あずまんが大王（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：田中理恵
水原暦、通称「よみ」は、クラスの中でも知性的で冷静な性格の持ち主である。彼女はしっかり者で、成績も優秀であり、友人たちから信頼されている。暦は幼馴染の智とは長い付き合いがあり、彼女の突飛な行動に対して適切にツッコミを入れる役割を担っている。

暦は常に冷静で、周囲の状況を的確に判断する能力を持っている。彼女の冷静な視点が、クラスメートたちの問題解決に役立つことが多い。勉強に関しても積極的であり、友人たちの勉強をサポートすることもある。暦の知識と判断力は、クラスの中で重要な役割を果たしている。

また、暦は内面に繊細な一面を持っており、友人たちの気持ちを大切にする優しさも兼ね備えている。彼女は智のことをよく理解しており、彼女との関係を通じて互いに成長していく。暦の冷静さと優しさが、クラスメートたちの絆を強める要素となっている。

榊（さかき）

CV：浅川悠
榊は、『あずまんが大王』の主要キャラクターの一人であり、クールで知的な雰囲気を持つ女性である。彼女はスポーツ万能で、特に運動会や体育の授業でその才能を発揮する。榊は冷静沈着な性格であり、クラスメートからは一目置かれる存在である。

榊の特徴的な点は、動物好きで特に猫に目がないことである。彼女はクールな外見とは裏腹に、動物を見ると目を輝かせるギャップが魅力的である。家では多くのペットを飼っており、その世話をすることが彼女の癒しとなっている。榊の動物好きな一面は、クラスメートたちにも知られており、彼女の意外な一面として親しまれている。

友人関係では、ちよや智、大阪との交流が深く、彼女たちとの絆が物語の中で描かれている。特に、ちよに対しては年下ながらも尊敬の念を持っており、彼女の純粋さに触発されることが多い。榊の冷静さと動物好きな一面が、クラスの中でユニークな存在感を放っている。

神楽（かぐら）

CV：桑島法子
神楽は、スポーツが得意で元気いっぱいのキャラクターである。彼女は後から転校してきたため、途中からクラスに加わるが、持ち前の明るさとエネルギーでクラスにすぐに溶け込む。神楽は特に運動神経が抜群で、運動会や体育の授業でその実力を発揮する。

神楽の性格は非常に前向きであり、どんな困難にも立ち向かう強さを持っている。彼女は常にポジティブで、周囲を元気づける存在である。また、彼女は競争心が強く、特に智とは良いライバル関係を築いている。二人の間には健全な競争心があり、お互いに切磋琢磨し合う姿が描かれている。

神楽は友人たちとの交流を大切にしており、特にちよや榊、大阪との絆が深い。彼女の元気な性格が、クラス全体に活気を与えており、その明るさが周囲を笑顔にする。神楽の存在が、クラスメートたちの絆をさらに強める要素となっている。

生徒

かおり

CV：野川さくら
通称「かおりん」。ショートヘアでおかっぱ頭の少女。1年次から天文部に所属していたが、3年次には星座の知識に自信がなくなり打ち込んでいなかった。明るく素直な性格で榊に憧れている。毎年、ちよたちの別荘に誘われていたが、部活の合宿と重なり参加できなかった。3年次にはクラスが分かれてしまい、新担任の木村に振り回されることが多かった。アニメ版では榊への憧れが強調され出番も増えている。

千尋（ちひろ）

CV：大前茜
ボーイッシュなショートヘアの少女で、かおりんの親友。1年次は3組に所属し、アニメ版では身長154cmで智より頭一つ低いという設定。特徴がないのが特徴で、原作では2年次以降あまり登場しなくなるが、アニメ版ではかおりんとのコンビとして出番が増える。運動はあまり得意でなく、体育祭のリレーでは他の生徒に追い抜かれることが多い。姓は不明だが、作者により「井上」という説が否定されている。

大山 将明（おおやま まさあき）

CV：吉野裕行
入学当初、ゆかりにより1学期のクラス委員長に任命される。成績は優秀で左利き。2年次には全く登場しないが、アニメ版最終回では卒業式の代表生徒として登場。アニメ版のクレジットでも名前が「大山」としてのみ表記され、下の名前が出るシーンは卒業式のみである。

教師

谷崎 ゆかり（たにざき ゆかり）

CV：平松晶子
ちよたちのクラスの担任で英語教師。独身で親と同居している。美人だがマイペースでズボラな性格。自己中心的な言動で生徒や他の教師を振り回すトラブルメーカー。車の運転が非常に荒く、そのことで生徒にトラウマを与えることもある。親友の黒沢みなもとは高校時代からの仲で、卒業生として女子高時代の思い出がある。

黒沢 みなも（くろさわ みなも）

CV：久川綾
保健体育担当で、水泳部の顧問。常識的で面倒見が良く、生徒からも好かれている。独身で一人暮らしをしている。マイカーを購入し、毎朝ゆかりを迎えに行っている。過去の恋愛に関する弱みをゆかりに握られており、時折そのことでいじられることがある。休日でもゆかりと行動を共にする仲だが、彼女に振り回されることも多い。

木村（きむら）

CV：石井康嗣
国語（古文）担当。細身で根暗な風貌の教師。丸眼鏡をかけており、目は一切描写されない。女生徒に対する変質者めいた言動が目立ち、特にかおりんを気に入っている。男子生徒には冷淡だが、善良な一面も持ち合わせている。家庭では美人で天然ボケの妻と可愛い娘を持つ良き夫、良き父親である。

後藤（ごとう）

ゆかりとみなものかつての恩師で、現在は職場の同僚。担当教科は不明だが、二人にとっては重要な存在である。アニメ版にも登場するが、台詞はなく一シーンのみの出演。