あことバンビ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『あことバンビ』とは、2020年からHEROが個人サイト「読解アヘン」で連載していた長編漫画。単行本が朝日新聞出版より発売されている。事故物件に住む新人作家のバンビは、家に現れた自称幽霊の女子高生アコに出会い、奇妙な共同生活を送ることになる。彼らを取り巻く家族や友人、担当編集、霊能力者との交流を通じて、生前の記憶がないアコが幽霊になった秘密や、惹かれ合うバンビとアコの将来を模索するラブストーリー。繊細なセリフ選びや不器用な想いを抱える登場人物が独特な世界観を作り上げ、ファンを増やしている。

亜子の幼馴染でクラスメイト。亜子が好きで、よく庇って怪我をしている。亜子の守護霊に取り憑かれていて、彼女に危険なことがあれば守るように多少操作されている。しかし、彼自身は彼女が好きだから守っていると思っている。実際に、守護霊から解放されても亜子への想いは変わらなかった。
バンビとは同性ということもあり仲良くなる。

穂高 かなえ(ほだか かなえ)

穂高かなえ

亜子の遠い親戚。体が弱い人で、早世している。亜子の守護霊になっているが、彼女が幽霊を寄せ付けない体質なので近づけず、仕方なく宿輪に取り憑いている。
バンビに対しては辛辣な対応を取りがち。

鳥居 梓(とりい あずさ)

鳥居 梓

亜子のクラスメイトだった。宿輪が好きで告白したが断られる。フラれたことがきっかけで亜子と喧嘩になり、勢い余って階段から転落してしまう。それ以来学校に来なくなり、退学した。
気が強いが根っからの悪い子というわけではない。ミーハーな性格で、バンビに「かっこいい」と言ってキスを迫ったがあっさり断られた。実際は宿輪への恋心が退学後もしばらく続いているので本気ではない様子。
絵を描くのが好きで、バンビの本のイラストを担当することになる。

間島 喜々(まじま きき)

間島 喜々

亜子のクラスメイト。小鹿かのこのファンで楽しく本を読んでいる。小鹿かのこを若い女性だと思っていて、妄想を膨らませている。亜子たちが憧れの作家と知り合いらしくて気になっている。賑やかで楽しい性格。

出版社

比企 景国(ひき かげくに)

比企 景国

バンビの担当編集者。別れた彼女に家を追い出され、バンビの住むアパートに移り住んだ。背が高く全体的に暗い男だが、電話になると途端に饒舌になる。バンビの姉である華と交流を深めていく。

入舟 唄(いりふね うた)

入舟 唄(右)

バンビの高校時代の同級生。少し霊能力らしきものがあり、それを生かした執筆活動をしている。バンビの連載が打ち切りになった後の新コーナーを担当中。出版社を通じてバンビと再会した。霊能力を生かしてアコたちの問題解決に協力する。
バンビとは学生時代に喧嘩して、名前を馬鹿にされたため引っ叩いたことがある。

バンビの兄姉や友人たち

小鹿 華(こじか はな)

小鹿華

バンビの姉。兄の陸とは双子。うどんと冷たいものが好き。
基本的にマイペースで穏やかな女性だが、怒ると強硬手段に出ることがあるので怖い。温厚なバンビが強気な態度を取るときは「怒った時の華」を参考にしている。
友人付き合いはないが社交性はある。
兄弟と顔がそっくりで、特に髪型が似ているバンビとはよく間違えられる。背が高く髪が短いことから男性に間違えられるのが少しコンプレックス。しかし、笑った笑顔が柔らかくて可愛い女性。
バンビの担当編集者・比企と仲を深めていく。

小鹿 陸(こじか りく)

小鹿 陸(左)

バンビの兄。華の双子の兄。バンビに対してかなり過保護気味。妹と弟からの扱いが酷い時があるが、器が大きいため本気で怒ることはない。
髪が長いためバンビと華に比べると間違えられにくいが、顔はそっくり。子供の頃から華に勝てない。

9ukoara0831
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