世界の終わりの魔法使い(せかまほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『世界の終わりの魔法使い』とは、西島大介による漫画作品である。略称は「せかまほ」。2005年から刊行され、第1巻から3巻までは描き下ろし漫画として発表されているが、第4巻以降は漫画雑誌、同人誌、pixiv等様々な方法で発表されている。また、ラジオドラマ、オーディオブック等へのメディア展開もされている。魔法使いのサン・フェアリー・アンと魔法を使えない少年ムギが織りなすファンタジーラブストーリーである。ポップでキュートな絵柄ながら恋愛や戦争が複雑に絡み合うストーリーが多くの人を魅了している。

魔法使いの種族の一つである未来視の長老。年を取る度に若返るため、子どものような風貌をしている。クリスパン・ノロに影の魔法の習得を提案し、自身の複製を作ることで延命を図ろうとするも、クリスパン自身が影であったため失敗する。

人類

提督

CV:関輝雄(オーディオドラマ版)
発達した科学団の指揮を務める提督であり、ア゛ー少佐の上司にあたる。魔法星団の大魔導士とメル友で秘密裏に和平交渉を進めていたが、テオドールの手により凶刃に倒れる。アンの作り出した影の世界では学校の先生をしていた。

ア゛ーくん

人類が結成した発達した科学団の少佐。エースパイロットで、アンの手によって家族が犠牲になったことからアンを恨んでいる。アンの作り出した影の世界では、アンとの戦いで記憶を消された状態のまま複製されており少佐として活躍していた時代と様相が大きく異なる。しかし、ほうきレースで優勝するなど、その能力は引き継がれている。

ドクタームギ

第五部の主人公。天才科学者で、人類と魔法使いの和平のため秘密裏に惑星ノロへ亡命した。ゴーレム開発の失敗により地球へ送還された後に投獄されるが、出所し「発達した科学団」を創設した。自分にそっくりな孫を持つ。

同級生

CV:杉浦慶子、山下真琴、粕谷雄太(オーディオドラマ版)
時の無い惑星でムギを馬鹿にしていた三人組。三人ともアンが影の魔法によって作り出した存在である。二人はムギのサマースクールの友人で、一人はア゛ー少佐がモデルになっていると思われる。

魔物たち

魔物

CV:中田隼人(オーディオドラマ版)
影の魔法の副作用によって生まれる怪物である。凶暴な性格で魔法使いを襲う。中には知能を持った個体も生まれることがあり、魔法使いとの戦争後、一時的に不可侵条約を結んでいた。

ゴーレム

CV:渋谷茂(オーディオドラマ版)
魔法星団の最終兵器で魔法使いの意志によってコントロール可能なロボットのようなもの。ドクタームギが開発に携わったことにより、科学と魔法のハイブリッドで作られている。いくつかの機体があり、時の無い惑星でアンを閉じ込めていた城もゴーレムである。

黒きドラゴン

永遠の命を持つ魔物の王。それゆえに果てしない退屈に苛まれている。アンが影の魔法によって生み出した存在であり、惑星ノロでアンが帰還することを待ち望んでいた。名前を持たないまま生き続けていたが、アンと影のムギによって「プー」という名を与えられ、退屈から解放された。

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@maedamaeda

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