怪談レストラン(怪レス)のネタバレ解説・考察まとめ

『怪談レストラン』とは、童心社より出版された小中学生向け小説を原作としたアニメ、ゲーム作品。アニメは、2009年10月〜2010年6月までテレビ朝日系列全国24局で放送。2010年には『劇場版怪談レストラン』も公開された。原作は、あかちゃん絵本『いないいないばあ』などで知られる絵本作家の松谷みよこが責任編集を行っており、日本の民話や学校伝承、世界の怪談などが収録されている。主人公の周辺で起こる怪奇事件や非科学的な現象など身近な題材もあり、親しみやすいホラーアニメである。

CV:浅野真澄
主人公あんこのクラスメイトで、学級委員をしている。成績優秀で頭脳明晰、科学的根拠のないことは信じない現実的なタイプ。口調も冷たく、クラスメイトに嫌味を言うことも多い。あんこによく突っかかってくる。黒髪のロングヘアで、上品なお嬢様系の服装が多い。レイコが怪奇現象を否定するのは、海で亡くなった兄に関係していた。兄の死後に霊が目撃されたという場所をいくつも巡ったが、一度も兄に会えなかったことが要因だったのだ。兄の将来の夢が小説家であったことなどあんこに兄の面影を見ていたため、あんこに突っかかっているようだ。兄の事件から母親とは仲が良くないが、最終話で、解決の兆しが見える。

山桜小学校のアコのクラスメイト

水窪ユウマ(みずくぼユウマ)

CV:川原慶久
主人公あんこのクラスメイトで、ガキ大将のような存在。イタズラが好きで、あんこを始めクラスメイトにちょっかいをかけるシーンも見られる。大きなことを言うが実は怖がりで小心者。あんこたちと行動する機会が徐々に増え、第21話で白い手がユウマに襲い掛かり学校の廊下の壁に引き込まれそうとなったが、あんことショウが解決してくれた。

宮木タクマ(みやきタクマ)

右側の落ち込んでいる少年が宮木タクマ

CV:菅沼久義
ユウマの子分的な存在。2人であんこにちょっかいをかけたり、悪戯をしたりする。第4話「神かくし」では、神社で一緒にゲームをしていたユウマがいなくなった。その時は、学校を休んでユウマがいなくなった神社で探していた。ユウマが見つかった時には、泣きながら抱きつき喜ぶほど仲が良い。しかし、第21話「うで」で、ユウマが壁に引き込まれそうになった時は、逃げてしまった。

小和田マリ(こわだマリ)

右が小和田マリ

CV:矢島悠子(テレビ朝日アナウンサー)
あんこのクラスメイト。好奇心が旺盛で活発、オカルト好きの女の子で、ユウマとは反発することも。ショウに興味を持っている様子。短パンで赤いシャツを着ていることが多くボーイッシュな反面、ピンクや白など女の子らしい部屋に住んでいる。第12話「とりかえられた赤ちゃん」では妹が生まれている。

木本芳雄(きもとよしお)

真ん中の男子が木本芳雄

CV:宮田幸季
あんこのクラスメイト。第2話「猫学校へ行く」で登場。気弱な性格で、ユウマとタクマに意地悪されることも。その時は、愛猫トットが芳雄に代わって学校に行き、2人に復讐していた。

大空家

大空文太(おおぞらぶんた)

右側の少年が大空文太

CV:緒乃冬華(旧名 大浦冬華)
あんこの弟。好奇心は旺盛で、あんこよりも度胸があるが怖がりなところも。第6話「とうげの一けん家」にて、文太だけに女性の幽霊が見えていたり、第5話の「死神キラー」で死神が見えたりなど怪奇現象によく遭遇する。最終話では「怪談レストラン」に行きたいと言っていたが、母親に反対されていた。

大空コウジ(おおぞらコウジ)

1番左が大空コウジ

CV:伊藤健太郎
あんこの父親。第6話でインドに旅をした弟を亡くしている。あんこは、叔父であるその弟を生前慕っていたからか、死後夢に出てきて「僕はあの世でも気楽にやっていると兄貴に伝えて」とあんこにメッセージを残した。生真面目で几帳面だが、家の鍵をなくしたり、結婚記念日を忘れていたりなど抜けているところも。子供の頃、田んぼや森の池で釣りをしていた。その池で、うっかり足を滑らせて亡くなったコウジの同級生のアサダケンジ君の幽霊に、息子の文太を助けてもらっている。

大空カズヨ(おおぞらカズヨ)

CV:前田愛
あんこの母親。強気でノリが良い性格。髪の毛を大きく一つにまとめている。第9話「水の精のおくりもの」にて、川で水の精霊と出会い、約束を誓ったガラス玉を今でも持っている。そのガラス玉を壊してしまったらカズヨの一番大切な物をもらいに行くという約束をしているとのこと。第11話「誰のコート」で謎のコートを何度捨てても戻ってきた時は、恐怖で怯えていた。また同話の「幽霊屋敷」では、念の為文太に携帯電話を持たせていたおかげで文太が幽霊にならずにすんだ。

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