ホタルの嫁入り(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ホタルの嫁入り』とは、橘オレコが『マンガワン』にて2023年1月1日より連載している恋愛サスペンス漫画だ。明治時代の日本が舞台となっており、持病で余命わずかな美女の桐ケ谷紗都子(きりがやさとこ)と、殺し屋の後藤進平(ごとうしんぺい)が結婚の約束を交わし孤島からの逃避行をする物語。歪んだ愛をぶつけ続ける進平に、紗都子の心が動かされていく様子が予測不能で見どころとなっている。
後藤 進平(ごとう しんぺい)
殺し屋という仕事一本で1人生き抜いてきた18歳の少年。「伝説の殺し屋」と一部で名が知れているほど殺しの腕前が高い。なんでも大雑把に物事を考える呑気な性格だが、一途で愛情が重く邪魔な者は無感情に斬り捨てる。紗都子に惚れてからはむやみに剣を抜くことが減り、言いつけを守る忠実さも見せた。
「天女島」には幼いころから住んでおり、顔が広い。幼い頃、遊女である母を客の男に殺され、その男を殺してから殺し屋となった。
桐ケ谷家
紗都子の父親
桐ケ谷家の当主。紗都子が産まれてすぐに妻を亡くし、再婚した。温厚で娘思いな性格。
心臓が弱い紗都子のことを一番に気遣い、幸せになってほしいと縁談の話をよく紗都子に持ちかけていた。
紗都子の義母
紗都子の実父の再婚相手。実娘の美和子を溺愛しており、紗都子が美和子の婚活を邪魔していると思って恨んでいる。
紗都子を攫って殺すように依頼した首謀者であり、紗都子が傷つけられるところを見届けようとしていた。
桐ケ谷 美和子(きりがや みわこ)
紗都子の父親が再婚した相手との間にできた娘。学校では評判の美人だが、欲深く嫌味な性格。
普段から何でも手に入れてしまう紗都子に嫉妬しており、意中の男性が紗都子に縁談を持ちかけたことを根に持ち、紗都子に嫌味を言う。
紗都子に「容姿以外は下の下」だと言われると、義母に泣いて縋りついた。
いせ吉の遊女
葵(あおい)
「いせ吉」の遊女。太めの体型が特徴で、面倒見が良く優しい性格だ。
紗都子の指南役として店のことを教える。年季が終わったら意中の男性と結婚して島の外で暮らすのが夢。
間男を紫に寝取られたと思い込み、復讐のために紗都子を利用した。
紫(ゆかり)
「いせ吉」で売り上げ2位の遊女。傲慢でプライドの高い性格だ。
情夫である進平を慕っており、彼と仲の良い紗都子に嫉妬をする。同じ店の遊女である早蕨、初音を従えてよく問題行動を起こす。
朝霧(あさぎり)
「いせ吉」で売り上げ1位の遊女。36歳だが、誰もが振り向く美貌と色気を持っている。自由奔放で頭の回転が速く、天女島の情報に長けている。
店であまり客をとらなくなり、情夫のもとへ遊び歩いていることから、三枝に島のお荷物と思われている。そのことに気付いているが、男のいいなりになりたくがないため身請け話も断り続けている。
その他の登場人物
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目次 - Contents
- 『ホタルの嫁入り』の概要
- 『ホタルの嫁入り』のあらすじ・ストーリー
- 殺し屋との出会い
- 島から脱出するため遊女になる
- 紗都子の最初の客
- 結婚できないと進平に伝える紗都子
- 葵の企み
- 天女島脱出当日
- 康太郎との再会
- 首謀者の発覚
- 『ホタルの嫁入り』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 桐ケ谷 紗都子(きりがや さとこ)
- 後藤 進平(ごとう しんぺい)
- 桐ケ谷家
- 紗都子の父親
- 紗都子の義母
- 桐ケ谷 美和子(きりがや みわこ)
- いせ吉の遊女
- 葵(あおい)
- 紫(ゆかり)
- 朝霧(あさぎり)
- その他の登場人物
- 小川 康太郎(おがわ こうたろう)
- 三枝(みつえだ)
- 『ホタルの嫁入り』の用語
- 天女島
- いせ吉
- 遣手
- 身請け
- 桐ケ谷家
- 『ホタルの嫁入り』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 約束の口づけをする二人
- 愛する紗都子に尽くす進平
- 自分の恋心を自覚し始める紗都子
- 紗都子「その心臓私に譲ってくださらない?」
- 進平「紗都子を守る役は新渡戸じゃない。俺だから」
- 進平「俺は紗都子が好きだから。紗都子が幸せになれないのは嫌だ」
- 『ホタルの嫁入り』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者は子育てするママ
- ボイスコミックも公開されている人気作
- 貴族の娘と殺し屋の異色コラボ