BiS(ビス)の徹底解説まとめ
「BiS(ビス)」とは、2010年にソロアーティストとして活動をしていたプー・ルイを中心に結成されたアイドルグループである。「第1期BiS」は、2014年7月に解散。そして、2016年に「第2期BiS」が新しいメンバーと共にはじまり、2019年5月まで活動。「第1期BiS」や「第2期BiS」が、さまざまな伝説を残し、同年6月に「第3期BiS」が始動し、「BiS」という最強なグループが受け継がれている。
「BiS」のファンの総称は、研究員。
BiS(ビス)の概要
BiS(ビス)」とは、2010年にソロアーティストとして活動をしていたプー・ルイを中心に結成されたアイドルグループである。「新生アイドル研究会(Brand-new idol Society)」として結成され、アイドルを研究してアイドルになろうとするアイドル4人組というコンセプトをもとに、「自給自足」をモットーとして活動している。
「第1期BiS」や「第2期BiS」などのオリジナルメンバーの脱退が相次いだ中、解散から1ヶ月後の2019年6月11日に「第3期BiS」を始動。
「第1期BiS」は、武道館での解散コンサートをするという目標を掲げて活動をしていたのだが、1stシングルの『My lxxx』では、全裸に近い状態でMVに出演し炎上。武道館側からのNGが出てしまい会場を横浜アリーナに変更するなど、さまざまな伝説を残している。
破天荒なプロモーションの中、「第1期BiS」の解散から2年後の2016年に、初代メンバーのプー・ルイ、渡辺、松隈によって、新メンバーオーディションをし、「第2期BiS」の再始動となる。
「第2期BiS」は、「BiS1st」、「BiS2nd」という「BiS」のメンバーの中での2部生が導入され活動をしていたが、廃止を経て、2019年4月から5月のツアーを最後に解散。
そして、それに伴い再結成オーディションが開催され、第3期のメンバーは、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、トギー、ナノ3、ヒューガーの5人のメンバーで、「第3期BiS」へと歴史が紡がれている。
そして、2024年4月に運営体制の発表があり、通常のアイドル活動に加え、メンバー自らのプロモーションやイベントブッキングなどのマネジメント業務も担当し、結成当初のモットーである「自給自足」に回帰し、活動を続けている。
どのメンバー達が作り上げる「BiS」も、才能や魅力で溢れるアイドルグループとして注目される。
BiS(ビス)の活動経歴
BiSの原点となるプー・ルイ
プー・ルイは、甘い歌声の中に、アタック感が強く1音1音を大切に強く発声する歌声の持ち主。ソロ活動をしていたのだが、突然のソロ活動の休止宣言から、アイドルグループである「BiS」の活動を始める。「第1期BiS」の解散と伴いアイドル活動を辞めるのだが、「BiS」の第2期とともにアイドルとしてのプー・ルイを再始動し、2018年3月にBiSを卒業。
作詞能力も高く、正統派なものから感傷的なもの、キャッチーな曲まで書き上げる才能の持ち主。
いたずら好きでお茶目な印象で愛されているプー・ルイだが、記憶力が良く、特典会の時にファンの方との会話の内容を覚えていたり、頭の回転の良さで的確なレスポンスが返ってくるなどのしっかりした一面も。
第1期BiSの伝説
2010年から2014年まで、プー・ルイを筆頭に4人のメンバーで活動をしていた「第1期BiS」。
morph-tokyo(六本木)『オンナノコノウタ』で初ライブをし、「BiS」のライブでも歌い継がれていく名曲もたくさん出している。
中でも、『nerve』は、研究員に人気な代表曲だ。ポップな曲調が愛されているのはもちろん、サビの振り付けがキャッチーでライブ中に一緒に踊れるような素敵な楽曲だ。
そんな「第1期BiS」の活動初期は、振り付けやイベントのブッキングも自ら行い、破天荒なプロモーションでどんどんアイドルとしての知名度を上げていく。
そして、武道館解散を目標に活動していたが、1stシングルである『My Ixxx』のMVが、「アイドルなのに野外で全裸?!」と話題になり炎上。武道館の方からNGが出てしまい、横浜アリーナで行われた「BiSなりの武道館」で「第1期BiS」は解散。
第2期BiSの革命
出典: rockinon.com
「第1期BiS」の解散から2年後の2016年7月8日に、プー・ルイ、渡辺、松隈によって新メンバーの募集をし、中野heavysickZEROで行われた再結成ワンマンライブ「THiS is BiS」で本格的な再始動をした「第2期BiS」。
この頃の「BiS」はWACK(所属事務所)の知名度もかなり上がっていたことから、とても熱い時期で、数々の「BiS」らしい名曲も生み出されてきた。
また、同じグループ内にも関わらず「BiS1st」、「BiS2nd」という2部制で活動をするという、珍しい面もファンが増えた秘訣なのかもしれない。
その頃、「BiS」と同じWACK所属の「BiSH」、「BiS」、「GANG PARADE」のメンバーからなるシャッフルユニットである「SAiNT SEX」の結成を発表。ユニットには「BiSH」のアイナ・ジ・エンドとアユニ・D、「BiS」のプー・ルイとカミヤサキ、「GANG PARADE」のユメノユア、ヤママチミキ、アヤ・エイトプリンスが参加し、このユニットを通して「BiS」もさらに注目を集めることとなる。
そして2019年5月11日、東京・マイナビBLITZ赤坂で行われたワンマンツアーである「Are you ready to go?TOUR」のツアーファイナルをもって「第2期BiS」が解散。
第3期BiSの伸び代
「第2期BiS」の解散から1カ月後の2019年6月11日に、「第3期BiS」のメンバーの発表とともに、赤目と鼻血が特徴的な顔面のアーティスト写真が公開され、「第3期BiS」の始動。
「BiS研究員補完計画」という名で、メンバーが全国に散らばり、3日間で全76店舗あるタワーレコードやTOWERminiに訪問して、アルバム『Brand-new idol Society』の収録曲がダウンロードできるフライヤーを配布するという体を張った活動もしている。
また、メンバー全員のフォロワー目標数などで、達成できなかったらMVにモザイクがかかるなど、SNSもうまく活用して研究員や新しく「BiS」を見つけた人にも興味を持ってもらえるようなマネジメントもたくさん行われている。
ツアーやワンマンライブをしている中、2024年4月に運営体制の変更が発表され、通常のアイドル活動に加え、メンバー自らでのプロモーションやイベントブッキングなどのマネジメント業務も行い、結成当初からのモットーである自給自足の活動が始まる。
数々の解散や休止を経て
第1期から第3期まで、たくさんのメンバーの入れ替わりや解散を乗り越えてきた「BiS」だが、その時代やその時期に「BiS」を支えてきたメンバーの1人1人の気持ちが「BiS」というグループの歴史を作り、そして紡がれているのだ。
メンバー編成は、立ち位置や歌割り、役回りなど、アイドルにとって大変なことだし、研究員の中でも枕を濡らした方も多いと言われている。それでも、「BiS」を続けようと頑張ってきたメンバーや研究員、WACKの強さは計り知れない。
そして、同じ「BiS」というグループ名で同じ楽曲を歌っていても、第1期、第2期、第3期と、それぞれの個性があり色が違う素敵なグループだ。
BiS(ビス)のメンバー
第1期メンバー
プー・ルイ
愛称、プーちゃんとして、「BiS」のオリジナルメンバーのリーダーとして活動していた。
メンバーカラーはピンクのヨゴレ担当。
埼玉県出身で、持ち前の歌唱力で人気のメンバーだ。
ヒラノノゾミ
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目次 - Contents
- BiS(ビス)の概要
- BiS(ビス)の活動経歴
- BiSの原点となるプー・ルイ
- 第1期BiSの伝説
- 第2期BiSの革命
- 第3期BiSの伸び代
- 数々の解散や休止を経て
- BiS(ビス)のメンバー
- 第1期メンバー
- プー・ルイ
- ヒラノノゾミ
- カミヤサキ
- テンテンコ
- ファーストサマーウイカ
- コショージメグミ
- テラシマユフ
- ワキサカユリカ
- ミチバヤシリオ
- ヨコヤマリナ
- ナカヤマユキコ
- コシノジュンコ
- 第2期メンバー
- ゴ・ジーラ
- アヤ・エイトプリンス
- キカ・フロント・フロンタール
- ペリ・ウブ
- パン・ルナリーフィ
- ももらんど
- トリアエズ・ハナ
- ムロパナコ
- ミュークラブ
- YUiNA EMPiRE
- ネル・ネール
- 第3期メンバー
- イトー・ムセンシティ部
- チャントモンキー
- ネオ・トゥリーズ
- マナコ・チー・マナコ
- ズズ・デス
- シオンエピック
- トギー
- ナノ3
- ヒューガー
- イコ・ムゲンノカナタ
- クレナイ・ワールズエンド
- BiS(ビス)のディスコグラフィー
- シングル
- 『My Ixxx』
- 『nerve』
- 『primal.』
- 『豆腐』
- 『IDOL』
- 『PPCC』
- 『GET YOU』
- 『BiSimulation』
- 『DiE』
- 『Fly / Hi』
- 『STUPiG』
- 『FiNAL DANCE/nerve』
- 『SOCiALiSM』
- 『I can't say NO!!!!!!!』
- 『WHOLE LOTTA LOVE/DiPROMiSE』
- 『Don't miss it!!』
- 『アゲンストザペイン』
- 『Are you ready?』
- 『DEAD or A LiME』
- 『DESTROY』
- 『CURTAiN CALL』
- 『イミテーションセンセーション』
- 『COLD CAKE』
- 『TOUCH ME / LOVE』
- 『IMAGINE?』
- 『PMA (Positive Mental Attitude)』
- 『BASIS』
- 『DA DA DA DANCE SONG』
- 『BELiEVE』
- 『Hey boy hey girl』
- 『イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム』
- 『LAZY DANCE』
- アルバム
- 『Brand-new idol Society』
- 『IDOL is DEAD』
- 『WHO KiLLED IDOL?』
- 『Brand-new idol Society 2』
- 『Re:STUPiD』
- 『Brand-new idol Society』
- 『LOOKiE』
- 『NEVER MiND』
- カバー・アルバム
- 『BiS DiVE into ROCKS』
- コンピレーションアルバム、ベストアルバム
- 『びすけて』
- 『お試しBEST!!』
- 『うりゃおい!!!』
- 『"プロパガンダ"と"PROPAGANDA"』
- DVD
- 『バックステージ・アイドル・ストーリー上巻・下巻』
- 『ROAD TO BUDOKAN KOKUGIKAN「WHO KiLLED IDOL?」』
- 『BiSなりのオールナイトニッポンDVD』
- 『BiS解散LIVE「BiSなりの武道館」@横浜アリーナ』
- 『完全版 BiSキャノンボール 2014』
- 『HEART-SHAPED BiS IT'S TOO LATE EDiTiON NO AUDiENCE LiVE』
- 『ESCAPE from BiSimulation』
- その他コラボ作品
- 『ABiSCDiS』
- 『柏木由紀なりのBiS-ANYTiME ANYTHiNG-』
- BiS(ビス)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- nerve
- BiSBiS
- WHOLE LOTTA LOVE
- イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
- BiS(ビス)の名言・発言
- ゴ・ジーラ「BiSに入ってから泣くようにもなったし、初めて人に対して『さみしい』とか思うようになった。だから今は自分が怖い」
- プー・ルイ「わたしにとってBiSは必要じゃなくなって、BiSにもわたしが必要じゃなくなっていました」
- 渡辺淳之介「BiSは「序」、「破」、「急」の「急」になる」
- BiS(ビス)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「BiS」のメンバーの研究員の総称
- 数々の過激なパフォーマンス