平和の国の島崎へ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『平和の国の島崎へ』とは原作濱田轟天、作画瀬下猛により、2022年より『モーニング』に連載されているバトル・アクション漫画作品である。原作の濱田轟天は本作が、デビュー作である。主人公の島崎慎吾は9歳のとき国際テロ組織LELに拉致され、洗脳と訓練により戦闘工作員になる。30年後、脱出を図り日本にたどり着いた島崎はLELから命を狙われ、公安からは重要人物として監視される日々を送ることとなる。島崎が起こすバトルシーン、アクションシーンが見どころである。
塩コーヒーはアフリカのエチオピア発祥の伝統的な飲み物である。島崎がエチオピアで工作員として活動していたときに覚えたコーヒー。島崎が「ルパソ」で働き始めたときに、マスターにいれた一杯が塩コーヒーであった。このコーヒーを入れたことで、マスターに認められることになった。
トルコのさばサンド
さばサンドは、トルコの屋台料理である。市民祭りの模擬店用に島崎が作ったサンドイッチ。岡村しず子が市民祭りで市長に向けピストルを発砲しようとした際、島崎がさばサンドを無料で配ったことにより、騒動をおさめた。
エジプトのターメイヤ
漫画の中では「タアメイヤ」と紹介されているが、「ターメイヤ」が正しい表記で、エジプトの料理である。ターメイヤはそら豆を主な材料にしたコロッケで、エジプトの国民食とも呼ばれる料理である。味付けはそら豆の素材をいかすために塩と数種類のスパイスのみでつくる素朴な味わいのある料理。島崎は料理の腕前をいかし、「ルパソ」で新メニュー、ターメイヤをつくり評判を呼ぶ。ターメイヤは島崎が戦場で出会った女の子の思い出がある、料理でもあった。ターメイヤはSNSでも紹介され、評判を呼び島崎の居場所がLELにばれてしまうきっかけとなる。
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目次 - Contents
- 『平和の国の島崎へ』の概要
- 『平和の国の島崎へ』のあらすじ・ストーリー
- 平和の国日本へ帰還
- ベビードーナッツの記憶
- たまきちとのコロニーでの生活
- ルビコン川を渡る決断
- 小さなころの記憶
- 『平和の国の島崎へ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 島崎慎吾(しまざきしんご)
- 喫茶「ルパソ」
- 鳥海カオリ(とりうみかおり)
- 「喫茶ルパソ」マスター
- 「喫茶ルパソ」マスターの妻
- 鳥海高志(とりうみたかし)
- 詐欺犯のリーダー
- 南部(なんぶ)
- 漫画家
- 川本マッハ(かわもとまっは)
- コロニー(寮)の仲間
- 寮長(りょうちょう)
- 緒方(おがた)
- マサオ
- 河野(こうの)
- 佐々木(ささき)
- たまきち
- SATA(サタ)
- 障害児施設「すみれの里」経営者
- 岡村しず子(おかむらしずこ)
- 草野球相手チームのエース
- 大山(おおやま)
- 闇バイト仲間
- 楠本けんしろう(くすもとけんしろう)
- バール
- バッグ
- 公安警察
- 山本(やまもと)
- LEL戦闘工作員
- おじさん
- 対人地雷(たいじんじらい)
- 『平和の国の島崎へ』の用語
- 霧(ネブロー)
- LEL
- コロニー
- 喫茶「ルパソ」
- 公安外事課
- 『平和の国の島崎へ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 島崎慎吾「あのばしょのことを忘れるためにも ここでいばしょをふやさなきゃ」
- 対人地雷「お前は変われないだろう」「死ぬより辛い日々だな」
- 島崎慎吾「ボク自身のために」
- 『平和の国の島崎へ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に登場した食べ物の元ネタを紹介
- エチオピアの塩コーヒー
- トルコのさばサンド
- エジプトのターメイヤ