RDG レッドデータガール(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『RDG レッドデータガール』とは、荻原規子によるライトノベル作品、ならびにライトノベルを元にP.A.WORKSが作成したテレビアニメ、琴音らんまるが『月刊少年エース』(角川書店)にて連載したコミカライズ作品である。「姫神」が憑依する家系に生まれた少女・鈴原泉水子が、特殊能力を持つ生徒たちが集まる全寮制の高校に入学し、成長していく姿を描く物語。魅力的な同級生たちとの友情、山伏の家系の少年・相楽深行との恋愛関係が見どころである。

CV: 田中理恵
山伏が厳しい修行をしてようやく身につける能力を生まれつき備えている稀有な存在。過去を旅する能力を持っている。
未来世界で人類を滅亡させてしまったり、自身が世界遺産となったことで滅亡の引き金を引いてしまったことを悔やみ、未来を変えるために泉水子の家系を遡っている。
自身は未来世界ですでに死亡しているため、今は心霊に近い存在である。
現在は泉水子の母・紫子を憑坐(よりまし)としているが、必要時には泉水子に憑依する。相楽深行を泉水子のパートナーに選んだ。

相楽 深行(さがら みゆき)

CV: 内山昂輝
山伏の家系に生まれた、泉水子と同い年の少年。泉水子が中学校の全てのパソコンを故障させた事件を機に、父・雪政に無理やり粟谷中学校に転校させられた。
雪政には「泉水子の下僕になるように」と言われているが、本人は反発している。そのせいもあって雪政との親子関係は最悪であり、転校当初は泉水子にもきつくあたる。
しかし泉水子が姫神として覚醒するのを実際に見たことで、泉水子を世間から隠す方法を真剣に模索し始める。
大人に対しての外面は非常によく、成績も良い優等生。幼少期には玉倉神社でも暮らしたことがあり、13歳の頃には羽黒山で峰入り修行を行った。しかし本人は山伏の世界から離れたがっており、中高一貫の進学校から東京大学に進むことを目標としていた。

相楽 雪政(さがら ゆきまさ)

CV:福山潤
深行の父。33歳にして山伏グループの内部統制の要となっており、誰もが見惚れる容姿を持つ。
姫神の憑坐である紫子の指示なら命を捨てることも辞さない覚悟を持つ。泉水子を守ることを最優先に考え、息子の深行の意志は一切尊重しない。妻の香織とは、深行が4歳の時に離婚した。

鈴原家・玉倉神社の人々

鈴原 大成(すずはら だいせい)

CV: 井上和彦
泉水子の父親。天才的なコンピュータプログラマーで、現在はカリフォルニアの企業で勤務している。普段から和装を好むため、落語家に間違われることもしばしばである。

鈴原 紫子(すずはら ゆかりこ)

CV: 朴璐美
泉水子の母親。警視庁公安部での勤務のため、東京の自宅に戻ることはほとんどない。姫神の憑坐であり、姫神の容姿や性格はある程度紫子からの影響を受けている。
泉水子が自らの意志で未来を決めることができるようになるまで、泉水子の能力に封印を施した。

鈴原 竹臣(すずはら たけおみ)

CV: 伊井篤史
泉水子の祖父で紫子の父。熊野にある玉倉神社で宮司を務める。

野々村 慎吾(ののむら しんご)

CV:乃村健次
玉倉神社の神官。口数は少ないが体格に恵まれ、古武道に精通している。泉水子の小中学校時代は学校への送迎を担当し、深行に古武道の稽古をつけた。

末森 佐和(すえもり さわ)

CV:津川祝子
玉倉神社にハウスキーパーとして勤務する女性。料理が得意で、修行者が宿泊する際には賄いを担当する。

中山 瑞穂(なかやま みずほ)

近畿の大学病院で大脳生理学を研究する研究者。紫子とは学生の頃からの付き合いであり、泉水子にも定期的な検査を行なっていた。山伏グループのメンバーだが海外勢力と通じており、泉水子と深行を海外に連れ去ろうと画策していた。
アニメ版には登場しない。

粟谷中学校の人々

和宮 さとる(わみや さとる)

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