DEVILOOF(デビルーフ)の徹底解説まとめ
DEVILOOFとは、2015年に結成された、日本のメタルバンドである。桂佑、 Ray、太輝、幹太の4人で構成され、2023年に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性を取り入れた楽曲と、ヴィジュアル系メイクが特徴。
国内外から注目を集めており、3rdアルバム『DYSTOPIA』は、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得している。
2019年6月19日発売。
1. 拷訊惨獄
2. 「開花」~鬼の巻~
3. 孤独死~鬼の巻~
4. -妖-
5. アイシテクダサイ
6. Dusky-Vision
7. Murderous impulse
8. -惑-
9. 蜘蛛の糸
10. Creepy
11. 流転
2ndアルバム。
「和」の要素を取り入れたアルバム。「拷訊惨獄」「流転」などの和の要素が醸し出す暗さ、重さが前面に押し出された作品となっている。ミックス、マスタリングはЯyo Trackmakerが担当している。また、シングル「開花」の2曲に加えて、「アイシテクダサイ」も和風にアレンジされて収録されている。「拷訊惨獄」は、バンドの代表的な曲の1つとなっている。
『DYSTOPIA』
2021年12月8日発売。
1. DYSTOPIA
2. Orwellian Society
3. Libido
4. Rebellion
5. Immolation
6. Newspeak
7. Underdog
8. Peer Pressure
9. Disclosed Pandora’s Box
3rdアルバム。
iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得した。
1stアルバムではクリーンボイス、2ndアルバムでは和風を取り入れてきたが、本作では本来の強みであるデスコアサウンドに特化し、重厚かつ禍々しい雰囲気になっている。
また、その音楽性を保ったまま10分という長尺に挑んだ楽曲「Disclosed Pandora’s Box」は圧巻である。
DEVILOOFの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
『拷訊惨獄』
DEVILOOFの代表曲と言えば、この曲である。雅な音色からの極悪なブレイクダウンなど、DEVILOOFの暴虐性と「和」の暗さ、重さを存分に味わうことができる楽曲となっている。
『Dusky-Vision』
桂佑とRayのツインボーカル楽曲。
曲調、桂佑の低音デスボイスとRayのハイトーンボイスの組み合わせが、歌詞と相まって、やるせなさや憂いさの中にある救いを求めたい気持ちを感じる曲となっている。
『Ruin』
DEVILOOFのデビュー曲。そのヴィジュアル系な見た目とは裏腹に、デスコアな楽曲であることから、国内外からの反響が大きかった。
『ESCAPE』
DEVILOOF初のクリーンボイスを使用した楽曲。
キャッチーなサビが特徴的で、「わかる人にだけわかればいい」という考えから、幅広い層に聞かれることに意識を向けて制作された。
『Damn』
激しい転調が織りなす目まぐるしさが特徴的な曲。
MVと歌詞は、桂佑がクリストファー・ノーラン監督の映画『メメント』からインスピレーションを受けたものであり、楽曲の目まぐるしさ、慌ただしさが、映画の主人公の気持ちや、ストレス社会に生きる我々とリンクする楽曲となっている。
DEVILOOFの名言・発言
桂佑「俺は続けとったら邪道でもほんまになると思うし、今日ここに立ってみて俺らは間違ってなかったって思いました」
メジャーデビュー後初のワンマンライブで、これまでの活動を振り返った時の発言。
DEVILOOFはヴィジュアル系なのかメタル系なのか、どっちともつかない微妙さにより邪道の烙印を押されることもあった彼らにとって、この発言はバンドの成功を確信したものであろう。
太輝「DEVILOOFがどこまで行けるのか?そこに賭けてみたかった」
目次 - Contents
- DEVILOOFの概要
- DEVILOOFの活動経歴
- 結成から一時活動休止まで
- 再始動からメジャーデビューまで
- DEVILOOFのメンバー
- 現メンバー
- 桂佑(けいすけ)
- Ray(れい)
- 太輝(だいき)
- 幹太(かんた)
- 旧メンバー
- 竜弥 (りゅうや)
- 晟也(せいや)
- ひろと
- 愛朔(あいさく)
- DEVILOOFのディスコグラフィー
- シングル
- 『Ruin』
- 『Ishtar』
- 『「開花」』
- 『Devil’s Calling / Angel’s Cry』
- 『Newspeak』
- 『Everything is all lies』
- ミニアルバム
- 『PURGE』
- 『DAMNED』
- 『Song For The Weak.』
- アルバム
- 『Devil’s Proof』
- 『鬼』
- 『DYSTOPIA』
- DEVILOOFの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『拷訊惨獄』
- 『Dusky-Vision』
- 『Ruin』
- 『ESCAPE』
- 『Damn』
- DEVILOOFの名言・発言
- 桂佑「俺は続けとったら邪道でもほんまになると思うし、今日ここに立ってみて俺らは間違ってなかったって思いました」
- 太輝「DEVILOOFがどこまで行けるのか?そこに賭けてみたかった」
- 桂佑「本来ロックってもっと反骨精神むき出しの音楽なんじゃねぇか?」
- 愛朔「自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやればいいよ」
- DEVILOOFの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- DEVILOOFの名前の由来は慣用句
- バンドのロゴは江川敏弘がデザイン
- 『流転』に取り入れられている要素は「演歌」
- 『鬼』の構想についての不安要素
- 桂佑の作る曲はメンバーにとって新鮮
- 「Song For The Weak.」はロックンロール本来の意味が軸