涙の女王(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『涙の女王』とは、韓国tvNで2024年3月から放送されたロマンティックコメディドラマである。脚本はパク・ジウン。主演はキム・スヒョンとキム・ジウォンで、パク・ソンフンやクァク・ドンヨンなどが出演する。財閥3代目のデパート業界の女王であるホン・ヘインと、スーパーマーケットの王子であるペク・ヒョヌは結婚3年目であるが関係は冷え切っていた。しかしとある危機が訪れ、恋が再び動き出す。様々な苦難を乗り越えながら、2人の愛が深まっていく様子が描かれる。本作は韓国tvNで最高視聴率28.3%を記録した。
ヘインの弟で、クイーンズ百貨店の代表である。繊細で騙されやすく、少し頼りない。出来が悪いため、いつも会長のホン・マンデに怒鳴られている。高慢なヘインにいじめられてうんざりしている。そのため性格が正反対の優しいチョン・ダヘと結婚し、子供も産まれて家族を大切にする夫として幸せに暮らしていた。しかしダヘに騙されて子供と共に家を出ていかれてしまい、大きなショックを受けていたが、彼女を恨むことはなく家族への愛は変わらなかった。おかげでダヘが良心を取り戻して彼の元へ戻り、彼女のピンチも命を懸けて必死で彼女を守る。そしてダヘが刑期を終えて出所後、子供と3人で幸せに暮らした。
チョン・ダヘ(演:イ・ジュビン)
スチョルの妻である。学者一家の出身で、博学多才。スチョルや一族の前では礼儀正しく穏やかで優しい妻を演じていたが、裏ではウンソンらと共謀し、大金を奪うためにスチョルを騙して結婚していた。その後、息子を連れて突然スチョルの元から去ったが、騙されていたことを知ってもなお彼が自分や息子を大事に思っていることを知り心境が変化する。そしてスチョルの元へ戻るが、元夫から脅されて再び彼の元を離れようとする。だがスチョルの強い思いや必死に自分を守ろうとする姿に胸を打たれ、自首して罪を償い、刑期を終えた後は家族3人で幸せに暮らした。
ヘインの家族
ホン・マンデ(演:キム・ガプス)
ヘインの祖父で、クイーンズグループの会長である。妻とは死別しており、愛人のモ・スリと同棲している。貪欲で金が全てだと考えており、クイーンズグループを大きくすることだけに尽力してきた。とても疑い深い性格だが、唯一スリのことを信用しており、彼女の言うことには何でも従う。だがスリに裏切られて毒を盛られ、一時意識不明となる。意識を取り戻した後も記憶を失って認知症になってしまい、スリによって部屋に閉じ込められて、生き地獄のような日々を過ごす。短い時間記憶を取り戻すこともあったが、自由に動けず助けを求めることもできなかったため、苦しみに耐えかねて自ら階段から落ち自殺した。
モ・スリ(演:イ・ミスク)
マンデの愛人で同棲相手である。20年間マンデに尽くし、金に執着していないように見せかけて信用を得ていたが、真の目的はクイーンズグループを乗っ取ることであった。非常に強かで、冷酷で残虐な面を持ち、目的を達成するためなら手段を選ばず殺人も犯す。後に目的を達成するため、マンデに毒を盛って昏睡状態に陥らせた。その後、意識を取り戻した彼の裏金を脅して奪い、最終的に自殺に追い込んでしまう。だがヒョヌたちが裁判を起こし、マンデを殺した証拠映像を出したことにより、殺人容疑で逮捕されることとなった。またウンソンの母親でもあり、彼を虐待していた養父母や彼をいじめていた児童養護施設の院長を殺していた。
ホン・ボムジュン(演:チョン・ジニョン)
ヘインの父親で、クイーンズグループの副会長を務めている。ヘインに人一倍愛情が強い。裏切られることをとても嫌っており、長年社員だった者が辞める時も、マスコミや司法を巻き込んで恥をかかせるようヒョヌに指示していた。ヒョヌのことは一目置いており、信頼しているが、イノシシに襲われそうになったヘインを彼が救ってからはさらに好感を持つようになった。
キム・ソンファ(演:ナ・ヨンヒ)
ヘインの母親である。高飛車で自分勝手な性格。繊細なスチョルには過保護で溺愛しているが、過去に長男が溺れたヘインを助けようとして亡くなって以来、ヘインに対しては当たりが強い。しかしヘインが病に侵されていると知り、自分の態度のせいでストレスを感じた彼女が病気になったのではないかと後悔し、罪悪感を抱く。それからはヘインと和解し、母親らしく接するようになった。
ホン・ボムジャ(演:キム・ジョンナン)
ヘインの叔母で、マンデの娘である。破天荒で非常に気が強く、マンデも手を焼いている。過去に3度の離婚を経験し、元夫たちを国外追放したうえ、夫の親族全員をとっちめた。特技は復讐。スリが亡き母を苦しめたと思い込んで憎んでおり、スリの髪を掴んで跳び蹴りをし、全治4週間の怪我を負わせて刑務所に収監されたこともある。後にヒョヌと協力することになり、スリとウンソンの関係を暴いた。またクイーンズグループが乗っ取られてヒョヌの故郷で暮らし始めた際、そこで出会った認知症の母と暮らす男性と恋愛関係となった。
ホン・ゴヌ(演:ク・シウ)
スチョルとダヘの子供である。ダヘの前夫との子供であるため、スチョルとは血が繋がっていない。しかしスチョルにとても可愛がられており、懐いている。
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目次 - Contents
- 『涙の女王』の概要
- 『涙の女王』のあらすじ・ストーリー
- ヘインの病気が発覚
- ヒョヌとヘインの心境に変化
- 乗っ取られるクイーンズグループ
- ヒョヌとヘインの運命
- 『涙の女王』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ペク・ヒョヌ(演:キム・スヒョン)
- ホン・ヘイン(演:キム・ジウォン)
- ユン・ウンソン(演:パク・ソンフン)
- ホン・スチョル(演:クァク・ドンヨン)
- チョン・ダヘ(演:イ・ジュビン)
- ヘインの家族
- ホン・マンデ(演:キム・ガプス)
- モ・スリ(演:イ・ミスク)
- ホン・ボムジュン(演:チョン・ジニョン)
- キム・ソンファ(演:ナ・ヨンヒ)
- ホン・ボムジャ(演:キム・ジョンナン)
- ホン・ゴヌ(演:ク・シウ)
- ヒョヌの家族
- ペク・ドゥグァン(演:チョン・ベス)
- チョン・ボンエ(演:ファン・ヨンヒ)
- ペク・ヒョンテ(演:キム・ドヒョン)
- ペク・ミソン(演:チャン・ユンジュ)
- その他
- キム・ヤンギ(演:ムン・テユ)
- 『涙の女王』の用語
- クイーンズ百貨店
- ヨンドゥリ
- サンスーシ宮殿
- ピンクの音楽プレイヤー
- 『涙の女王』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ホン・ヘイン「愛してる」
- ヘインとソンファが和解する場面
- ウンソンに撃たれたヒョヌが目を覚ます場面
- 『涙の女王』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- tnN史上1番の高視聴率を獲得
- 14話のシーンは序盤に撮影
- 笑いの絶えない楽しい現場
- 『涙の女王』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:BSS「The Reasons of My Smiles」
- 挿入歌:10CM「Tell Me It’s Not a Dream」
- 挿入歌:Heize「Hold Me Back」
- 挿入歌:Crush「Love You With All My Heart」
- 挿入歌:Isaac Hong「Fallin’」