ゆるキャン△(漫画・アニメ・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゆるキャン△』とは、日本の漫画家・あfろによるアウトドア・キャンプを題材にした漫画。TVアニメ、劇場版アニメ、実写ドラマなどのメディアミックス展開がされている人気作である。2015年に芳文社の『まんがタイムきららフォワード』にて連載を開始。2019年春に同社の運営する漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍した。
女子高生・各務原なでしこは、志摩リンに出会い、アウトドア・キャンプに興味を持つ。そこから2人を中心に、女子高生達がそれぞれの身の丈に合ったキャンプを楽しむ様が描かれている。

『ゆるキャン△』の概要

『ゆるキャン△』とは、日本の漫画家・あfろによるアウトドア・キャンプを題材にしたほのぼの日常系漫画。芳文社の『まんがタイムきららフォワード』2015年7月号にて連載を開始。2019年4月号まで連載した後、2019年3月29日から同社の運営する漫画配信サイト『COMIC FUZ』に移籍した。TVアニメ化されており、2018年1月から3月まで第1期が、その後2020年1月から3月から番外編の『へやキャン△』が、2021年1月から4月まで第2期が放送されている。また2022年7月1日には劇場版アニメ『映画 ゆるキャン△』が公開された。実写ドラマ化もされており、第1期は2020年1月10日から3月27日までテレビ東京『木ドラ25』枠にて、第2期は2021年4月2日から6月18日まで『木ドラ24』枠にて放送されている。主人公の志摩リン(しま リン)の役を福原遥(ふくはら はるか)が務め、もう1人の主人公の各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)の役を大原優乃(おおはら ゆうの)が務めたことで話題になった。

『ゆるキャン△』は志摩リンと各務原なでしこのW主人公。静岡県から山梨県に引っ越してきたなでしこは、ある日、ソロキャンプを楽しんでいたリンと出会う。それによってなでしこはアウトドア・キャンプに興味を持つようになった。なでしこはリンの通う本栖高校(もとすこうこう)に転入し、「野外活動サークル」、通称「野クル(のくる)」に入部。リンとなでしこが、「野クル」メンバーの大垣千明(おおがき ちあき)や犬山あおい(いぬやま あおい)、リンの友人で帰宅部の斉藤恵那(さいとう えな)達と一緒に、身の丈に合った自分達なりのキャンプを楽しむ姿が描かれている。

『ゆるキャン△』のあらすじ・ストーリー

志摩リンと各務原なでしこの出会い

手前が志摩リン、奥のベンチで眠っているのが各務原なでしこ。

主人公の志摩リン(しま リン)は、冬のソロキャンプ(1人でのキャンプ)を愛する高校1年生。今日も寒空の下、自転車にキャンプ道具を乗せて山梨県にある本栖湖(もとすこ)へとソロキャンプを楽しむために出かけた。その途中、リンはキャンプ場近くのベンチで眠りこけている少女を見つける。リンはその少女に声を掛けることなく、そのままキャンプ場へと向かった。

キャンプ場で受付を済ませたリンは、テント設営などを済ませて1人の時間を楽しむ。そして日が暮れてからトイレに向かうと、来る途中で見かけた少女に声を掛けられた。少女の名前は各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)。なでしこは今日静岡県から山梨県に引っ越してきて、富士山が見たくてここまで自転車でやってきたという。しかし生憎天気は曇りで富士山は見えずじまい。そしてそのまま疲れて眠りこけていたという。勢いで出かけてきたため、携帯も持っておらず、家に連絡することもできない。リンはとりあえずなでしこの話を聞き、お腹を空かせたなでしこにカップラーメンをごちそうした。

しばらくして、なでしこは唐突に姉の桜(さくら)の連絡先を思い出す。桜は車でなでしこを迎えに来てくれた。なでしこは自身の連絡先を書いた紙をリンに渡して、「今度はちゃんとキャンプをやろーねっ!!」と言い残して去っていった。

なでしこと「野クル」

リンとの出会いですっかりキャンプにハマったなでしこは、本栖高校に転入してすぐに「野外活動サークル」、通称「野クル(のクル)」の部室へと走る。「野クル」はなでしこやリンと同じ1年生の大垣千明(おおがき ちあき)と犬山あおい(いぬやま あおい)が設立したサークルだった。しかし千明もあおいもキャンプ初心者であり、ゆるゆると道具を集めてキャンプをしてみようといったかんじだった。

なでしこが入部して、「野クル」は活動の一貫として中庭でテントを設営してみることにした。その様子を図書室から見ていたのは、リンとリンの同級生で友人の斉藤恵那(さいとう えな)だった。なでしこが同じ学校だったことに驚きながら、リンは「野クル」の活動を見守る。するとなでしこ達は設営中のテントのポールを壊してしまった。「野クル」のテンションが合わないと感じているリンの代わりに、恵那がリンのアドバイスをなでしこ達に伝えに行く。なでしこ達はリンのアドバイスのおかげで無事にテントを設営できた。その時、なでしこは図書室にいるリンを発見する。なでしこはリンに一緒にキャンプをしようと詰め寄るが、ソロキャンプの時間を脅かされると感じたリンはその場でなでしこの誘いを断ってしまった。

それぞれのキャンプライフ

ある日、リンは富士山の麓キャンプ場(ふもとキャンプじょう)にソロキャンプに出かけた。するとそこに恵那からリンの居場所を教えてもらったなでしこがやってきた。先日リンにごちそうになったカップラーメンのお返しに、なでしこが鍋を振る舞ってくれたのだ。リンはその時なでしこにキャンプに誘われた時の非礼を詫びる。なでしこが誘ってくれた時、リンは反射的に嫌な顔をしてしまったのだ。リンはそのことが自分の中で引っかかっていたのだ。なでしこはリンの謝罪を聞いて、自分のほうこそと無理に誘って悪かったと謝る。お互い気持ちをスッキリさせ、2人は鍋を楽しんだ。

それからリンはソロキャンプを、なでしこのほうは「野クル」でのキャンプを楽しむことで落ち着いた。なでしこが千明、あおいと一緒に「野クル」の初キャンプでイーストウッドキャンプ場に行く。リンはその日、長野県の高ボッチ高原(たかぼっちこうげん)でソロキャンプをした。2人は互いに景色や食事をメッセージでやり取りする。一緒にキャンプをしなくても2人は楽しそうに笑っていた。

四尾連湖で炭火焼肉キャンプ

左がなでしこ、右がリン。

リンはコンパクト焚き火グリルを購入したので、なでしこを焼肉キャンプに誘ってみた。するとなでしこは二つ返事でOKをした。後日、リンとなでしこは、桜の車で山梨県にある四尾連湖(しびれこ)のキャンプ場へ向かう。初めての炭熾しにリンが苦戦していると、なでしこが散策中に出会ったベテランキャンパーを連れてきた。リン達はベテランキャンパーの手解きを受けて無事に炭熾しすることができ、焼肉となでしこが作った鱈鍋を堪能する。

リンとなでしこは料理を持ってベテランキャンパーの元へお礼を言いに向かった。そこにはベテランキャンパーと連れの泥酔した女性、後にリン達が通う本栖高校に赴任してくる鳥羽美波(とば みなみ)がいた。リン達はお礼を言って自分達の料理を差し入れする。そのお返しにベテランキャンパーからアメリカ南部ルイジアナ州発祥の炊き込みご飯であるジャンバラヤをもらった。

こうして2人の四尾連湖でのキャンプは楽しく終わった。

上伊那でのソロキャンプ

リンとなでしこは2人でキャンプに行く約束をしていた。しかし当日なでしこが風邪を引いてしまい、一緒に行くことができなくなってしまう。リンは1人で以前から気になっていた長野県の上伊那(かみいな)にあるキャンプ場へ行くことにした。しかし通る予定にしていた道がマイカー規制で年中通行止めだったことで、かなり時間をロスしてしまう。なでしこはそんなリンを自宅からサポートするため、観光ナビをすることにした。その連絡に紛れてなでしこは、お見舞いに来てくれていた千明と共に、リンを「野クル」のクリスマスキャンプへと誘う。しかしリンは遠慮すると即答した。

途中の温泉で居眠りをして寝過ごしたりとトラブルはあったが、リンはなでしこのナビなどのおかげで楽しくキャンプをすることができた。そこに恵那から連絡が入り、帰宅部である恵那が「野クル」のクリスマスキャンプに参加することを知る。リンは少し考えて「やっぱりキャンプ考えとく」と千明にメッセージを送信するのだった。

「野クル」のクリスマスキャンプ

左からなでしこ、恵那、あおい、千明、リン。

放課後、なでしこ、千明、あおい、恵那は、運動場の片隅で焚き火をしながらクリスマスキャンプの打ち合わせを行う。そこに新しく本栖高校に赴任してきた美波がやってきて、あれよあれよという間に美波が「野クル」の顧問をすることになった。

クリスマスキャンプは、温泉があって富士山が見える場所が良いという「野クル」メンバーの希望を尊重して、朝霧高原(あさぎりこうげん)にあるキャンプ場で行うことにした。参加するのはリン、なでしこ、千明、あおい、恵那、美波の6人。それぞれ現地に集合し、昼間は同じキャンプ場に来ていた子供達と遊んだりして楽しく過ごした。

夜になり、あおいが懸賞で当てたとても良い肉を使ってすき焼きをし、それにトマトを加えてトマトすき焼きも楽しむ。〆はパスタとチーズを入れたチーズパスタである。食事をして交代で温泉に入り、その後はタブレットを使って皆で映画を見た。リンはこのクリスマスキャンプで大人数で楽しむキャンプというものを知るのだった。

『ゆるキャン△』の登場人物・キャラクター

主人公

各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)

CV:花守ゆみり

明るく元気で前向きな、楽しいことが大好きな少女。
寒い中「富士山を見たい」という目的だけで長い坂を上ってくるほど活発な性格で、体力もある。リンが「私なら寒くて死ねる」と言ってしまうような寒い中でも寝てしまうくらいである。
せっかく富士山を見にやって来たのに曇りで見ることは出来ず、その場で眠ってしまい夜のキャンプ場でリンと出会う。
夜の美しい富士山を見たことがきっかけで、高校の野クルに入り、持ち前の元気さと好奇心旺盛な性格からキャンプの世界へのめり込んでいく。

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