よつばと!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『よつばと!』は、あずまきよひこによる日本の漫画作品。『月刊コミック電撃大王』にて、2003年3月号から連載している。「いつでも今日が、いちばん楽しい日」というキャッチコピーの通り、主人公の小岩井よつばは無邪気で元気な5歳の女の子。ごく当たり前の日常も幼いよつばにとっては初めての体験と感動ばかりである。そんなよつばに、周囲の大人たちは優しく共感し、時には真摯に叱ることもある。あたたかさが滲む本作には、ほっこりとする名言や、思わずクスリと笑える名シーンが詰まっている。

よつばは、恵那とみうらがダンボールで作ったダンボーというキャラクターを気に入っていた。遊びに行ったみうらの部屋にダンボーが転がっているのを見つける。ダンボーを本物のロボットだと思っているよつばは、何故みうらの部屋にダンボーが居るのか、何故ダンボーが動かないのかを本気で心配をしてしまう。ダンボーはもちろんダンボールなので誰かが中に入らないと動かないのだが、よつばにはそれを教えるわけにはいかない。みうらは苦し紛れに「ダンボーは死んだ」と言う。あまりのショックに呆然としてしまうよつば。そんな様子を見ていられなくなった恵那は「生きてるぴょーん!!」とさらに設定を捻じ曲げてしまう。

「はーい 止まってくださーい」

よつばは補助輪付きの自転車をとーちゃんに買ってもらった。自転車を乗る時のルールをよく分かっていないよつばのために、とーちゃんは歳の近い恵那を自転車の教習教官として任命する。真面目な恵那は、よつばが安全に自転車ライフを送れるよう、厳しく指導していく。

ジャンボ(竹田隆)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「復讐は何も生まねーよなー?」

家に遊びに来ていたジャンボととーちゃんと一緒に、映画を観ていたよつば。ハードボイルド風のアクション映画に感化されたよつばは、おもちゃ箱から水鉄砲を引っ張りだしてジャンボととーちゃんを撃ちまくり、ジャンボととーちゃんがやられたふりをする。今度は綾瀬家に「復讐」という名目で水鉄砲を持って乗り込むよつば。風香や恵那に水鉄砲で襲撃して遊んでいたが、あさぎに水鉄砲を取り上げられて返り討ちに遭う。自宅に戻ったよつばにジャンボが「復讐はどうだった?」と聞くと、よつばは「しんだ」と答えた。

「やるじゃん!風香ちゃん!!」

ウォーターワールドと言うレジャー施設の優待券をもらった小岩井家。4人分の優待券のため、とーちゃんは誰を誘うか悩んでいるところ、ジャンボがあさぎを誘おうと提案する。自分で誘う勇気が無いジャンボはよつばを使って、あさぎをプールにお誘いする作戦に出る。あさぎは沖縄旅行で不在のため、よつばは代わりに恵那と風香を誘ってきたのだが、肝心のジャンボに伝えていなかった。プールに行くというのにスーツにめかしこみ、花束まで用意して待ち合わせ場所に現れたジャンボだった。あからさまにガッカリするジャンボ。風香がジャンボに「おっかしーあーお花だーくれるの?」と言うと、ジャンボは「だまれこわっぱ!!おまえなんか呼んでないやい!!子供はひっこんでろ!」と大人げなく叫ぶ。さらに「子供はここで十分だ」と言いながら、ウォーターワールドから市民プールに行き先を変更する。よつばや恵那と同様、散々風香を子供扱いしたジャンボだが、プールサイドに現れた風香の水着姿を見るやいなや「やるじゃん!風香ちゃん!!」とセクハラ発言をしたのだった。

「なんじゃそりゃあ!!」

ジャンボはよつばを使ってあさぎを花火大会に誘いだそうとしていた。大人げないと分かっているものの、よつばから「あさぎは花火大会に行く」と聞いて大喜びをするジャンボ。当日は浴衣を着て準備をするが、集合場所にいたのはよつばと恵那とみうらだった。どういうことかとよつばに確認すると「あさぎはあさぎのおともだちといっしょにいくよ」と言われ「なんじゃそりゃあ!!」と叫ぶ。ジャンボが「子供はあてにならねぇ!!」と言うととーちゃんに「子供をあてにするな」と言われる。

やんだ(安田)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

初登場で馬が合わないやんだとよつば

とーちゃんの後輩であるやんだが小岩井家にやってきた。やんだと初対面であるよつばはやんだに警戒する。とーちゃんにやんだが良いやつか悪いやつか聞くと、「悪いやつ」と言われてさらに警戒心をむき出しにする。やんだはさらによつばを大人げなくからかうため、今後もよつばはやんだを目の敵にすることとなる。

「うんこうめー!!うんこうめー!!」

やんだと初めて会ったよつばだが、やんだの大人げないからかいで第一印象は最悪だ。小岩井家で昼ご飯のカップ麺を食べているやんだに向かって、よつばは「うんこくってるー!」と煽る。やんだは「食ってるときにうんこ言うな」と注意をするが、よつばがやめないので、やんだはムキになり「うんこうめー!!うんこうめー!!」と衝撃な言葉を発してよつばを黙らせた。

「このガキ…」

とーちゃん、ジャンボとやんだで牧場に行くことになったよつば。自分から参加しておいて牧場に乗り気ではないやんだは、 「よつばは何しに牧場行くんだ?」と問いかける。よつばは「やんだはバカだな」と言う。「いいか?おしえてやる。ぼくじょうにはうしがいる」と言うとやんだは「え!? おしまい!?」と驚く。よつばはやんだを「いちからか?いちからせつめいしないとだめか?」と煽るのだった。

とんとん
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あずまんが大王(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『あずまんが大王』とは、あずまきよひこによる4コマ漫画およびそれを原作とするアニメ作品。メディアワークスの『月刊電撃大王』に1999年から2002年まで掲載された。日常の中に潜むユーモアと心温まるエピソードが魅力の空気系・学園漫画・4コマ漫画である。10歳で高校に飛び級入学した天才少女・美浜ちよを中心に、彼女のクラスメイトの春日歩や滝野智、榊、水原暦、神楽たちの日常生活を描いている。2001年には映画化、20020年にはテレビアニメ化もされた。

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