RDG レッドデータガール(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『RDG レッドデータガール』とは、荻原規子によるライトノベル作品、ならびにライトノベルを元にP.A.WORKSが作成したテレビアニメ、琴音らんまるが『月刊少年エース』(角川書店)にて連載したコミカライズ作品である。「姫神」が憑依する家系に生まれた少女・鈴原泉水子が、特殊能力を持つ生徒たちが集まる全寮制の高校に入学し、成長していく姿を描く物語。魅力的な同級生たちとの友情、山伏の家系の少年・相楽深行との恋愛関係が見どころである。

CV:石川界人
真響の弟であり、生徒会執行部と馬術部所属。中等部からの持ち上がりである真響とは異なり、高等部から鳳城学園に入学した編入生である。
姉の真響とは違い勉強が苦手で、人より馬といることが好き。深行とは相性が合い、よくつるんでいる。
真響と共に念じることで神霊となった弟の真澄を呼び出すことができる。
真澄と同じ心臓疾患を抱えており、いつ心不全になってもおかしくないと言われている。

宗田 真澄(そうだ ますみ)

CV:木村良平
6歳の時に心不全で亡くなった真響と真夏の3つ子の弟。見た目は自由に変えられるが、真響と真夏に呼び出される際には真夏にそっくりな姿で現れる。しばしば女装をしている。
真澄の正体は、幼い3つ子の願いによって魂が戸隠の神霊となったものであり、幽霊とは異なる存在である。

如月・ジーン・仄香(きさらぎ・ジーン・ほのか)

CV: ブリドカットセーラ恵美
鳳城学園の現生徒会長。泉水子たちの1年先輩の2年生である。ハーフで容姿端麗であるが、いつも男子の制服を着ているのが特徴。初代生徒会長の村上穂高から日本舞踊を習っている。

秋乃川 玲奈(あきのかわ れな)

CV: 中上育実
仄香の同級生であり、親友。生徒会執行部ではまとめ役を務める。

村上 穂高(むらかみ ほだか)

CV: 石田彰
鳳城学園の初代生徒会長。歌舞伎役者としての仕事が忙しく、出席日数が足りずに留年してしまった。後輩たちが次期生徒会長に就任してからも、影の生徒会長として暗躍している。
中立の立場である「判定者」の1人として、鳳城学園の学園1位を世界遺産候補とする役目を負っている。深行について、「泉水子には釣り合わない」と発言する。

神崎 美琴(かんざき みこと)

CV: 小堀友里絵
仄香の1代前の生徒会長。高校3年生。

早川 佳樹(はやかわ よしき)

CV: 宮野真守
高校2年生で仄香、玲奈の同級生。野球部所属で、文化祭の際には実行委員長となる。実は戸隠出身であるが、学校内ではそのことを秘密にしている。

高柳 一条(たかやなぎ いちじょう)

CV: 野島裕史
泉水子たちと同じく鳳城学園の1年生。中等部3年間はずっと学年1位で、学年1位の座を争う真響のライバル的な存在である。
鳳城学園が設立されたのは彼の実力を確認するためだという噂もあるが、覚醒した泉水子との術くらべではあっさり敗れている。

『RDG レッドデータガール』の用語

人的世界遺産

人間が自然界の中で生きていくためには神霊との接触が避けられないが、神霊と直接接触できるような人間は絶滅危惧種的な存在であるとされる。そのため作中では、未来のために保護すべき霊能者は「人的世界遺産」として登録される。世界遺産候補となることでその存在は保護される対象となり、今後何不自由なく暮らしていけるための権力を得ることができる。
鳳城学園は霊能者たちが人的世界遺産の候補者となるために力比べをする場所であり、初代生徒会長の村上穂高は、候補者を判定する判定者である。

kriya sri
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