氷の城壁(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『氷の城壁』とは阿賀沢紅茶によって、2020年から「LINEマンガ」に連載された青春恋愛漫画である。高校を舞台に、主人公・氷川小雪がさまざまな人物や出来事を通して、心の中の壁と向き合っていく。その中で互いのすれ違いや思い込みなどの人間関係の歯痒さ、友情から恋愛への気持ちの変化、言葉にならない感情と向き合い成長していく姿を丁寧に描いた作品。
小雪が自分との会話を覚えていたことが嬉しかった湊。今まで心の内を見せず、心からの笑顔を見せなかった湊が、作中で初めてちゃんと笑った場面だ。小雪にだけ見せるこの表情で、「すげー嬉しい…」と言う姿は、好きの気持ちの大きさがわかる。
『氷の城壁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
「女王」の以外な弱点
小雪はみんなから「女王」と呼ばれている。しかし方向音痴でデパートの中のフードコートに辿り着くこともできない。
それ以外にも、選択科目で美術を選択しよとしたが、止められるほど絵が下手である。
陽太はコンタクト派
陽太はコンタクトを使用している。
コンタクトをしてない時には、睨みつけるようにして焦点を合わせる。そのため身長も相まって怖がられることも多々ある。
モノローグでカエルになった小雪
小雪がふと中学時代を思い返したとき、あの頃とはずいぶん変わったと自覚することができた。そのとき、小雪がモノローグで語る際に、カエルの姿になっている。他の人は水の中で呼吸ができる魚で小雪は水の中で呼吸のできないカエルにすることで、水の中での生きづらさを表している。
美姫の為に同じ高校を選んだ陽太
陽太は小雪や美姫、湊に勉強を教えていることから偏差値は低くないことがわかる。
陽太はもっと上の高校を目指せるほどの学力があるにもかかわらず、それでもこの高校を選んだ理由は美姫がいるからだ。しかし美姫にそのことを伝えるわけにはいかないため、「家が近いから」と答えている。
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目次 - Contents
- 『氷の城壁』の概要
- 『氷の城壁』のあらすじ・ストーリー
- 出会い
- それぞれの変化
- 思いの清算
- 『氷の城壁』の登場人物・キャラクター
- 氷川小雪(ひかわこゆき)
- 雨宮湊(あまみやみなと)
- 安曇美姫(あずみみき)
- 日野陽太(ひのようた)
- 『氷の城壁』の用語
- 明天高等学校(めいてんこうとうがっこう)
- イートインの保健室
- 霧ノ島中学(きりのしまちゅうがく)
- 湊の愛犬 ぽん太
- 『氷の城壁』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 氷川小雪 「『言葉』になれない感情たち」
- 氷川小雪 「『良い所』なんて誰にだってあるよ」
- にやけガードα
- 雨宮湊 「すげー嬉しい…」
- 『氷の城壁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「女王」の以外な弱点
- 陽太はコンタクト派
- モノローグでカエルになった小雪
- 美姫の為に同じ高校を選んだ陽太