Dr. Eggs(ドクターエッグス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Dr. Eggs』とは2021年9月から『グランドジャンプ』に掲載されている三田紀房による作品で、山形県の国立大学医学部を舞台とし、医学の勉強と大学生活を描いた群像劇である。高校の先生に勧められるがままに出羽医大へ入学した主人公の円千森が教授達の指導や助言で徐々に医学に興味を持ち、厳しい医学部生活を乗り越えていき、仲間たちとの連帯感や支え合いを感じながら成長していく物語である。円千森を中心とした学生たちの学業の奮闘やサークル活動、恋愛、アルバイトなどのスクールライフが生き生きと描かれている。

1年時の骨学、2年時の解剖学1を担当する教授。厳しいことで有名である。1年時では出来の良いスケッチを提出しないと単位を与えず、「医学の第一歩は形状と機能を学ぶことである」と説き、人体の根幹である骨をしっかりと手で描いて覚えるよう強調した。2年時では、チョー、マジ、ヤバイの3つを禁句として学生たちに解剖実習を行わせた。

山口智也(やまぐち ともや)

2年時の解剖学2を担当する神経解剖教授。明るく優しくフレンドリーに接してくれるが、評価は厳しくテストも超難しい。「脳は分からないことだらけ いわば宇宙のような存在です」 という発言があり、脳は宇宙だと考えた円に対して、学生に理解者が現れて嬉しく感じていた。

小畑(おばた)

2年時の生理学を担当する教授。「普段はニコニコして優しいけど、テストは超厳しい」という評判がある。「複雑に絡み合ってる人体の動きの流れの理屈を学ぶ」ことが生理学であると説く。円は生理学をおもしろいと思っていない。

高嶋昌親(たかしま まさちか)

2年時の公衆衛生学を担当する教授。最初の授業の冒頭で、「これから授業始めるけどみんな寝ちゃうからさ 面白くやるけどみんなテストは受かってね」と発言し、学生たちを和ませた。

井上薫(いのうえ かおる)

2年時の薬理学を担当する教授。遅刻・私語・早退・内職を禁止とし、講義中の飲食厳禁・携帯電話の使用中止といったことをルールとした。禁止事項やルールを破った学生には実習室からの退出を要求することを宣言し、学生たちに緊張感を持たせた。

民謡同好会(花笠踊り愛好会)

安藤(あんどう)

出羽医大43期生。円の2コ上の先輩。高校の先輩でもある。円が大学に入学してから頼りにしている先輩。医学部での過ごし方や、サークルのこと等いろいろと円に教えてくれる優しい人柄である。円が民謡同好会に入ったきっかけは、安藤にサークルの新歓コンパに誘われたからであり、そのコンパで円は岩田と運命的な出会いをしている。

横山裕子(よこやま ゆうこ)

出羽医大43期生。円の2コ上の先輩。円のことを素直で可愛い後輩と見ている。円の妹である泉とSNSで知り合って、泉に民謡同好会の情報を教えている。

小沢圭司(おざわ けいじ)

出羽医大44期生。円の1コ上の先輩。宮城県出身。現役生。優しくていい人である。円が2年生のときのサークルの幹事で、徐々に幹事の仕事を円に引き継いでいった。高坂と付き合っている。

高坂志帆(たかさか しほ)

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