私たちの青い夏(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『私たちの青い夏』とは、Amazon Prime Videoで2022年から2023年までシーズン1・2と放送された青春ドラマである。主人公のベリーは幼馴染のイケメン兄弟2人のうち、長男のコンラッドに恋をしていた。16歳になり、大人っぽくなったベリーは2人から恋意を持たれ、気持ちを揺さぶられる。綺麗な海のカズンズ島で、ベリーがイケメン兄弟2人のどちらを選ぶのか。失恋、新たな出会いをして悲しみを乗り越えていくティーンの姿が視聴者から高評価を得るシリーズドラマだ。

ベリーの答え

なんとか家の売却が阻止でき、コンラッドは喜ぶ。次は切り替えて大学のテストで進級に必要な合格点を取らなければならなかった。「無理だ」と自信を無くすコンラッドだが、べリー、スティーブン、ジャレマイアが徹夜勉強に付き合ってくれたおかげで自信を持つ。翌日はジャレマイアとベリーが大学まで送ってくれる。テストに手ごたえを感じ、ベリーとジャレマイアが待つる駐車場に戻ると、2人がキスしているところを見てしまう。コンラッドはベリーにもう一度告白しようと決めていたが、ベリーの気持ちはもう戻らないことを目の当たりにして言葉が出ない。同時にベリーにも怒りがこみ上げて「俺に気を持たせたくてジャレマイアとキスしたんだろ?」と言ってしまう。ベリーはジャレマイアが好きだったからキスしたのに、心無いことを言われてコンラッドと喧嘩。

帰りの車の中で3人の仲は険悪になる。運悪くその日は大雨になって高速道路は封鎖。仕方なく宿に泊まるしかなかったが、空いている部屋は1部屋だけで3人で同じ部屋に泊まるしかない。その夜、コンラッドは再びベリーに気持ちを伝えるか悩んでいた。でもジャレマイアとベリーがキスしているところを見て、2人が両思いだと気付いた。コンラッドは自分から身を引くことを選び、ベリーに「俺たちはもう友達だ」と告げる。ジャレマイアもコンラッドに背中を押されて、ベリーに告白をする。こうしてべリーとジャレマイアは真剣に交際をスタートする。

ベリーはジャレマイアに車でバレー部の合宿場に連れてきてもらう。ベリーはキャプテンに降ろされたが、自分からコーチに復帰したいことを話す。他のチームメイトもコーチにお願いをし、ベリーはなんとかバレーボール部に戻ることができた。

『私たちの青い夏』の登場人物・キャラクター

ベリーの家族

ベリー(演:ローラ・タン)

明るい性格で友達思いの女の子。勉強は苦手だが、スポーツは得意でバレー部ではキャプテンを務めていた。しかし夏の大会でチームが責められると、かっとなってチームメイトに怒鳴ってしまいコーチからキャプテンから降ろされる。目標には全力で取り組むが、上手くいかなくなると周りが見えなくなることがある。

コンラッドのことが幼いころから好きで、ずっと片思いをしてきた。16歳の夏に彼との間に何か変化を起こしたいと思い、告白をする。

スティーブン(演:シーン・カウフマン)

頭がよく、ユーモアがあるベリーのお兄ちゃん。ベリーに対してちょっかいを出すことを面白がっており、それを嫌がるベリーとよくケンカをする。しかしベリーのことを誰よりも心配している。キャンプファイヤーがあった夜、スティーブンはコンラッドとジャレマイアだけ誘って出かける。お酒もある場所だったため、酔っぱらった男がベリーに絡んで来たら危険だ、と心配したからだった。

カズンズでシェイラと出会って一目惚れし、彼女に猛アタックする。デビュタントでエスコートまでするが、1年会わないうちに別れてしまう。

ローレル(演:ジャッキー・チョン)

スティーブンとベリーの母親。スザンナとは大学からの親友で、大人になったあとも家族ぐるみで仲良くしている。職業は作家。スザンナと過ごしてきた日々を題材にした「あなたがいる夏」と、スザンナがいなくなった後に自分が抱えてきた思いを綴った「あなたがいない夏」という本を出版する。頑固なところがあり、あまり誰かに頼らないタイプである。

夫のジョンと気持ちにすれ違いが起きて離婚をするも、カズンズビーチで行った本のサイン会でクリーヴランドに会う。温厚で気さくに話しかけてくれる彼に惹かれて、体の関係を持つのだった。

ジョン(演:コリン・ファーガソン)

ローレルの元夫。ローレルと気持ちにすれ違いが起きて離婚する。ビーチハウスでアメリカの独立記念日を祝う時には家に来て一緒に祝う。離婚してもなお子供たちのことは心配しており、スティーブンが有名大学に進学することが決まった時は、すごく喜んだ。

コンラッド・ジャレマイアの家族

スザンナ(演:レイチェル・ブランチャード)

ローレルとは大学で知り合い、学生の時から仲が良い友人である。一度決めたことは曲げない頑固な性格だ。元夫のアダムが秘書と浮気していたことを知った時もすぐに離婚するとはせず、子供たちを守るために離婚はしないと固く決めていたのだった。一方で愛嬌もある。自分は女の子を授からなかったため、ローレルの子供のベリーを1人娘のように可愛がってきた。毎年夏になるとローレルの家族を呼んで、いとこのような家族のような存在として関わってきたのだ。

異母姉妹のジュリアがいる。しかしスザンナの実の母親はジュリアのことが嫌いで、子供の頃に家族で出かける時はジュリアだけが仲間外れにされていた。スザンナはそんな母親の悪いとこを気にかけなかったため、ジュリアと子供の時も大人になってからも仲が悪かった。

アダム(演:トム・エヴェレット・スコット)

スザンナの元旦那。仕事で出張に行った際に秘書と浮気をしてしまい、それがスザンナにばれて仲を悪くする。子供たちにはアダムの浮気のことを知られて家族の仲を悪くしたくなかった。そのためスザンナはアダムに子供達には近づかないことを望み、アメリカの独立記念日を記念して開いたパーティーにも呼ばなかった。

家が売りに出されるときも最初は「もう家は売ることになった。終わりだ」と言って取り消しをしなかった。しかしアダムをなんとか説得してロサンゼルスの家を売ってスザンナとの思い出が詰まったビーチハウスを残すことに決めた。頑固なところもあるが、情があり優しい一面もある。

コンラッド(演:クリストファー・ブリニー)

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