平和の国の島崎へ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『平和の国の島崎へ』とは原作濱田轟天、作画瀬下猛により、2022年より『モーニング』に連載されているバトル・アクション漫画作品である。原作の濱田轟天は本作が、デビュー作である。主人公の島崎慎吾は9歳のとき国際テロ組織LELに拉致され、洗脳と訓練により戦闘工作員になる。30年後、脱出を図り日本にたどり着いた島崎はLELから命を狙われ、公安からは重要人物として監視される日々を送ることとなる。島崎が起こすバトルシーン、アクションシーンが見どころである。
マスターは鳥海カオリの父で、島崎が働いている喫茶店「ルパソ」のオーナー。元はそこそこ売れた夫婦漫才師である。マスターは堅実派で、漫才師を引退後喫茶「ルパソ」を開店。30年間黒字経営を続けている。明るく朗らかな性格ながら、堅実で厳しい面も持ち合わせた人物。
「喫茶ルパソ」マスターの妻
マスターの妻は、マスターと一緒に夫婦で喫茶「ルパソ」を経営している。マスターとは夫婦漫才のコンビを組んでいた。家族思いでやさしい性格の人物である。
鳥海高志(とりうみたかし)
鳥海高志は喫茶「ルパソ」のオーナー夫婦の長男であり、鳥海カオリの兄である。親の金150万を持ち逃げし、行方不明に。裏社会に操られ、再び親の元に現れ詐欺の片棒を担ぐ。人は良さそうにみえるが、ダメな大人の典型的な人物である。
詐欺犯のリーダー
南部(なんぶ)
喫茶「ルパソ」の長男鳥海高志を操り、「ルパソ」のオーナーから金をだまし取ろうとする。最後に詐欺が見破られると、鳥海高志を拉致してまで金を奪おうとする。しかし、島崎に阻止されてしまう。
漫画家
川本マッハ(かわもとまっは)
川本マッハは、ベレー帽がトレードマークの人気漫画家。コロニーで島崎と一緒に暮らす緒方から紹介され、島崎をアシスタントとして手伝ってもらっている。島崎と同じアシスタントの鳥海カオリから辛辣な言葉を浴びせられても、真摯に対応する心優しい人物。
コロニー(寮)の仲間
寮長(りょうちょう)
作中では本名が明らかにされていないが、島崎らLELを脱出してきた元戦闘工作員をかくまうコロニーの寮長をしている。自身も元LELの戦闘工作員である。食事を作るなど、脱出してきた元戦闘工作員たちの面倒を見ながら、LELの工作員たちをやさしく支える存在。
緒方(おがた)
緒方は、島崎と同じくLELを脱出した元戦闘工作員。島崎の絵が好きで、勤めている店の客で来た川本マッハに島崎を紹介する。感情の起伏が乏しくいつも冷めた目をしている。LELによる洗脳と訓練のため、常識も世間とかけ離れている。島崎同様、危険人物として公安からマークされている。自分の身を守るためには躊躇なく攻撃する。
マサオ
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目次 - Contents
- 『平和の国の島崎へ』の概要
- 『平和の国の島崎へ』のあらすじ・ストーリー
- 平和の国日本へ帰還
- ベビードーナッツの記憶
- たまきちとのコロニーでの生活
- ルビコン川を渡る決断
- 小さなころの記憶
- 『平和の国の島崎へ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 島崎慎吾(しまざきしんご)
- 喫茶「ルパソ」
- 鳥海カオリ(とりうみかおり)
- 「喫茶ルパソ」マスター
- 「喫茶ルパソ」マスターの妻
- 鳥海高志(とりうみたかし)
- 詐欺犯のリーダー
- 南部(なんぶ)
- 漫画家
- 川本マッハ(かわもとまっは)
- コロニー(寮)の仲間
- 寮長(りょうちょう)
- 緒方(おがた)
- マサオ
- 河野(こうの)
- 佐々木(ささき)
- たまきち
- SATA(サタ)
- 障害児施設「すみれの里」経営者
- 岡村しず子(おかむらしずこ)
- 草野球相手チームのエース
- 大山(おおやま)
- 闇バイト仲間
- 楠本けんしろう(くすもとけんしろう)
- バール
- バッグ
- 公安警察
- 山本(やまもと)
- LEL戦闘工作員
- おじさん
- 対人地雷(たいじんじらい)
- 『平和の国の島崎へ』の用語
- 霧(ネブロー)
- LEL
- コロニー
- 喫茶「ルパソ」
- 公安外事課
- 『平和の国の島崎へ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 島崎慎吾「あのばしょのことを忘れるためにも ここでいばしょをふやさなきゃ」
- 対人地雷「お前は変われないだろう」「死ぬより辛い日々だな」
- 島崎慎吾「ボク自身のために」
- 『平和の国の島崎へ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に登場した食べ物の元ネタを紹介
- エチオピアの塩コーヒー
- トルコのさばサンド
- エジプトのターメイヤ