犬山あおい(ゆるキャン△)とは【徹底解説・考察まとめ】

犬山あおいとは、漫画『ゆるキャン△』の登場人物で、本栖高校に通う高校生である。同じ高校に通う同学年の大垣千明(おおがき ちあき)と共に野外活動サークル(通称:野クル/のくる)を立ち上げた。主人公の一人である転校生の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)も野クルに加入し、一緒にキャンプに行くようになった。高校2年になる頃ロードバイクをもらい、ロードバイクでキャンプにもチャレンジしている。おっとりとしたタイプだが、意味のない嘘をついて周囲を混乱させることもある。

犬山あおいの概要

犬山あおいとは、漫画『ゆるキャン△』の登場人物で、本栖高校に通う高校生である。同じ高校に通う同学年の大垣千明(おおがき ちあき)と共に野外活動サークル(通称:野クル/のくる)を立ち上げた。主人公の一人である転校生の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)も野クルに加入し、一緒にキャンプに行くようになった。キャンプ初心者で、のんびりしたキャンプを好んでいる。キャンプでは温泉とスイーツを楽しむことが多い。高校1年の頃は、公共交通機関や顧問の車でキャンプに行っていたが、叔母からロードバイクをもらい、ロードバイクでのキャンプにチャレンジを始めた。
関西訛りで話すおっとりしたタイプで、暴走しがちな千明となでしこを程よく抑える役目をしているが、時折意味のない嘘をついて周りを混乱させることもある。野クルメンバー3人の中では一番学校の成績が良い。

犬山あおいのプロフィール・人物像

性別:女性
誕生日:3月4日
年齢:15歳→16歳
職業:高校生
学校名:本栖高校
学校の部活:野外活動サークル
アルバイト先:スーパーマーケット「ゼブラ」
あだ名:あおい、あおいちゃん、イヌ子

CV:豊崎愛生
ドラマ版俳優:箭内夢菜

太眉と八重歯が特徴。
髪は長くウェーブしており、頭の左上で結んでいることが多い。関西弁で話し、口ぐせは「せやな」と「うそやで」。
おっとりしたタイプで、暴走しがちな千明となでしこを程よく抑える役目をしているが、時折意味のない嘘をついて周りを混乱させることもある。
名前は、「葵」という漢字の名前の予定だったが、「犬山葵」という表記では「いぬわさび」と読まれてしまう可能性に祖母が気づき、出生届を出す直前にひらがなの名前に変更された。

犬山あおいのキャンプ道具

あおいは、あまりキャンプ道具を持っておらず、アルバイトをしながら少しずつ道具を増やしている。アウトドアチェアはハイタイプを購入し、チェアに合わせた白系のミニテーブルを購入した。テントや焚き火台、調理機器類は野クルメンバーのものを共有して使用している。

・チェア:コンフォートチェア(ヘリノックス)
・テーブル:コンパクトテーブル(ニュートラルアウトドア)※類似品
・シュラフ:マミー型寝袋−15℃ FX-402(ベアーズロック)
※()内はメーカー名
(TJ MOOK『ゆるキャン△ キャンプ道具』より)

犬山あおいの来歴・活躍

野クル立ち上げとなでしこの加入

野クルになでしこを迎える二人 左から千明・あおい

高校1年生の春、同じ高校に通う同学年の大垣千明(おおがき ちあき)と共に野外活動サークル(通称:野クル/のくる)を立ち上げた。普段の活動はアウトドアの雑誌を読んだり、校庭の落ち葉を集めて焚き火したりするくらいだった。転校してきた各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)の加入後、本格的にキャンプに行く準備を始める。放課後テントを立てる練習をしているときにポールを破損するトラブルにあったが、それを見ていた志摩リン(しま りん)と斉藤恵那(さいとう えな)の助けにより、無事テント設営が出来た。リンと恵那は中学生の頃からの友人で、あおいは恵那を通じてリンがキャンプに詳しいと知る。なでしこがキャンプに興味を持ったきっかけが、引っ越してきたときに本栖湖でソロキャンプをしているリンに出会ったからだと知った。

イースウッドキャンプ場の野クル初キャンプ

あおいは、なでしこ・千明とともにイーストウッドキャンプ上で野クルの初キャンプを行うことにした。キャンプ場に向かう道すがら、笛吹(ふえふき)公園にて景色とスイーツを楽しみ、ほっとけや温泉に向かう。3人は温泉に入り、休憩所で温玉揚げを食べて居眠りをしてしまう。起きた時は16時を過ぎており、急いでキャンプ場へ向かった。夕食は隠し味に粉末の豚骨ラーメンスープを入れた煮込みカレーをなでしこが作り、3人は景色を眺めながら堪能した。夜になり3人は一緒のテントで寝ようとするが、狭いため、あおいと千明が同じテントに、なでしこは一人で寝ることになった。翌日あおい達は昼までキャンプ場でのんびりと過ごし、野クルの初キャンプは終了した。

千明のスキレットシーズニング

12月のテスト前、千明に呼び出されたあおいは、千明が購入したスキレットの慣らし作業のシーズニングと、木製ボウルの塗装剥がしをすることに。作業中になでしこからテスト後のキャンプ希望の連絡が入り、野クルでクリスマスにキャンプすることに決める。ちょうど恵那があおい達のところに立ち寄っていたので、恵那をクリスマスキャンプに誘った。

野クルのクリスマスキャンプ

放課後、校庭で焚き火をしながらクリスマスキャンプの打ち合わせをしていたところ、少し前に本栖高校に赴任した教員の鳥羽美波(とば みなみ)から、校庭で火を使うのは危険だと指摘を受ける。火を使う時は登山部顧問の大町(おおまち)より許可をとって行っていると、千明が美波に伝えると、美波は大町に生徒だけの火の取り扱いは危険ではないか、と進言をする。大町は、美波が野クルの顧問になることを思いつき、美波はそのまま顧問に決まった。
クリスマスキャンプの参加者は、なでしこ、リン、千明、あおい、恵那、美波で、場所は朝霧(あさぎり)高原にあるキャンプ場で行った。あおいは千明と一緒に美波の車でキャンプ場まで連れてきてもらい、キャンプ場で受付を行った。その後、全員が合流し、恵那が連れてきたチワワ犬(名前:ちくわ)とキャンプ場に来ていた子ども達と遊び、夕焼けに染まる富士の眺めを楽しんだ。夕食は、あおいが懸賞で当てた黒毛和牛ですき焼きを作り、さらにトマトすき焼き、〆にチーズパスタを作り、皆に振る舞った。夜は入浴後にゆっくりと動画を見てテントで眠り、翌朝は野クルメンバーと朝日を見ながら、なでしこが用意した朝食を楽しんだ。

初詣

初日の出を待つ様子 左から、あおい・あかり・千明・美波

元日、あおいは妹のあかり・千明・美波と一緒に身延山へ初日の出を見に行った。身延山ロープウェイで山頂に行き、団子を食べ、神社にお参りをし、初日の出を鑑賞した。その後、千明の提案で、富士山火口から昇る日の出であるダイヤモンド富士を見るため富士川町高下(ふじかわちょうたかおり)へ移動をした。しかし日の出の時間を間違えており、ダイヤモンド富士は見ることが出来ずに終わった。

山中湖キャンプ

あおい・千明・恵那の3人は、山中湖(やまなかこ)にある大間々岬(おおままみさき)キャンプ場へキャンプに行った。途中、アウトドア用品店のカリブー富士吉田店でキャンプ椅子を買い、温泉に入り、買い出しをしてキャンプ場に向かう。キャンプ場に到着後、早速購入したキャンプ椅子を組み立て、岬の先で千明が作った「ホット・バタード・ラム・カウ」というノンアルコールカクテルを飲みながらくつろいでいた。
夕方になり、寒くなっていることに気づいた3人は、急いで寒さ対策を考える。クリスマスキャンプをした朝霧高原は標高600mだが、山中湖は1000mほどあるため、あおい達が想定していたより気温が下がっていたからである。千明はコンビニまで高温カイロを買いに行き、あおいと恵那は管理棟に薪を買いに行くことになった。あおいと恵那が管理等に着いたときには閉まっており、薪を買うことができなかった。そこへ、隣のテントでキャンプをしている女性に声をかけられ、二人は女性のテントに入れてもらう。女性は飯田と言い、父親とペットの犬と一緒にキャンプをしていた。飯田のテントには薪ストーブがあって温かく、一息ついたあおいと恵那は夕食のきりたんぽ鍋作りを始めた。買い出しから千明が戻り鍋づくりの話をしていると、美波があおいたちを探しにテントの側にまでやって来た。美波はリンからあおい達が山中湖に行っていることを知らされ、心配して探しに来たのだった。
夕食は、全員であおい達のきりたんぽ鍋と飯田のモツ鍋を食べ、美波は酒屋を営む飯田父のおすすめの日本酒をご馳走になった。夜は美波の車に泊まり、あおい達は無事に朝を迎えることが出来た。

伊豆キャンプ

キャンプ2日目、誕生日を祝ってもらうあおい(左)となでしこ(右)

3月初旬に野外活動サークルで伊豆にキャンプに行く事に。伊豆は比較的暖かく、また、あおい達が山中湖でキャンプをした時に寒くて困っている所を助けてくれたキャンパーの飯田が伊東(いとう)に住んでおり、お礼に行くことも兼ねていた。
参加メンバーは、あおい、なでしこ、リン、千明、恵那、あかり、美波の7人である。リンは原付スクーターで、他のメンバーは美波の運転する車で伊豆に向かう。キャンプの前日眠れずにいたなでしこが車内で爆睡し昼頃に目を覚ました時に、あおいとあかりは「キャンプが終わって山梨に帰るところ」と騙し混乱させた。
リンと合流し昼食をとった後、食料の買い出しを行い、美波が予定していたキャンプ場に向かうも、キャンプが禁止になっており急遽キャンプ場を探す事になる。美波は飯田に連絡をし、飯田の知り合いのキャンプ場に泊めてもらえることになった。キャンプ場では、あおいとなでしこがアヒージョと金目鯛のアクアパッツァパスタを作り、皆に振る舞った。
2日目は、堂ヶ島(どうがしま)で眺めを楽しみ、三四郎島(さんしろうじま)の干潮時のみに現れる砂州・トンボロを渡ってジオスポット巡りをし、だるま山高原のキャンプ場に入る。この日の夕食は、リン・千明・恵那が担当し、3月4日が誕生日のあおいとなでしこの誕生祝いメニューを作り、プレゼントももらい祝ってもらった。
3日目、なでしこの提案で達磨山から朝日を見に行き、ジオスポットめぐりに出発した。一行は酒店を営む飯田にお礼に行き、大室山(おおむろやま)へ向かう。最後にサボテンパークに行き温泉に入るカピバラや他の動物達を鑑賞し、帰路についた。

bamu31581
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@bamu31581

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