ナンバMG5(ナンバデッドエンド)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナンバMG5(ナンバデッドエンド)』とは、2005年から2011年まで小沢としおが『週刊少年チャンピオン』にて連載していた漫画およびそれを原作としたドラマ作品。『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』の2部構成となる。一般的な不良漫画とは異なり「不良を辞める」をテーマとしている。主人公の難波剛は筋金入りのヤンキー一家で育ちながらも中学卒業を機に家族に隠れて模範的な生活を送る高校生。周囲からのヤンキーとしての期待と模範的な高校生としての振る舞いの両立による奔走が本作の魅力である。

真宮(まみや)

伍代の中学時代の友人で顔に大きな傷がある。殺人犯の息子という暗い生い立ちを持つ。
母親が有名人である伍代をからかい喧嘩になるが、殴り合いを通じて友人になった。
2人で行動し始めてからは瀬田中の最強コンビとして知られるようになる。
しかし教師から、有名人の息子である伍代とは関係を絶つようにと差別的な扱いを受け裏社会で生きることを決意し、それを止めに来た伍代ともみ合いになり顔面に傷を負った。
このような経緯から伍代に並々ならぬ執着を続け、島崎を誘拐し誘き出すが再び伍代と拳を交えて和解した。

亜仁丸(あにまる)

猛が働いていたペットショップの店長。オカマのような喋り方をする。
悪質なブリーダーである篠崎を嫌っている。
秋風号を死なせた篠崎を殴ろうとした猛を体を張って止めた。

篠崎(しのざき)

亜仁丸のペットショップの客。
ペットのことよりも金を優先する悪質なブリーダーで亜仁丸から嫌われている。
松の元飼い主であり、自身の不注意で怪我をさせたあげく車から放り捨てた。
6年後にペットショップを訪れていた剛と松を見て所有権を主張する。
松を渡すことを拒否した難波兄弟に50万円で所有権を譲ると法外な要求をしたが、秋風号を死なせたことで猛に手下もろとも制裁を受ける。

秋風号(あきかぜごう)

松の母犬。篠崎の金儲けのために飼われている。
松が篠崎に捨てられるまで仲睦まじく暮らしていた。
篠崎に虐待されているため衰弱しており、剛たちが引き取りに来た時には死んでいた。
墓は難波家にある松の犬小屋の傍に建てられた。

長谷川(はせがわ)

萬田中学の教師。
難波家と関わりが深く、剛の高校進学の便宜を図った恩師である。
剛の二重生活を応援しているが、難波家を裏切る行為に後ろめたさを感じている。

佐藤 順一(さとう じゅんいち)

吟子が家出した際に出会った少年。
優等生であり、ヤンキーを嫌っているが吟子がヤンキー一家の娘だと知らずに勉強を教えていた。
しかし吟子が難波の娘と知った後に、吟子に協力する一家の様子を見て見識を改めた。

章彦(あきひこ)

地元の派閥争いを終結させるために剛に依頼を持ち掛けた。通称「アキ」。

道信(みちのぶ)

章彦と共に地元の派閥争いを終結させるために剛に依頼を持ち掛けた。通称「ミッチー」。

倉田(くらた)

熱海の街で勢力争いする男。
同じ街の金町と対立している。

金町(かねまち)

熱海の街で勢力争いする男。
同じ街の倉田と対立している。

大森(おおもり)

かつて熱海を仕切っていた男。
女が出来て街を去っていたが金を持ち逃げされて地元に帰って来た。
跡目争いで揉めていた倉田と金町をあっと言う間にまとめあげるが、猛に瞬殺された。

愛子(あいこ)

難波一家が利用する喫茶店の店主。

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