銀牙―流れ星銀―（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ (3/17)

銀牙―流れ星銀―（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.05.08

『銀牙ー流れ星銀ー』とは、1983年～1987年に『週刊少年ジャンプ』にて高橋よしひろが連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。奥羽山脈の双子峠を舞台に、銀色の毛並みの秋田犬「銀」が隻眼の殺人熊「赤カブト」をすべく、全国にいる猛者を集める旅にでる。旅を続け、数々の戦いを重ねるたびに真の漢として成長していく銀が、次々と仲間を増やし、犬vs熊の壮絶な決戦へと挑む。主人公銀が、数々の困難を乗り越えていく姿や、作中に登場する犬達の漢気あふれる姿に読者自身がとても勇気をもらえる作品。

黒虎（くろとら）

CV：田中亮一
甲斐の魔犬3兄弟の三男（甲斐犬）。黒色の虎模様の毛並みが特徴。幼少期にテンに襲われたときに片目を失ってしまうも、ベンに助けられ命を取り留める。顎の力がとても強く、木の幹を簡単に引き裂くほどの顎の力を持っている。銀と戦った際は、沼底に引きずりこまれ、水中戦で銀に敗れている。仲間になった後は、奥羽軍ので勢力拡大に、貢献している。また、八犬士編では、「乱・蛇龍身抜刀牙」を継承し、銀とともに暗黒の八犬士編と戦い勝利を収めている。中虎と違い、3兄弟の中で最も描かれている描写が多く、多く活躍の場を設けられている。

モス

CV：郷里大輔
甲斐の3兄弟と敵対関係にあった、霞岳を拠点とする群れのボス。「霞岳の閻魔大王」の異名で恐れられているマスチフ犬。司令官スナイパーの策略により、銀達と戦うことになるが、ベンの前に敗北し奥羽軍への加入を決める。加入後は、ベンの相談役として群れを支える。ベンにも引きをとらない程のパワーを持っておりそのパワーを生かし、大きな枝をへし折ったり、瓦礫の下敷きになった銀とベンを救うなどの活躍を見せる。父親という一面も持ち合わせており、子供好きである。奥羽軍加入後は、愛され役的な存在にもなっており、スミスや甲斐の三兄弟からよくからかわれては、突っ込みを入れるなどスミスとともにムードメーカーとしての役割も果たしている。

ジャガー

CV：塩屋浩三
モスの息子で黒色の毛並みが特徴のマスチフ。モスの命令を受け、側近であるロイドとともに、奥羽軍へ伝令に走るが、スナイパーの攻撃を受け重傷を負ってしまう。スナイパーに襲われているところを銀とスミスに助けられ、一命を取り留める。奥羽軍へ加入した後は、ジョンらとともに九州へ渡り、「肥後（肥後）の黒マムシ」を仲間にするなどの活躍を見せる。

赤目（あかめ）

CV：池水通洋
伊賀忍犬衆の総帥の紀州犬。先祖から代々伝わる秘伝の巻物を甲賀忍犬の手から守っている。過去に、人間に捕まった際にベンに助けられた過去があり、甲賀忍犬との戦いの後、奥羽軍の仲間に入る。奥羽軍へ入った後は、銀とともに、決死隊として赤カブトとの軍団と戦っていく。伊賀忍犬特有の忍術を使用し、鎌などの武器の扱いにも長けている。八犬士編では襲の戦士に勝利し「襲・突槍抜刀牙」を継承する。冷静な性格から、戦況の分析や仲間同士の喧嘩の際は仲裁役としての役割を果たす。銀が総大将となってからは、ジョンとともに銀の側近の一匹となり銀を支える。

霧風（きりかぜ）

CV：佐藤正治
伊賀忍犬の紀州犬。伊賀と甲賀の戦いでは、毒のまきびしに倒れた奥羽軍へ薬草を届ける役割を果たす。奥羽軍加入後は、銀とともに四国へ渡り、勢力拡大へ貢献する。マダラとの決戦の際、マダラに致命の深手を与えられるも、マダラ攻略のヒントを銀に伝え、絶命する。銀は、霧風から与えられたヒントをもとに、鋭い木の枝を使いマダラを打倒す。霧風のヒントが無ければマダラを倒せなかったであろう。

陣内（じんない）

CV：小林通孝
伊賀忍犬の紀州犬。甲賀との決着後、奥羽軍へ加入する。奥羽軍加入後は、銀とともに四国へ渡り、勢力拡大へ貢献する。マダラとの決戦の際、マダラの頭上から霧風とともに攻撃を仕掛けるも、マダラに食い殺されて絶命する。

月影（つきかげ）

伊賀忍犬の紀州犬。伊賀と甲賀の戦いでは、毒のまきびしに倒れた奥羽軍へ薬草を届ける役割を果たす。奥羽軍加入後は、銀とともに四国へ渡り、勢力拡大へ貢献する。赤カブトとの最終決戦での働きは描かれておらず、四国へ渡る途中までしか月影は登場していない。

ウィルソン

CV：橋本晃一
元サーカスに所属していたコリー犬。甲賀の首領「黒邪鬼（くろじゃき）」に自分の妻子を殺され、復讐のために現れる。黒邪鬼の子供を殺そうとしたときに、クロスに止められ、その後、奥羽軍へ加入する。奥羽軍加入後は、サーカスで全国を回っていた経験から、各地の猛者の情報を提供したり、道中の道案内役としての役割を果たす。また、足の速さが自慢であり、伝令役としての役割を果たす。四国の後は、ジョンとともに九州へ渡り、勢力拡大へ貢献する。縁の下の力持ちとして、銀が総大将になった後は、奥羽軍の幹部として銀を支えている。

チビ

サンクチュアリ（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

『サンクチュアリ』とは原作・史村翔、作画・池上遼一による漫画である。2人の主人公、相楽系の直属組織、北彰会初代会長からどんどんと躍進する裏社会に生きる北条彰（ほうじょうあきら）と民自党代議士の秘書から国民全体を動かすまでに成長を遂げる表社会に生きる浅見千秋（あさみちあき）が共同して世の中を変えていこうとする社会派ドラマの漫画である。1990年代の日本社会を反映した内容であり、無気力に陥る国民を鼓舞しようと二人の主人公が奔走、躍進する姿は日本人に大きな影響、勇気を与えている。

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