私たちの青い夏(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『私たちの青い夏』とは、Amazon Prime Videoで2022年から2023年までシーズン1・2と放送された青春ドラマである。主人公のベリーは幼馴染のイケメン兄弟2人のうち、長男のコンラッドに恋をしていた。16歳になり、大人っぽくなったベリーは2人から恋意を持たれ、気持ちを揺さぶられる。綺麗な海のカズンズ島で、ベリーがイケメン兄弟2人のどちらを選ぶのか。失恋、新たな出会いをして悲しみを乗り越えていくティーンの姿が視聴者から高評価を得るシリーズドラマだ。

シーズン2で登場する。コンラッドと同じ大学に通っており、彼のルームメイト。黒人ヘアの特徴である三つ編みをしているのが特徴。コンラッドがベリーと別れた時に、コンラッドがずっとベリーの写真を見て落ち込んでいるのを見ていたため、ベリーにまだ未練があるのだろうと感じていた。勘が働く人物。

マーシー(演:サシャ・アン)

シーズン2で登場するベリーの友人。ベリーと同じバレー部に所属している。高校卒業時のパーティーでダンスの相手をスティーブンにしてもらう。

カーティー(演:ローガン・ケリー)

テイラーの友達でバレー部に所属している。ブロンドヘアが特徴。ベリーがバレー部のキャプテンを降ろされたときに、ベリーがまた部活に復帰することをコーチに頼む。

マリアンヌ(演:アリア・クレステ・カスティーヨ)

バレー部に所属している。ベリーがバレー部にまた戻ってくることを他のメンバー同様に臨んだ。髪をチリチリのパーマにしているヘアスタイルが特徴的。

『私たちの青い夏』の用語

デビュタント

カズンズビーチで行われる舞踏会。男女がワルツのダンスを踊り、交流を深めるのが目的。男女ともに礼儀、マナーを持っていることが重要とされている。特に女子は華やかさが重要とされており、舞踏会の前に行われるお茶会で食事の仕方などマナーを学ぶ。

カズンズビーチ

ベリーが幼い頃から毎年夏、ずっと遊びに来ていた場所。ローレルの親友のスザンナからは本当の娘のように可愛がってもらい、いとこのような存在のコンラッドとジャレマイアとも、沢山の思い出を作ってきた。毎年夏、カズンズビーチに泳ぎに来ること、ビーチハウスで誕生日パーティーやアメリカ独立記念日を迎えられることが嬉しい。

ロージーズ・パイ・スタンド

毎年カズンズに来ると、ベリーはロージーズのパイを食べないと夏を終えられた気がしない。フルーツスタンドに併設されたパイのお店である。Amazon Prime Videでは特典映像としてこのロージーズパイのレシピを公開している。

『私たちの青い夏』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

1年ぶりに再会したベリーを見違えたコンラッドとジャレマイア

ベリーが16歳になる夏。ベリーの外見はすっかり大人っぽくなっていた。1年前までは眼鏡をかけていたが、コンタクトに変えてメイクもした。ベリーもイメージチェンジしてずっと片思いをしてきたコンラッドに告白すると決めて、おしゃれに磨きをかけたのだ。コンラッドは笑顔でベリーの顔を見つめ、彼女の頭を少しつついてからかう。またジャレマイアは素直に「大人っぽくなったな」とベリーのイメチェンを褒めてあげる。2人の兄妹の対応がまったく違うが、2人ともベリーの変化にドキッとした一面だ。ベリーとコンラッド、ジャレマイアがじゃれ合う場面に恋愛の進展があるのかワクワクするシーンだ。

コンラッドのタバコを笑いに変えて止めたベリー

1年ぶりに会ったコンラッドは、口数が少なくなっておりタバコも吸っていて様子が変わっていた。ベリーはコンラッドがタバコを吸うのを止めたくて、冗談で「私にも吸わせて」と言う。コンラッドは当然許可などできなかったため「ダメだ。ローレルに殺される」と言う。ベリーも負けずと「私も吸えないなら、あなたも吸わないで」と言う。ベリーは友達思いで、たとえ仲が良い親友でも悪いことをしていたらすかさず止める。外見は変わっても中身は昔のベリーのままであることに、コンラッドは「昔と変わらないな」と笑いながらタバコを吸うのをやめるのだった。2人のやり取りに仲の良さが読み取れ、ほっこりする場面だ。

勝利をたたえて抱き合うコンラッドとベリー

寄付金をかけてベリーは地元のバレーボール大会に出場する。学校の部活動でもバレー部に所属していたため、ベリーはバレーの才能に自信があった。助っ人として同じバレー部のテイラーも呼ぶ。しかしテイラーが途中でけがをし、ジャレマイアに選手交代をする。そのジャレマイアも強敵になると手も足もでなくなり、失点を繰り返す。ベリーはなんとしてでも優勝をしたかったため、何でもできるコンラッドにコートに入ってもらう。ベリーとコンラッドは息ぴったりでプレーをし、優勝できた。2人が勝った時にお互いに抱き合って喜ぶ場面に拍手を送りたくなるが、一方でベリーを好きなジャレマイアの悔しい表情も見られる。複雑なシーンである。

コンラッド「ただお前を手放したくないだけだ」

コンラッドはニコールと付き合っていたものの、自分からベリーをデビュタントにエスコートしたいと思っていることを知られ、ニコールからフラれる。さらにベリーはニコールに嫉妬される。ベリーとテイラーはニコールに誘われて、一緒に湖で裸らになって泳いで遊んでいる時に、こっそりとベリーとテイラーを置いてその場から去ってしまう。最悪の状況になり、その場所までジャレマイアとコンラッドに迎えに来てもらうが、その状況を引き起こしたコンラッドに、ベリーは怒っていた。

その夜コンラッドはベリーを呼び出す。その夏、ベリーがキャムと付き合い始めてからベリーの行動が気になり、彼女にちょっかいを出していた。「ただお前を手放したくないだけだ」と言ってコンラッドは優しくベリーの手を握るが、ベリーはその手も振り払う。コンラッドの悲しそうな顔が印象的なシーンだ。

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