何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』とは、原作井出圭亮、作画藤本ケンシによる『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた漫画。天正10年(1582年)、織田信長(おだのぶなが)は、本能寺において、最期の時を迎えようとしていた。そこにクマを名乗る謎の生き物が現れ、死の原因まで時を戻し、やりなおしをさせてやると告げる。信長は自身の死の運命を変えるべく、時をやり直し、天下布武への道を再び歩み出す。
度々織田軍と戦った傭兵で雑賀の鉄砲衆の頭目。光秀が覇王となる時空ではその下に仕えていた。ゲリラ戦に秀で、独自の貿易ルートを持つ雑賀衆は、「雑賀を制するものは全国を制す」と言われる。光秀が築いた須弥城の門にて城内に入ろうとする民の検問を行っていた。城に入ろうとする民たちを踏み絵で厳しくかつ適当に取り調べ、些細な理由で怪しいと見た者は鉄砲の弾を過剰なまでに撃ち込んで処刑していた。傭兵らしく自身が命ぜられた仕事以外に興味はない。
足利家
足利義政(あしかがよしまさ)
第15 代征夷大将軍で、室町幕府最後の将軍。信長とはかつてはお父とまで呼び、良好な関係であったが、後に敵対関係となった。信長包囲網を敷き、信長を追い詰めるも失敗し、京を追放されて各地を転々とすることとなった。伊達家と同盟を結ぶ時空では、土佐の地に行き、長宗我部元親と明智光秀との解合を果たしている。度々、様々な重要な問を行う癖がある。
織田軍
羽柴秀吉(はしばひでよし)
織田軍。農民出身の大名で、人心掌握術に長けている。その人心掌握能力を買われ、伊達家と同盟を結ぶ時空では、一揆内一揆が起こる越前に派遣され、見事にそれを沈静化することに成功している。ただし、人気が出すぎて、本願寺猿派を立ち上げ、一向宗の宗主として対信長の急先鋒として立ち塞がることとなった。
松永久秀(まつながひさひで)
裏切り癖のある爆弾魔。正史では「主家のっとり」「足利将軍暗殺」「東大寺焼き討ち」を行ったことで三悪の久秀とも呼ばれる。裏切りを行うトリガーは、強者の行動に疑問が生じたとき。
織田信忠(おだのぶただ)
信長の嫡男。幼名は奇妙丸。伊達家と同盟を結ぶ時空では、不在の信長に代わり、畿内の統治を任された。どこか抜けているところなどは信長に似ている。
柴田勝家(しばたかついえ)
織田家の宿老。「鬼柴田」の異名を持つ猛将。あまり頭が良くないため、信長からは脳筋髭達磨と揶揄されることもある。
森蘭丸(もりらんまる)
森長可の弟で信長の側近。基本的に信長には忠実であるが、光秀が覇王となる時空では信長を見限っており、自身の保身のため信長を裏切ったが、後に光秀に殺される。
藤田伝五郎(ふじたでんごろう)
明智光秀が覇王となった世界線の明智軍の宿老。光秀に謀反を疑われ、切り捨てられた。
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目次 - Contents
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の概要
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』のあらすじ・ストーリー
- やり直しの始まり
- 本能寺の変の原因究明
- 須弥城への潜入
- 伊達家との同盟
- 再びの天正10年
- 上杉謙信攻略戦
- 東の魔王VS西の覇王
- 時空の平定
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 織田信長(おだのぶなが)
- クマ
- 濃姫、帰蝶(のうひめ、きちょう)
- お遥(およう)
- 明智光秀(あけちみつひで)
- 明智軍
- 斉藤利三(さいとうとしみつ)
- 細川ガラシャ/玉姫(ほそかわがらしゃ/たまひめ)
- 徳川家
- 徳川家康(とくがわいえやす)
- 本多忠勝(ほんだただかつ)
- 武田家
- 武田勝頼(たけだかつより)
- 毛利軍
- 毛利輝元(もうりてるもと)
- 児玉就英(こだまなりひで)
- 本願寺派
- 本願寺顕如(ほんがんじけんにょ)
- 下間頼廉(しもつまらいれん)
- 雑賀衆
- 雑賀孫一(さいかまごいち)
- 足利家
- 足利義政(あしかがよしまさ)
- 織田軍
- 羽柴秀吉(はしばひでよし)
- 松永久秀(まつながひさひで)
- 織田信忠(おだのぶただ)
- 柴田勝家(しばたかついえ)
- 森蘭丸(もりらんまる)
- 藤田伝五郎(ふじたでんごろう)
- 丹羽長秀(にわながひで)
- 滝川一益(たきがわかずます)
- 林秀貞(はやしひでさだ)
- 佐々成政(さっさなりまさ)
- 前田利家(まえだとしいえ)
- 筒井順慶(つついじゅんけい)
- 九鬼嘉隆(くきよしたか)
- 森長可(もりながよし)
- 竹中半兵衛(たけなかはんべい)
- 不破光治(ふわみつはる)
- 長宗我部家
- 長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)
- 中島可之助(なかじまべくのすけ)
- 福留親政(ふくどめちかまさ)
- 吉良親貞(きらちかさだ)
- 香宗我部親泰(こうそかべちかやす)
- 千雄丸(せんゆうまる)
- 真田家
- 真田昌幸(さなだまさゆき)
- 真田信之(さなだのぶゆき)
- 伊達家
- 梵天丸(ぼんてんまる)
- 竺丸(じくまる)
- 伊達輝宗(だててるむね)
- 鬼庭綱元(おににわつなもと)
- 鬼庭左月斎(おににわさげつさい)
- 遠藤基信(えんどうもとのぶ)
- 留守政景(るすまさかげ)
- 義姫(よしひめ)
- 片倉小十郎(かたくらこじゅうろう)
- 片倉喜多(かたくらきた)
- 上杉軍
- 上杉謙信(うえすぎけんしん)
- 上杉景勝(うえすぎかげかつ)
- 上杉景虎(うえすぎかけとら)
- 直江景綱(なおえかげつな)
- 甘粕景持(あまかすかげもち)
- 小島弥太郎(こじまやたろう)
- 大石綱元(おおいしつなもと)
- 河田長親(かわたながちか)
- 直江兼続(なおえかねつぐ)
- 北条家
- 北条氏政(ほうじょううじまさ)
- 風魔忍軍
- 風魔小太郎(ふうまこたろう)
- 島津軍
- 島津義弘(しまづよしひろ)
- 東郷重位(とうごうしげたか)
- その他
- 伊達遥香(だてはるか)
- 上杉玉子(うえすぎたまこ)
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の用語
- 陰腹(かげはら)
- 一向宗門徒(いっこうしゅうもんと)
- 一領具足(いちりょうぐそく)
- 白石鹿毛(しろいしかげ)
- 外様の将(とざまのしょう)
- 与力(よりき)
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 信長「お遥待っておれ」
- お遥「あなたの分まで上様と姫様を支えてみせる」
- 濃姫「私は繰り返していたのです刻を何百年も」
- 『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 未知の技術を積極的に取り入れる信長
- お遥の師匠の変遷
- 明智光秀の変化