DEVILOOF(デビルーフ)の徹底解説まとめ

『DEVILOOF』とは、2015年に結成された、日本のメタルバンドである。桂佑、 Ray、太輝、幹太の4人で構成され、2023年に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性を取り入れた楽曲と、ヴィジュアル系メイクが特徴。
国内外から注目を集めており、3rdアルバム『DYSTOPIA』は、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得している。

2021年12月8日発売。

1. DYSTOPIA
2. Orwellian Society
3. Libido
4. Rebellion
5. Immolation
6. Newspeak
7. Underdog
8. Peer Pressure
9. Disclosed Pandora’s Box

3rdアルバム。
iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得した。
1stアルバムではクリーンボイス、2ndアルバムでは和風を取り入れてきたが、本作では本来の強みであるデスコアサウンドに特化し、重厚かつ禍々しい雰囲気になっている。
また、その音楽性を保ったまま10分という長尺に挑んだ楽曲『Disclosed Pandora’s Box』は圧巻である。

『DEVILOOF』の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

『拷訊惨獄』

雅な音色からの極悪ブレイクダウンなど、『DEVILOOF』の暴虐性と「和」の暗さ、重さを存分に味わうことができる楽曲となっている。

『DEVILOOF』の代表曲と言えば、この曲である。雅な音色からの極悪なブレイクダウンなど、『DEVILOOF』の暴虐性と「和」の暗さ、重さを存分に味わうことができる楽曲となっている。

『Dusky-Vision』

桂佑とRayのツインボーカル楽曲。
曲調、桂佑の低音デスボイスとRayのハイトーンボイスの組み合わせが、歌詞と相まって、やるせなさや憂いさの中にある救いを求めたい気持ちを感じる曲となっている。

『Ruin』

『DEVILOOF』のデビュー曲。そのヴィジュアル系な見た目とは裏腹に、デスコアな楽曲であることから、国内外からの反響が大きかった。

『ESCAPE』

『DEVILOOF』初のクリーンボイスを使用した楽曲。
キャッチーなサビが特徴的で、「わかる人にだけわかればいい」という考えから、幅広い層に聞かれることに意識を向けて制作された。

『Damn』

激しい転調が織りなす目まぐるしさが特徴的な曲。
MVと歌詞は、桂佑がクリストファー・ノーラン監督の映画『メメント』からインスピレーションを受けたものであり、楽曲の目まぐるしさ、慌ただしさが、映画の主人公の気持ちや、ストレス社会に生きる我々とリンクする楽曲となっている。

『DEVILOOF』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード

バンドに関する裏話

『DEVILOOF』の名前の由来は慣用句

『DEVILOOF』というバンド名の由来は、「Devil’s proof(悪魔の証明)」という、「神の子であるならば飛び降りても死なないはずだ」と聖書の中で、悪魔がキリストに対して言ったことに由来する慣用句からきている。
メンバーとしては、「常人では理解できないもの」といった意味合いを表している。

バンドのロゴは江川敏弘がデザイン

現在使用されているバンドのロゴは、『BABYMETAL』を始め、日本国内外のメタルバンドのCDカバーアートや、Tシャツデザイン、ロゴなどを手がけている江川敏弘がデザインしたものである。

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