志摩リン(ゆるキャン△)とは【徹底解説・考察まとめ】

志摩リン(しま りん)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人である。登場時は高校一年生で、中学一年生の頃に祖父からキャンプ道具をもらい冬のソロキャンプを始める。一人でのキャンプを好むが、もう一人の主人公の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)と出会い、グループでのキャンプを行うようになった。キャンプ場には自転車で行っていたが、運転免許を取得し原付スクーターで行くようになる。ソロキャンプでは主に読書をしており、アルバイト先は書店、学校でも図書委員を務めている。

志摩リンの概要

志摩リン(しま りん)とは、漫画『ゆるキャン△』の主人公の一人で、山梨県身延町(みのぶちょう)に住んでいる。中学一年生の冬に祖父からキャンプ道具をもらいキャンプを始める。
登場時は本栖高校(もとすこうこう)に通う高校一年生、作中で高校2年に進級する。髪は腰の長さまであり、学校やキャンプ地では頭頂部で団子状にまとめたシニヨンという髪型にしていることが多いが、原付スクーターに乗っているときはおろして上着の中に入れている。冬のキャンプが好きで、一人で行くソロキャンプスタイルだが、もう一人の主人公・各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)と出会い、一緒にキャンプをする。なでしこは野外活動サークル(通称:野クル/のくる)に所属し、リンは野クルのノリが苦手だが徐々に打ち解け、野クルのキャンプにも参加をするようになった。

キャンプ場のルールを守り、他のキャンパーが置き去りにしたゴミを片付けることもある。キャンプ時の食事はカップラーメンのことが多いが、自炊も始める。キャンプには自転車で行っていたが、運転免許取得後は原付スクーターで行くようになった。道具類の手入れや片付けも自分で行う。なでしこからキャンプ道具やソロキャンプの相談に対応したり、野クルメンバーの冬の山中湖(やまなかこ)キャンプの危険性に気づき野クル顧問に連絡したりと、キャンプスキルが高い。
リンが冬のキャンプを好きな理由は、虫がいない・汗かかない・他のキャンパーが少なくて静か・焚き火と温泉が気持ちいい・景色が遠くまでキレイに見える・汁物がうまい、と語る。ソロキャンプでは読書をすることが多い。
アルバイト先は書店、学校では図書委員を務める。

志摩リンのプロフィール・人物像

性別:女性
誕生日:10月1日
年齢:15歳→16歳
職業:高校生
学校名:本栖高校
学校の委員:図書委員
アルバイト先:書店
居住地:山梨県身延町
あだ名:リン、リンちゃん、しまりん

CV:東山奈央
ドラマ版俳優:福原遥

リンの体型は小柄で、なでしこと初めて出会った時に小学生だと思われた。髪の色は藍色で、長さは腰くらいまである。頭頂部でお団子状のシニヨンにしていることが多く、友人が同じように結ったときに、その髪型をリンにちなんで「しまりん団子」と呼んでいた。友人のことは、名字または名前の呼び捨てで呼ぶことが多い。騒がしいことはあまり得意ではなく、一人での冬のキャンプを好んでいる。なでしことの出会いをきっかけに、ソロキャンプをしながらもなでしこと二人でキャンプをしたり、野クルのグループキャンプにも参加するようになった。普段はクールな対応をしているが、親しくなった相手にはSNSで冗談を言う一面もある。

キャンプに行くときは当初は自転車であったが、運転免許を取得後は原付スクーターを使用している。動物が好きで、キャンプ場で見かけた犬の写真を撮ったり、霊犬を祀っているお寺巡りをしたり、鯉に餌をあげたりした。キャンプ場やキャンプの道中によくスマートフォンで写真を撮っている。

家族は父・母・自分の3人家族である。両親と母方の祖父は、リンが生まれる前にバイクでツーリングに出ており、祖父は今もバイクで旅に出ることが多い。母親は、かつてバイクに乗っていたことをりんに隠していた。リンの使用しているキャンプ道具の多くは祖父から譲り受けたもので、本格的なものが揃っている。

志摩リンのキャンプ道具

リンのキャンプ道具は祖父より譲り受けたものが多く、基本の道具は本格的なものが揃っている。リンは自転車や原付スクーターでの移動がメインだが、そのスタイルに適した軽量でコンパクトな道具が多い。アルミのローテーブルとロータイプのチェアーを使用し、ゆっくりお茶を飲みながら読書を楽しんでいる。調理器具のガスバーナーは登山でも使用される風に強いシングルバーナーで、鍋型の調理器具のコッヘルにバーナーとガス缶が収まる形になっている。焚き火も行うが、焚き火で湯を沸かすと煤だらけになってしまうので、ガスバーナーを使用する。初めてのキャンプでの自炊は、コッヘル一つでできるスープパスタだった。コンパクト焚き火グリルはリンが自分で注文を行った道具で、畳むとB6サイズに収まり、焚き火も楽しめる小型のグリルである。鉄板のグリルプレートを使用すると焼き肉等の調理もできるので、なでしこを誘って焼き肉キャンプを行った。

・テーブル:アルミローテーブル<コンパクト>(CAPTAIN STANG)
・バーナー:マイクロレギュレーレーターストーブ ウインドマスター SOD-310(SOTO)
・コッヘル:パックアウェイ ソロクッカーセット(Coleman)
・椅子:メイルライチェア(ALITE)
・テント:ムーンライトテント2型(mont-bell)
・シュラフ:スターゲイザー(ドイター)
・ランタン:SOL-036C(ジェントス)
・焚き火グリル:コンパクト焚き火グリル「Bー6君」(笑’s)
・原付スクーター:ビーノXC50D(YAMAHA)
・自転車:ボードウォークD7(DAHON)
※()内はメーカー名
(TJ MOOK『ゆるキャン△ キャンプ道具』より)

志摩リンの来歴・活躍

なでしことの出会い

本栖湖のキャンプ上でテント設営するリン

高校1年の冬に、リンは本栖湖(もとすこ)近くのキャンプ場へソロキャンプに出かける。そこでキャンプ場の建物の外で、居眠りしている少女を見つける。リンはその少女に声をかけることなく自分のテント設営を行い、読書と焚き火をした。日が暮れてリンがトイレに行くと、目を覚ました少女に遭遇し、突然追いかけられる。そしてリンは、各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)というその少女の話を聞くことになった。なでしこは、その日に山梨県に引っ越してきたところで、自転車で富士山を見に来たが、曇っていて見えず、疲れて寝過ごしてしまったという。なでしこはスマホを忘れていて、家族と連絡がつかない。ひとまずリンはお腹を空かせてたなでしこにカップラーメンをあげて、一緒に食べた。富士山を見ることが出来ず憤っているなでしこに、リンは後ろを向くように促す。するとそこには美しい富士山が。なでしこは念願の富士山を見ることが出来た。その時、なでしこはふと姉の桜(さくら)のケータイ番号を思い出す。なでしこは桜に車で迎えに来てもらい帰宅した。リンは、桜からお礼にキウイフルーツを、なでしこからは「今度はちゃんとキャンプをやろーねっ!!」と連絡先を受け取った。

その後、なでしこは、アウトドアに興味を持ち学校の野外活動サークル(通称:野クル/のクル)に入った。そして野クルのメンバーである同じ1年生の大垣千明(おおがき ちあき)と犬山あおい(いぬやま あおい)と共にサークル活動でテント設営する。リンはその光景を見て、なでしこが同じ高校だと知った。リンは図書委員の仕事中で、友人の斉藤恵那(さいとう えな)と一緒に野クルの活動を見ていたところ、なでしこ達のテントのポールが折れてしまう。恵那が落とし物箱からポール補修用パイプを見つけ、なでしこたちのところへ持っていき、無事にテントの設営が完成する。恵那があおいにリンから教えてもらったことを伝え、リンは校舎内にいるところをなでしこに発見されてしまう。なでしこは、リンと同じ学校であることを喜び野クルに誘うが、リンは一人でのキャンプの時間を脅かされると思い、嫌な顔をしてしまう。

麓キャンプ場でなでしこと鍋キャンプ

リンは富士山近くの麓(ふもと)キャンプ場でソロキャンプに出かけた。その日はアウトドアご飯を作ろうとリンは考えていたが、道中にスーパーマーケットが一つもなく、カップ麺を食べることにしていた。テント設営が終わった頃、恵那からSNSでどこに居るのかを聞かれ、少しやり取りをする。麓キャンプ場に初めてきたリンは、キャンプ場の中を回って写真を撮り、その後はお茶を飲みながら読書をしていた。

夕方、リンは富士山を見ながらなでしこに野クルに誘われた時につい嫌な表情をしてしまったことを思い出す。リンが悪いことをしたなと考えていると、そこになでしこ本人が現れた。なでしこは恵那からリンのキャンプ先を教えてもらい、本栖湖のキャンプ場でリンにラーメンをもらったお礼に、夕食を作りに来たのだった。なでしこが作ったのは担々餃子鍋で、リンとなでしこは一緒に食べる。リンは、先日学校でサークルに誘われた時に嫌な顔をしてしまったことを、なでしこに詫びた。なでしこも、無理に誘ってしまったことを謝り、またまったりお鍋キャンプをしようと提案し、リンは受け入れる。ふたりは夜の富士山を見ながら語り合うのだった。

高ボッチ高原ソロキャンプ

リンは原付スクーターで長野県の高ボッチ高原(たかぼっちこうげん)に向かう。スクーターを走らせている道中、前を走る車の中にいる犬をみて「かわええ」と和んでいた。麓キャンプ場では薪代をケチったリンだが、この日はアルバイト代が入ったばかりでお金があるので、山の中の静かなカフェでボルシチセットで昼食にした。同じ日に野クルも初キャンプに行っており、なでしこから野クルの様子がSNSで送られてきた。どこにいるのかを尋ねられたリンは、なでしこに霧ヶ峰(きりがみね)ライブカメラを通して手を振る。リンはその後、高ボッチ高原に着き温泉に向かったが閉店しておりショックを受ける。高原に戻ったところ曇りのため景色が見えずガッカリするが、せっかく来たし一応登っておこうと考え山頂にあがったところ、きれいな景色を見ることができた。気を取り直したリンは、鍋型のキャンプ道具・コッヘル一つでできるスープパスタを作る。食後にキャンプ場へ移動し、テントの中にいるとなでしこからメッセージが届きやりとりをする。なでしこから夜景の写真を送られたリンは、お返しに星空と夜景の写真を撮って送る。翌日リンは、諏訪の温泉に入り帰宅した。

四尾連湖で炭火焼肉キャンプ

焼肉キャンプのなでしこ(左)とリン(右) リンが肉を載せているのは「コンパクト焚き火グリル」である

高ボッチ高原キャンプの翌日、リンは放課後に図書委員の仕事をしながらキャンプを思い出していた。リンは、長野のお土産をなでしこに渡そうと持ってきていたが、渡せずにカバンに入ったままだった。また通販で購入したコンパクト焚き火グリルを開封し組み立て、焼肉キャンプを想像しているところを恵那に見られる。恵那が帰った後、リンが図書室の片付けをしていると、何故かなでしこが床で寝ていた。リンはなでしこにお土産を渡し、コンパクト焚き火グリルで肉を焼いてみるかと聞く。なでしこは、次の土日に焼肉キャンプに行こうと言い、四尾連湖(しびれこ)キャンプ場に行く事になった。
四尾連湖のキャンプ場までは、桜の車で移動する。途中、リンとなでしこはスーパーに寄り食材購入する。リンは豚トロ・タン・カルビを買おうとするが、BBQシーズンではないため焼肉用はバラとカルビしか販売されておらず、「マイノリティ殺し…」と悲しさに肩を震わせる。なでしこの提案で、焼き鳥やハンバーグを購入、レジでバイト中のあおいに挨拶してキャンプ場に向かった。
キャンプ場では直火OKの場所にテントを設営し、ココアを飲んだ後、なでしこは写真を撮りに行き、リンはコンパクト焚き火グリルの炭熾しを行う。着火剤を使って火をつけるが、備長炭に火がつかず、リンが困っているところになでしこが戻り、なでしこはキャンプ場で挨拶をしたベテランキャンパーを連れてきて相談する。ベテランキャンパーは成型炭を持ってきて、火をつけ、その上に備長炭を並べたところ無事に火がついた。リンとなでしこは、ベテランキャンパーを男性だと思っているが実は女性(名前:鳥羽涼子/とば りょうこ)である。その女性の姉は、その後リン達の通う高校に産休の代理教員として赴任する鳥羽美波(とば みなみ)で、涼子が美波の妹であることをリン達が知るのは、クリスマスキャンプの時になる。
なでしこは鱈鍋をつくり、豚串を焼いて、ベテランキャンパー姉妹のところにお礼に持って行った。美波は泥酔していたが、リン達は涼子からジャンバラヤをお裾分けしてもらい、自分たちのテントに戻り鱈鍋と焼肉を食べる。焼肉が終わった後、残った炭を種火にして焚き火をした。
深夜、トイレに行ったリンはフードを被った美波のシルエットを見て四尾連湖に伝わる牛鬼の亡霊と思い込み、怯えてなでしこのテントに入り、二人は一緒に眠った。

上伊那ソロキャンプ

リンはなでしことキャンプに行く予定だったが、なでしこが風邪をひいてしまい一緒に行けなくなったため、以前から気になっていた上伊那(かみいな)のキャンプ場に一人で行くことにした。リンは原付で移動するが、夜叉峠(やしゃとうげ)の登山口のところで通行止めになっていて進めず、休憩を取る。登山口があり、その入り口を散策しているところで登山に来ている女性に出会い、マイカー規制で年中通行止めであることを知る。その女性とリンは、少しの間会話をし、別れ際にほうじ茶をもらった。
リンは再出発し、諏訪湖(すわこ)の南の杖突峠(つえつきとうげ)についたところで、なでしこから観光スポットのナビをしてもらうことになる。観光地のナビのメッセージが届くが、なでしこではなく、なでしこの見舞いに来た千明が送っていた。なでしこと千明の案内で、リンは薪ストーブ屋と犬が祀られている寺に行く事にする。リンは光前寺(こうぜんじ)でお参りをし、祀られている霊犬早太郎(れいけん はやたろう)をモチーフにしたおみくじをひく。その後、駒ヶ根温泉(こまがねおんせん)に入り遅めの昼食でミニソースカツ丼を食べ、うたた寝をしてしまう。寝過ごしたリンは急いで出発し、途中コンビニで豚まんを購入し、キャンプ場へ向かうが、また道路に通行止めの看板が置かれている。リンは通行止めの看板の写真をなでしこに送り、迂回路を探していると千明より電話が入り、その看板は置き忘れになっているものだから多分通れる、と情報をもらう。リンはゆっくりと原付を走らせ無事にキャンプ場に到着する。山頂に椅子と調理器具を持ち込み、コンビニで購入した豚まんをホットサンドメーカーでプレスしながら焼いた焼き豚まんとほうじ茶の夕食をとった。夕食後、千明から電話が入り野クルのクリスマスキャンプに誘われる。電話口では断るが、その後に恵那も野クルのクリスマスキャンプに参加をすると連絡があり、みんなでやるキャンプは別の楽しさがあると思うと伝えられ、「やっぱりキャンプ考えとく」と千明にメッセージを送信した。

野外活動サークルとクリスマスキャンプ

前:リン、後ろ左から:なでしこ、あおい、千明、恵那、美波

四尾連湖で出会った鳥羽美波が本栖高校に赴任し、野外活動サークルが校庭で焚き火をしているところに遭遇する。生徒達だけでの火の取り扱いが危険と主張したところ、美波が顧問をすることになった。なでしこは美波が四尾連湖で出会った「酔っ払いのお姉さん」であると気づき、リンに知らせる。
クリスマスキャンプは、リン・なでしこ・大垣千明・犬山あおい・斉藤恵那・鳥羽美波の6人で朝霧高原にあるキャンプ場で行った。このキャンプ場は、温泉があり富士山が見える場所が良い、という野クルメンバーの希望があり、リンが祖父に教えてもらったキャンプ場である。集合は2時だが、リンは12時台に到着し、見晴らしの良いところにテント設営を行った。そこになでしこが。マシュマロを焼いてチョコレートビスケットで挟んだお菓子のスモアを一緒に食べた。その後、千明・あおいと合流し、購入した薪をスクーターで美波のところまで運んだ。美波は酒を飲んで居眠りしており、そこに恵那がペットのチワワ(名前:ちくわ)を連れて合流する。昼間はちくわとキャンプ場にいる小さな子供達と遊び、夕方から焚き火を始め、ココアで温まる。夕食はあおいが懸賞で当たった牛肉を使ってすき焼き、トマトを加えたトマトすき焼き、〆にチーズパスタを食べた。途中でガスコンロのガスが切れてしまい、リンはコンビニまで行って買いに行くことになる。リンは原付を運転しながら今日の大人数でのキャンプの楽しさを思い出していた。
千明・あおい・恵那がお風呂に入っている間に、リンは美波にクリスマスに一緒にキャンプしていた彼氏は大丈夫なのかを聞くが、そこで美波が一緒にいたのは妹であると伝えられる。リンもお風呂に入り、動画鑑賞した後なでしことテントで寝た。翌朝、リンとなでしこは朝食を用意し、富士山から昇る朝日を見ながら皆で食べた。

年末年始キャンプ

リンは年末年始に静岡県へソロキャンプに出発する。初日の出を見るため、静岡県磐田(いわた)市の海沿いのキャンプ場を目的地に決めた。磐田には上伊那ソロキャンプの時にお参りした「霊犬早太郎」が「霊犬悉平太郎(れいけん しっぺいたろう)」として見付天神(みつけてんじん)に祀られていることを知り、リンは「ワンコ寺参り」もルートに組み込んだ。
大晦日に出発したリンは、掛川のお茶屋「たかくら」に寄り母親から頼まれたお茶を購入する。そこで上伊那ソロキャンプの時に夜叉峠で会った、登山に来ていた女性に再会する。女性はお茶屋の店員で、リンに初日の出スポットの「福田海岸(ふくでかいがん)」を勧める。リンはお茶を購入後、同じお店の2階のカフェで抹茶ティラミスと緑茶のセットを食べ、一休みする。見付天神に着いたリンは、お参りをした後、実際に飼われている三代目しっぺい太郎を探すが、すでに他界していることを伝えられる。その後キャンプ場に移動し、テントを設営して海を見る。夜はコンパクト焚き火グリルで焚き火をし、コッヘルで年越しそばを作り食べた。
リンは元旦の夜明け前に出発し、福田海岸に行く。福田海岸には鳥居が建てられており、リンは不思議な雰囲気だと思う。初日の出を見て、キャンプ場に戻ろうとするが餅投げに参加して餅を手にいれる。キャンプ場に戻ったリンはチェックアウトまで本を読もうとするが、移動販売のピザとポトフの誘惑に負けて食べてしまう。その後、母親より連絡があり、自宅周辺が雪により道路が凍結しスクーターでは戻れない状況であること、3日の朝に祖父がスクーターごとリンを拾いに来ると伝えられた。2泊追加になったリンは別のキャンプ場にチェックインし、浜辺で読書し、温泉に入り、日の入りを満喫した。
翌日、リンはなでしこと浜名湖佐久米(はまなこさくめ)駅で待ち合わせをし、なでしこの祖母の家に泊まる事になった。なでしこの誘いで昼は鰻重を食べ、リンは美味しさに感動する。入店前、リンは鰻は予算オーバーで食べられないと思っていたが、なでしこがなでしこの父よりリンとなでしこの鰻重の代金をもらっていたため無事に食べることが出来た。
なでしこの祖母の家には、なでしこの幼馴染の土岐綾乃(とき あやの)も来ており、リン・なでしこ・綾乃・なでしこの祖母の4人は楽しい時間を過ごす。綾乃はバイトに行くが、綾乃のバイトが終わってから、リン・なでしこ・綾乃の3人は近くの展望台に集まる。リンと綾乃はココアを飲み、なでしこはカップラーメンを食べながら語り合う。別れ際、綾乃は「あたしも山梨遊びに行くよ。リンちゃんみたいに頑張って原付でさ」と伝えた。翌朝、リンは祖父の迎えで自宅に戻った。

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