犬山あおい(ゆるキャン△)の徹底解説・考察まとめ
犬山あおいとは、漫画『ゆるキャン△』の登場人物で、本栖高校に通う高校生である。同じ高校に通う同学年の大垣千明(おおがき ちあき)と共に野外活動サークル(通称:野クル/のくる)を立ち上げた。主人公の一人である転校生の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)も野クルに加入し、一緒にキャンプに行くようになった。高校2年になる頃ロードバイクをもらい、ロードバイクでキャンプにもチャレンジしている。おっとりとしたタイプだが、意味のない嘘をついて周囲を混乱させることもある。
アルコールストーブ作りと庭キャンプ
あおい・なでしこ・千明の3人は、野クルの放課後での活動でアルコールストーブ作りを行なった。アルコールストーブ完成後、美波に燃料用アルコールを入れてもらい、綺麗な炎の形を楽しんだ。アルコールストーブ制作中に千明が髪をカットしようと話をしていたところ、恵那が現れ千明のヘアカットをすると申し出て、恵那の自宅の庭でデイキャンプをしながらヘアカットをする事になった。当日、野クルはタープを設営し、千明のヘアカット後には、アルコールストーブでソーセージを焼いて食べ、恵那のペットのちくわと一緒に散歩に出かけ、ゆったりとした時間を過ごした。
瑞牆山キャンプ
なでしことリンが大井川キャンプに行ってしまい、休みを持て余したあおい・千明・恵那は、瑞牆山(みずがきやま)へキャンプに行くことにした。美波も参加するが、夕方にキャンプ場で合流する予定だった。今まで千明が考えたルートでのキャンプだったが、今回はあおいと恵那が移動ルートやメニューを考えたキャンプである。
あおい・千明・恵那の3人は、韮崎(にらさき)駅からバスに乗り、まずは北杜市明野町(ほくとしあけのちょう)の農産物直売所を目指す。直売所では、詰め放題の訳ありトマトを購入し、食堂で地元の野菜たっぷりカレーを食べた。食後に再度バスに乗り、みずがき湖まで行き、湖を眺めながら歩き、神戸(ごうど)トンネルを抜けた先にある民家の焼き鳥屋に寄り、焼き鳥を堪能する。あおい達は焼き鳥に夢中になってしまい、バスに乗り損ねたため、徒歩で増富(ますとみ)温泉に行く。次のバスの乗車まで10分しかないため、さっと温泉に入り、バスに乗り、目的地の瑞牆山キャンプ場に到着した。17時頃に美波が到着し、夕食の調理を開始する。あおいは恵那とトマト焼きそば、お好み焼き、トマトソースピザ、ミネストローネを作り、千明は燻製チーズと自家製ソーセージを作り皆で味わった。
ロードバイクとお花見キャンプ
4月1日、叔母よりロードバイクをもらったあおいは、一足先に花見キャンプをしている千明の元へ、ロードバイクで行ってみた。ロードバイクは初めてだったが、思ったより早く移動ができた。翌日、美波の車で移動し、野クルのお花見キャンプを実施した。参加メンバーは、あおい・千明・なでしこ・リン・恵那・あかり・美波である。桜を見ながら、美波の用意した焼肉やジンギスカンを楽しんだが、あおいは今までラム肉だと思って食べていた自宅のジンギスカンが実は豚肉であることに気づき、ショックを受ける。お花見キャンプは翌日まで同じ場所で過ごし、ゆっくりとした時間を楽しんだ。
新入部員獲得作戦
新年度になり、ロードバイクでの通学を始めたあおいは、通学中に自転車がパンクし立ち往生している1年生に遭遇する。パンクを直そうとしたが、あおいが持っていたのはロードバイク用のチューブだったので、学校に電話して先生に迎えに来てもらうことにした。1年生は、あおいの乗っているロードバイクを見て、ロードバイクに興味を持つ。
新入生の勧誘を行うことにした野クルは、なでしこが作るキャンプ飯で部員獲得をしようと、段ボールとアルミホイルで簡易オーブンを作り餃子の皮を生地に使ったミニピザを焼き、新入生に勧誘を行った。しかし新しい入部希望は来ず諦めかけていた頃、あおいは以前通学中に助けた1年生に声をかけられる。彼女の名前は中津川メイ(なかつがわ めい)といい、ロードバイクを始め、学校の自転車部に入ろうとしたが練習がハードすぎて挫折したことを伝える。あおいはメイを勧誘し、メイは野クルに入部した。
広瀬ダムキャンプ
メイが加入した野クルでは、サイクリングキャンプを企画した。メンバーは、あおい・メイ・千明・美波で、あおいとメイはロードバイクで、千明と美波は車で荷物を持って広瀬(ひろせ)ダム近くのキャンプ場に行く。休憩を挟みつつ、あおいとメイは富士川・笛吹サイクリングロードを走り4時間ほどで雁坂(かりさか)みちの麓にたどり着く。そこから、雁坂みちの登り坂を1時間ほどかけて進み、温泉に入ったところで力尽き、美波に車でピックアップしてもらいキャンプ場に到着する。夕食は、ごろごろ野菜のチーズグラタンとホットドッグを作って食べた。翌日、あおいはメイと雁坂みちの端にある雁坂トンネルの料金所までロードバイクで向かう。急な坂道と筋肉痛で苦境にたたされながらも、目的地の料金所まで無事にたどり着く。その後、帰路は途中までロードバイクで下り坂を進み、親に迎えに来てもらって帰宅した。
犬山あおいの関連人物・キャラクター
大垣千明(おおがき ちあき)
CV:原紗友里
ドラマ版俳優:田辺桃子
野クルをあおいと主に創設し、部長を務めている。あおいは「あき」と呼んでいる。千明はあおいのことを「イヌ子」と呼ぶ。
明るく快活だが、勢い余って失敗をすることもある。山中湖でのキャンプでは標高と気温を把握しておらず、寒さで危険な目に合うところだった。アルバイト先は、あおいのアルバイト先のスーパーの隣りにある酒屋。キャンプではノンアルコールカクテルを作り友人に振る舞っている。キャンプ初心者で、アルバイト代で焚き火台やタープを購入し、野クルのキャンプで使っている。2年生に進級する前の春休みに初めてのソロキャンプを実施し、ノンアルコールカクテルを作ったり、パラコードのブレスレット作りをした。野クルは創設したばかりで予算が少なく、町の薪配布に参加したり、アルコールストーブを自作したりと、工夫してキャンプライフを楽しんでいる。
各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)
CV:花守ゆみり
ドラマ版俳優:大原優乃
静岡県浜松市から山梨県南部町へ引っ越ししてきた高校生。引っ越し当日に、本栖湖のキャンプ場でリンに出会い、キャンプに興味を持ち本栖高校の野外活動サークル(通称:野クル)に入部する。富士山が大好き。食べるのも料理するのも好きで、野クルメンバーに料理を振る舞い、たくさん食べる。コミュニケーション力が高く、場所を選ばず誰とでも仲良くなれる。
あおいと千明の2人だった野クルは、なでしこの加入後本格的にキャンプに行くようになった。
各務原なでしこ(ゆるキャン△)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人である。高校一年生の時、静岡から山梨に引っ越してきた。富士山を見るために本栖湖のキャンプ場を訪れ、ソロキャンプをしていたもう一人の主人公・志摩リン(しま りん)と出会い、キャンプに興味を持ち始めた。その後、学校の野外活動サークル(通称:野クル)に入部し、キャンプを楽しむようになっていく。明るく前向きな性格で、誰とでもすぐ仲良くなる。料理は食べることも作ることも好きで、キャンプご飯を工夫しながら作っている。
志摩リン(しま りん)
CV:東山奈央
ドラマ版俳優:福原遥
なでしこがキャンプに興味を持ったきっかけは、本栖湖近くのキャンプ場でリンに出会ったからである。リンは中学生の頃からソロキャンプをしており、本栖湖でなでしこに出会う。その後、同じ高校、同学年であることがわかり、なでしこと一緒にキャンプをするようになる。野クルでのグループキャンプにも、まれに参加するようになった。キャンプ歴が長く、野クルのキャンプ場選びを手伝ったり、山中湖で寒さで危険だったあおいたちについて美波に連絡したりと活躍を見せる。当初は「犬山さん」「志摩さん」と名字で呼び合っていたが、クリスマスキャンプ後は「あおい」と呼ばれるようになり、あおいもリンのことを「リンちゃん」と呼ぶようになった。
志摩リン(ゆるキャン△)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
志摩リン(しま りん)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人である。登場時は高校一年生で、中学一年生の頃に祖父からキャンプ道具をもらい冬のソロキャンプを始める。一人でのキャンプを好むが、もう一人の主人公の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)と出会い、グループでのキャンプを行うようになった。キャンプ場には自転車で行っていたが、運転免許を取得し原付スクーターで行くようになる。ソロキャンプでは主に読書をしており、アルバイト先は書店、学校でも図書委員を務めている。
斉藤恵那(さいとう えな)
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目次 - Contents
- 犬山あおいの概要
- 犬山あおいのプロフィール・人物像
- 犬山あおいのキャンプ道具
- 犬山あおいの来歴・活躍
- 野クル立ち上げとなでしこの加入
- イースウッドキャンプ場の野クル初キャンプ
- 千明のスキレットシーズニング
- 野クルのクリスマスキャンプ
- 初詣
- 山中湖キャンプ
- 伊豆キャンプ
- アルコールストーブ作りと庭キャンプ
- 瑞牆山キャンプ
- ロードバイクとお花見キャンプ
- 新入部員獲得作戦
- 広瀬ダムキャンプ
- 犬山あおいの関連人物・キャラクター
- 大垣千明(おおがき ちあき)
- 各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)
- 志摩リン(しま りん)
- 斉藤恵那(さいとう えな)
- 鳥羽美波(とば みなみ)
- 犬山あかり
- 中津川メイ
- 犬山あおいの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「人が増えたら『部』に昇格して大きな部室もらえるでしょ」
- 「あのテントはもう十分すぎるくらい、元取ったと思うで?」
- 「最後の最後、ゆっくりでもゴールまで頑張ろや」
- 犬山あおいの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ホラ吹きイヌ子
- 太眉が特徴
- カリブーくん大好き