世界の終わりの魔法使い(せかまほ)のネタバレ解説・考察まとめ

『世界の終わりの魔法使い』とは、西島大介による漫画作品である。略称は「せかまほ」。2005年から刊行され、第1巻から3巻までは描き下ろし漫画として発表されているが、第4巻以降は漫画雑誌、同人誌、pixiv等様々な方法で発表されている。また、ラジオドラマ、オーディオブック等へのメディア展開もされている。魔法使いのサン・フェアリー・アンと魔法を使えない少年ムギが織りなすファンタジーラブストーリーである。ポップでキュートな絵柄ながら恋愛や戦争が複雑に絡み合うストーリーが多くの人を魅了している。

『世界の終わりの魔法使い』の用語

魔法大戦

魔法使いによる戦争の総称。第一次魔法大戦と第二次魔法大戦とに分かれる。特に第二次魔法大戦は長期に渡り争われ、多くの文明を失った。

第一次魔法大戦

魔法使いが生まれ、文明を築く中で発生した戦争。魔法星団にトガリミミ族、マルケダマ族、コオニ族、未来視など様々な種族が出現する。それらが星ごとに文明を発展させたことでやがて衝突し、戦争となる。それが激化し、魔法大戦となった。

第二次魔法大戦

魔法使いと人類との最終戦争。いつからか始まり、長期にわたり続く。魔法使い側はトガリミミ族を中心とした魔法星団が武装し、前線で戦う。人類側もそれに対抗し、「発達した科学団」を結成して戦った。永遠に終わりが無いかと思われていたが、悪魔族のサンフェアリーが暴走し、人間のすべてと魔法使いのほとんどを破壊することにより終結。魔法使い側が勝利するかたちとなった。

影の魔法

影の力を使い、複製を作り出す魔法。人の心さえも複製することができる非常に便利な魔法だが、同時に世界のどこかに魔物を生み出す副作用がある。あたかも分身のように見える影だが、外部から強い衝撃を与えられると消滅する。また、術者の魔力が弱まることによっても消滅する。影の魔法を扱うことができるのはトガリミミ族のノロ家のみであったが、魔法の強力さや危険性から代々禁術として扱われてきた。そのため、影の魔法自体を知るものはごく少ない。トガリミミ族以外では悪魔族のサン・フェアリー・アンのみが修得している。

魔法使い

魔法の力を用いて文明を築く人々。7つの星系からなる魔法星団を結成し、いくつかの種族によって構成されている。

トガリミミ族

魔法星団を束ねるエリート種族。影の魔法を使い、王都をかまえる惑星ノロを支配している。

マルケダマ族

最古の魔法使いの種族。

未来視

未来を司る預言者の種族。時間の経過と逆行した風貌をしており、若いほど年老いた姿で、歳をとる毎に若返った姿になり、最終的には消えてしまう。トガリミミ族のノロ国王の手によって疫病をもたらされ、種族を維持できない状態になっている。

コオニ族

気のいい種族で、明るい性格をしている。

チビネズミ族

辺境の少数民族で、地下道等で生活をしている。

人類

科学の力によって文明を築く人々。地球を住処としており、魔法星団に対抗するため「発達した科学団」を結成。

『世界の終わりの魔法使い』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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