16bitセンセーション(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『16bitセンセーション』とは、みつみ美里、甘露樹、若木民喜の3人が手掛けた日本の同人漫画作品で、美少女ゲームの制作現場で活躍する若者たちの群像劇である。主人公は、19歳の女子大学生・上原メイ子。彼女は大学の教育学部に通う傍ら、「アルコールソフト」という美少女ゲーム制作会社でCGの制作を担当し、後には原画も手がけるまでに成長していく。この物語はバブル景気が崩壊した1992年から始まり、美少女ゲーム産業の発展や影響力のあるゲーム、そしてその中で起こる様々な出来事を描いている。

『16bitセンセーション』の登場人物・キャラクター

主要人物

上原メイ子(うえはらめいこ)

CV:堀江由衣
原作漫画の主人公。19歳の大学1年生で教育学部に在籍している。以前は学童保育のアルバイトをしており、その絵の才能が認められ、アルコールソフトでCGと原画を担当するようになった。美少女ゲームの制作は初めてだったが、自身もプレイすることでその魅力を理解し、同人活動も行うようになる。後に才能が開花し、人気イラストレーターとしての地位を確立した。アニメ版では他のキャラクターと同じく少ない出番となっている。

下田かおり(しもだかおり)

CV:川澄綾子
21歳のアルコールソフトの女性プロデューサーで、同人作家でもある。常にネコ耳帽子を被り、美少女ゲームに情熱を注ぐ。メイ子を気に入り「メイちゃん」と呼び、彼女からは「かおさん」と親しみを込めて呼ばれている。糸目キャラだが真面目な時は目を見開いて話をするのが特徴。

六田勝(ろくたしょう)/てんちょー

CV:伊藤健太郎

32歳で六田守の父親。通称てんちょー。アルコールソフトの社長で、PCショップの店長でもある。元バンドマンで、企画と音楽を担当する。下田かおりが去ると会社が回らないと思い、彼女を引き留める。ヒットしたかおり企画のゲームで高級車ポルシェを手に入れるが、提携企業の倒産で大損害を被り入院。その後、かおりの尽力で復帰した。妻については触れられず、歴史改変後はアメリカ西海岸に会社を移転。体は疲れ気味だが、情熱は健在である。

六田守(ろくた まもる)

CV:阿部敦

六田勝の息子で10歳。通称マモー。PC-9801をこよなく愛する天才プログラマーだ。幼くしてプログラミング言語のアセンブラをマスターし、自作プログラムを完璧に仕上げる。PC-98愛から、Windowsへの移行に拒否反応を示す。ランドセルを愛用し、使えるものはずっと使い続ける信念を持つ。アニメ版では、タイムリープによって過去と未来を行き来し、コノハとの交流を通じて成長する。技術力は驚異的で、コノハからのアイデアを駆使して未来の技術を一早く実現している。歴史改変後はアメリカの美少女コンテンツを管理する仕事に就き、ハッキング能力もいっそう高めている。

五味川清(ごみかわきよし)

CV:福島潤

24歳、通称キョンシー。アルコールソフトではシナリオライターを担当。プロレス好きで常にマスクを被っている。プライドが高く、下田かおりとは意見が対立することもあるが、敵意を持っているわけではない。かおりとの対立でアルコールソフトを離れ、「スピリッツソフト」を立ち上げるが、イラストの問題などで辛酸をなめる。アニメ版ではこのエピソードは省かれ、アルコールソフトに残っている。

小山千里(こやませんり)/キキ子

CV:赤尾ひかる
アルコールソフトでシナリオライターとして働く双子の女子高校生コンビ「キキララ」の姉。姉妹ともにコスプレイヤーとしても活動している。キキ子こと万里は茶色いツインテールが特徴。彼女がキャラクターになりきり、妹のララ子こと千里がインタビューを行うという「憑依型ライター」である。かつては二次創作小説などのSSを書いていたが、アルコールソフトの次世代を担うシナリオライターとしてかおりにスカウトされた。アニメ版ではキョンシーとの関わりが増え、独創的な手法で物語を構築している。

小山万里(こやまばんり)/ララ子

CV:赤尾ひかる
双子の女子高校生コンビ「キキララ」の妹で、水色のサイドテールが特徴。姉のキキ子が相手に憑依してキャラクターになりきると、彼女がインタビューを行う憑依型ライターとして活動している。

橋本(はしもと)

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@azuma1664t9

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