安を感じていた。
桂佑の作る曲はメンバーにとって新鮮
ギターを担当しているRay曰く、「ギタリスト目線でいうと、桂佑の作る曲はセオリーから外れているような、ギタリストの考えでは出てこないアイデアで、新鮮なものがたくさん入っていたり、テンポチェンジが上手い。それをもともとギタリストである桂佑が作っているのが面白い」と語っていた。
「Song For The Weak.」はロックンロール本来の意味が軸
「Song For The Weak.」は、桂佑が「最近の日本のロックと呼ばれとる音楽ってどれも芸術性がすごく高く、素晴らしい音楽がたくさん世の中に溢れてるとは感じるが、精神的な部分ではロックしてるバンドって意外といないんじゃないか? 」とある時ふと思ったことがきっかけで制作され、「熱くてロック本来の原点に立ち返ったような音楽をDEVILOOFでやりたい」 という気持ちが、「Song For The Weak.」に強く反映された。
目次 - Contents
- DEVILOOFの概要
- DEVILOOFの活動経歴
- 結成から一時活動休止まで
- 再始動からメジャーデビューまで
- DEVILOOFのメンバー
- 現メンバー
- 桂佑(けいすけ)
- Ray(れい)
- 太輝(だいき)
- 幹太(かんた)
- 旧メンバー
- 竜弥 (りゅうや)
- 晟也(せいや)
- ひろと
- 愛朔(あいさく)
- DEVILOOFのディスコグラフィー
- シングル
- 『Ruin』
- 『Ishtar』
- 『「開花」』
- 『Devil’s Calling / Angel’s Cry』
- 『Newspeak』
- 『Everything is all lies』
- ミニアルバム
- 『PURGE』
- 『DAMNED』
- 『Song For The Weak.』
- アルバム
- 『Devil’s Proof』
- 『鬼』
- 『DYSTOPIA』
- DEVILOOFの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『拷訊惨獄』
- 『Dusky-Vision』
- 『Ruin』
- 『ESCAPE』
- 『Damn』
- DEVILOOFの名言・発言
- 桂佑「俺は続けとったら邪道でもほんまになると思うし、今日ここに立ってみて俺らは間違ってなかったって思いました」
- 太輝「DEVILOOFがどこまで行けるのか?そこに賭けてみたかった」
- 桂佑「本来ロックってもっと反骨精神むき出しの音楽なんじゃねぇか?」
- 愛朔「自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやればいいよ」
- DEVILOOFの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- DEVILOOFの名前の由来は慣用句
- バンドのロゴは江川敏弘がデザイン
- 『流転』に取り入れられている要素は「演歌」
- 『鬼』の構想についての不安要素
- 桂佑の作る曲はメンバーにとって新鮮
- 「Song For The Weak.」はロックンロール本来の意味が軸