Call of Duty: Modern Warfare 3（CoD:MW3）のネタバレ解説・考察まとめ (30/31)

Call of Duty: Modern Warfare 3（CoD:MW3）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.09.22

『Call of Duty: Modern Warfare 3』とは、過去シリーズの緊張感とスリルを継承し、全く新しい戦略と圧倒的なアクションを提供するFPSゲームである。プレイヤーは3つのキャンペーンモードや、2,000以上の武器スキン、多彩なマップでの対戦が可能だ。新たな「Tac-Stance」機能は、瞬時に姿勢を変えて敵を制圧することを可能にし、戦闘の幅が広がる。リアルさと戦略性を追求した最新マルチプレイヤー体験が待ち受ける。

組織

タスクフォース141(Task Force 141)

プライスが率いるSAS精鋭部隊は、『Call of Duty: Modern Warfare 3』の物語で中心的な役割を担う。今作では、コンニが引き起こす世界規模のテロや偽旗作戦を阻止するため、アメリカ製のミサイルや化学兵器の回収を目指し、コンニと激しい戦闘を繰り広げる。隊員たちは戦略的に行動し、各地で敵との全面対決に挑むのだ。

コンニ・グループ(Konni Group)

超国家主義者ウラジミール・マカロフが率いるロシアの民間軍事会社「コンニ」は、オリガルヒであるミレーナ・ロマノヴァの資金提供を受け、世界各地でテロや偽旗作戦を展開しているのだ。活動地域にはカストビア、ロシア、ウルジクスタン、イギリスが含まれ、非常に国際的な影響力を持つ。「Конни（コンニ）」は本来ロシア語で「コニー」と読み、プーチン大統領の愛犬などにも名付けられているである。

シャドウ・カンパニー(Shadow Company)

フィリップ・グレイブス率いるアメリカの民間軍事会社「シャドウ・カンパニー」は、契約主であるシェパード将軍の指示の下、私兵として活動している。彼らは『Call of Duty: Modern Warfare 3』にも登場し、シェパードの計画を遂行するために重要な役割を果たしている。グレイブスの冷酷な指揮のもと、この部隊は戦術的な精鋭として恐れられており、任務の遂行においては非情な判断を下すことも多いのである。

ウルジクスタン解放軍(Urzikstan Liberation Force)

ファラ・カリム率いる民兵組織は、ウルジクスタン解放軍（ULF）と呼ばれる。彼女はウルジクスタンの解放を目指して戦っており、その軍隊は祖国を守るために組織された。本作『Call of Duty: Modern Warfare 3』では、ULFの名で知られ、コンニ・グループやロシア軍と戦いながら、ファラのリーダーシップが重要な役割を果たすのだ。

インナーサークル(Inner Circle)

コンニグループの前身は、ウラジミール・マカロフが率いた超国家主義派のテロ組織である。この組織は、警官などに偽装し、ヴェルダンスクのスタジアム襲撃を行った。マカロフはその後、ソープとプライスによって拘束されたが、元メンバーを影で操り、後にコンニグループを創設したのだ。

ターミナス・アウトカムズ(Terminus Outcomes)

ジャック・フレッチャーが率いるこの民間軍事会社は、非合法な組織であり、本拠地をブルネイに置いている。トルクメニスタン、コンゴ民主共和国、ウガンダに訓練施設を持ち、発展途上国出身の傭兵が多数所属しているとされる。ゾンビモードの時間軸では、ザカエフに雇われ、ウルジクスタンでエーテリウムを強奪し、最終的にアウトブレイク（感染爆発）を引き起こす重要な役割を果たす組織だ。

CIA(Central Intelligence Agency)

アメリカの対外情報機関は「CIA（中央情報局）」であり、ケイト・ラズウェルやアレックスが所属している。CIAは海外での諜報活動や、テロや武器の拡散を防止するための情報収集を行っている。シリーズでは、彼らが世界各地での作戦において重要な役割を果たしている。

CT-SFO(Counter Terrorist Specialist Firearms Officer)

実在するロンドン警視庁の対テロ専門射手部隊は「CO19（Counter Terrorist Specialist Firearms Officer Unit）」であり、MW（2019）でギャズが出向していた。この部隊は主にテロリストに対する迅速な対応を目的としており、作戦ではM13BやM4などの武器を装備している。キャンペーン終盤では、ギャズが招集し、TF-141と共同作戦を行った。現実世界の警視庁の任務と同様に、テロ対策のエリート部隊だ。

『Call of Duty: Modern Warfare 3』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

シリーズ初の「オープンワールドミッション」

『Call of Duty: Modern Warfare 3』では、シリーズ初の「オープンワールドミッション」が導入され、従来のリニアなミッション形式からの大きな進化を実現しました。このシステムにより、プレイヤーは責任を遂行する際に、複数のルートや例えば、敵基地への攻撃方法一つ取っても、遠距離からのスナイピングで敵を排除するか、遮蔽物を利用したステルス行動で目立たずに進むか、または正面突破で敵と交戦するかはプレイヤー次第だ。このように、多様な選択肢が与えられることで、プレイヤーそれぞれのプレイスタイルが反映された自由な進歩が可能になっている。シリーズの従来のファンにとって新鮮な体験を提供し、同時にオープンワールドゲームに慣れ親しんだ新規プレイヤーにも魅力的な要素となっている。また、広大なマップには多くの隠れ場所や補充ポイントがポイントそこで、プレイヤーが戦闘準備を整えたり、戦闘を回避して別ルートを探索するなど、より戦略的な選択を行うことが求められる。これにより、ミッションごとに新たな発見や挑戦が生まれるプレイヤーは一度クリアしたミッションでも、異なる継続を続けることで、再び新鮮な体験を楽しめることができるのだ。

『Call of Duty: Modern Warfare 2』からの継承

『Call of Duty: Modern Warfare 3』は、前作である『Call of Duty: Modern Warfare 2』（2022年版）のエンジンやアセットをベースに開発されているが、単純に「使い回し」ではなく、さらなる技術の進化を進めている。これにより、開発コストや時間を削減しつつ、より質の高いゲーム体験を提供できるようになっている。たとえば、光が壁や物体に反射する非常にリアルな描写や、爆発の際に起こる煙や炎の進行にリアルに再現することができる。また、AIの進化も特筆すべき点である。敵キャラクターが状況に応じてより戦略的に行動するようになり、プレイヤーを常に新たな挑戦に決断させるこれにより、単調になりがちな戦闘が常に緊張感を持って行われるよう工夫されている。 AIがプレイヤーの動きに合わせて対応し、狡猾に攻撃するために、それぞれの戦闘ごとに異なる戦略このような細部まで改良が、前作の良さを継承しつつも、新しい体験を提供する要素となっている。

オリジナル版『MW3』との関連性

『Call of Duty: Modern Warfare 3』（2023年版）は、2011年に発売されたオリジナル版『Modern Warfare 3』のリブート作として開発されたが、リメイクではなく、大胆な変更と新しい物語が進行している。オリジナル版の『モダン・ウォーフェア 3』は、キャプテン・プライスやユーリ、ソープのようなシリーズを代表するキャラクターたちが中心となり、ロシアと大規模な戦争が描かれていました。これに対し、2023年版では、これらのキャラクターの背景や設定が大きくアップデートされており、物語の焦点や展開も変更されている。さらに、シリーズの象徴であるキャプテン・プライスは、そのリーダーシップと冷静な判断力が引き続き重要な役割を担っているが、彼の過去や内面的な葛藤がより深く描かれており、ファンにとっても新たな視点が提供されている。また、オリジナル版からの懐かしいシーンや要素が、新しい技術で再現されているため、かつてのファンも新しいファンも楽しめる構成になっている。要素が、シリーズの伝統を大切にしつつ、現代のプレイヤーのニーズに応えた作品として成り立っている。

リリース直前のバグ修正エピソード

Call of Duty: Black Ops（CoD:BO）のネタバレ解説・考察まとめ

本作はアクティビジョンから2010年11月9日に発売されたCERO:ZのFPSである。開発は「CoD3」「CoD:WaW」のTreyarchが担当した。 CoDシリーズの第7作目でありPlayStation 3、Xbox 360、Windows、Wii、ニンテンドーDS、Mac OS Xに対応する。日本版には吹き替え版と字幕版の2種類が存在し、両者とも過激な表現は規制されている。

Read Article