DEVILOOF(デビルーフ)の徹底解説まとめ
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DEVILOOFとは、2015年に結成された、日本のメタルバンドである。桂佑、 Ray、太輝、幹太の4人で構成され、2023年に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性を取り入れた楽曲と、ヴィジュアル系メイクが特徴。
国内外から注目を集めており、3rdアルバム『DYSTOPIA』は、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得している。
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2020年7月22日発売。
1. Angel’s Cry
2. Devil’s Calling
両A面シングル。
この作品は、メンバーの尊敬するミュージシャンから一つのdemoを受け取り、そのdemoを元に桂佑が「Devil’s Calling」を、太輝が「Angel’s Cry」をそれぞれ続きを作るという形で作曲したものである。「Angel’s Cry」はバンド初のメロディックスピードメタルとなっており、全編に渡りRayがボーカルを担当している。
『Newspeak』
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2021年4月23日発売。
1. Newspeak
2. Mob Rule
5枚目のシングル。
序盤から「オーホワ」と呼ばれる桂佑の特技が組み込まれ、様々な技術が光る楽曲となっている。
日本らしい和のコンセプトを取り入れた楽曲ということもあり、海外からの支持が集まった。
『Everything is all lies』
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2023年10月20日発売。
1. Everything is all lies
6枚目のシングル。
世の中に蔓延る信憑性の無い自己啓発本や情報を鬱陶しく感じた桂佑が、「流されずに自分の頭で考えて行動しろ」と強く思い制作に至った。
ジャケットデザインは人気カードゲーム「デュエル・マスターズ」で知られるイラストレーター脳痛男/Nottsuo(のっつお)を起用。ジャケットに描かれているクリーチャーはクトゥルフ神話に登場する、言葉巧みに人間を操り、破壊と混沌に導く邪神「ニャルラトホテプ」がモチーフとなっている。
ミニアルバム
『PURGE』
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2016年8月31日発売。
1.The Gate Of PURGE
2.A.M.D
3.Doll Play
4.Ishtar
5.syphilischancroidchlamydiaclervicitisprotozoaaids
6.Ruin (PURGE Ver)
オリコンインディーズチャート12位を記録した。
太輝曰く、ジャケットの死体のイラストは「自身の嫌いな奴らや今まで自分を馬鹿にしてきた奴ら」との事。
曲作りに関しては、桂佑曰く「デスコアというジャンルに敬意を持って、枠からはみ出しすぎない斬新さを狙って作り込んだ」との事で、今回のアルバムでは近いようでなかなかない組み合わせ、スラムデスやブルデス、デスメタルなどを混ぜた感じになっている。
『DAMNED』
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2023年4月19日発売。
1. Damn
2. The Blackened Sun
3. Afterlife
4. Terpshischore
5. False Self
2ndミニアルバム。
Motionless in White、Chelsea Grin、CrystalLakeといった著名なメタルバンドを手がける世界的サウンドエンジニアのJEFF DUNNEを迎えた楽曲制作や、BABYMETAL、SiM、Crossfaithらのイラストデザインで知られる江川敏弘をジャケットアートワークに起用した。「Damn」は、激しい転調を繰り返す楽曲の目まぐるしさ、慌ただしさが、どうにもうまくいない世の中にも「Damn!」と叫びたくなる曲になっている。
『Song For The Weak.』
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2024年4月8日発売。
1. Song For The Weak.
2. Everything is all lies
3. Living Hell
4. Execution
5. Labyrinth
3rdミニアルバム。
「Song For The Weak.」は、ロックはあくまでもカウンターカルチャーであり、社会への怒りや不満をぶちまけるもの。様々なことで辛い思いをしてる人たちに対して「負けるな」と音楽で伝えたい、という気持ちから生まれた楽曲。
アルバム
『Devil’s Proof』
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2017年11月15日発売。
1. Devil’s Proof
2. ESCAPE
3. Natural Born Killer
4. Return Of The Curse
5. DESTINATION
6. LOVER
7. InCipit
8. EGOIST
9. M.F.JAP
10. 怠惰の罪
11. HERO=MURDERER
初のアルバム。
バンド初のクリーンボイスが取り入れられている楽曲が収録されている。また、「ESCAPE」や、桂佑のラップが映える「M.F.JAP」は、HATEBREEDやSANDなどハードコアの要素が強く出ている楽曲となっている。
『鬼』
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目次 - Contents
- DEVILOOFの概要
- DEVILOOFの活動経歴
- 結成から一時活動休止まで
- 再始動からメジャーデビューまで
- DEVILOOFのメンバー
- 現メンバー
- 桂佑(けいすけ)
- Ray(れい)
- 太輝(だいき)
- 幹太(かんた)
- 旧メンバー
- 竜弥 (りゅうや)
- 晟也(せいや)
- ひろと
- 愛朔(あいさく)
- DEVILOOFのディスコグラフィー
- シングル
- 『Ruin』
- 『Ishtar』
- 『「開花」』
- 『Devil’s Calling / Angel’s Cry』
- 『Newspeak』
- 『Everything is all lies』
- ミニアルバム
- 『PURGE』
- 『DAMNED』
- 『Song For The Weak.』
- アルバム
- 『Devil’s Proof』
- 『鬼』
- 『DYSTOPIA』
- DEVILOOFの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『拷訊惨獄』
- 『Dusky-Vision』
- 『Ruin』
- 『ESCAPE』
- 『Damn』
- DEVILOOFの名言・発言
- 桂佑「俺は続けとったら邪道でもほんまになると思うし、今日ここに立ってみて俺らは間違ってなかったって思いました」
- 太輝「DEVILOOFがどこまで行けるのか?そこに賭けてみたかった」
- 桂佑「本来ロックってもっと反骨精神むき出しの音楽なんじゃねぇか?」
- 愛朔「自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやればいいよ」
- DEVILOOFの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- DEVILOOFの名前の由来は慣用句
- バンドのロゴは江川敏弘がデザイン
- 「流転」に取り入れられている要素は「演歌」
- 『鬼』の構想についての不安要素
- 桂佑の作る曲はメンバーにとって新鮮
- 「Song For The Weak.」はロックンロール本来の意味が軸