あずまんが大王(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『あずまんが大王』とは、あずまきよひこによる4コマ漫画およびそれを原作とするアニメ作品。メディアワークスの『月刊電撃大王』に1999年から2002年まで掲載された。日常の中に潜むユーモアと心温まるエピソードが魅力の空気系・学園漫画・4コマ漫画である。10歳で高校に飛び級入学した天才少女・美浜ちよを中心に、彼女のクラスメイトの春日歩や滝野智、榊、水原暦、神楽たちの日常生活を描いている。2001年には映画化、20020年にはテレビアニメ化もされた。

生き物・動物

ちよ父

CV:若本規夫
榊が初夢で見たオレンジ色の生き物で、ちよからネコとしてプレゼントされる。実はちよの父であり、榊に対して助言をする役割を持つ。その後も榊の空想や大阪の夢の中に現れ、異様な存在感を放つ。榊の空想の中では超人的な能力を持ち、現実世界でもキャラクターグッズとして登場する。

忠吉さん(ただきちさん)

美浜家の大型犬で、種類はグレート・ピレニーズ。ちよを背中に乗せて散歩することができるほどの大きさで、おとなしく他人に噛み付かないため榊から非常に気に入られている。ちよのアメリカ留学にも同行する予定で、終盤でそのことが明かされる。

かみねこ

榊の登下校路に出没する灰色の野良猫で、榊が撫でようとするたびにその手に噛み付く。原因は榊が強引に撫でようとするところにあり、徹底的に榊にはなつかない。3年次にはボス猫の交代により、新たなボス猫となり、徒党を組んで榊に噛み付こうとする。

マヤー

特別天然記念物のイリオモテヤマネコの子供で、修学旅行中に榊に懐く。榊は一度元の居場所に帰すが、その後本土までやって来て、榊が進学するまでの間、ちよの家で預かることになる。榊にとって特別な存在であり、大切にされている。

その他の登場キャラクター

木村の奥さん

CV:大原さやか
木村の妻で、美人で優しいが少し天然ボケな女性。独特の価値観と思考を持ち、夫の奇行を受け入れ魅力を感じている。夫婦仲は非常に良好で、家庭では一人娘を持つ良き母でもある。

石原(いしはら)

忠吉さんのかかりつけ獣医で、マヤーを治療した人物。マヤーの正体に薄々気づいているが、榊たちの主張を受け入れ、雑種として納得している。その後もマヤーの診察を担当している。

みちる

CV:大前茜
ちよの小学校の頃の同級生で、通称「みるちー」。短い黒髪が特徴。ちよより身長がやや高い。原作ではちよと親しいが、アニメ版では身長差があまりない。

ゆか

CV:野川さくら
ちよの小学校の頃の同級生で、波掛かった茶髪の少女。みちると同じくちよより身長がやや高いが、アニメ版では差が少ない。親しい友人関係で、よく一緒に行動している。

栄子(えいこ)

CV:小山裕香
アニメ版オリジナルキャラクター。ゆかりやみなもの学生時代の同級生で、現在はキャリアウーマン。みなもを自社のインストラクターに推薦するが、みなもは教員生活に充実しているため辞退する。

『あずまんが大王』の用語

ねここねこ

作中に登場する人気キャラクターで、猫2匹が上下に重なった姿が特徴である。下の猫を「大ねこ」、上の猫を「こねこ」と呼ぶ。このキャラクターは、ぬいぐるみや服など、多方面にわたってグッズ展開されている。特に「ねねここねねこ」という寝顔バージョンや、イリオモテヤマネコバージョンも存在する。『あずまんが大王』だけでなく、あずまきよひこの別作品『よつばと!』にも登場するなど、その人気は広がりを見せている。

ボンクラーズ

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『よつばと!』は、あずまきよひこによる日本の漫画作品。『月刊コミック電撃大王』にて、2003年3月号から連載している。「いつでも今日が、いちばん楽しい日」というキャッチコピーの通り、主人公の小岩井よつばは無邪気で元気な5歳の女の子。ごく当たり前の日常も幼いよつばにとっては初めての体験と感動ばかりである。そんなよつばに、周囲の大人たちは優しく共感し、時には真摯に叱ることもある。あたたかさが滲む本作には、ほっこりとする名言や、思わずクスリと笑える名シーンが詰まっている。

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