KAN(木村和)の徹底解説まとめ
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「KAN(カン)」とは日本のシンガーソングライターである。本名は木村和(きむらかん)。ピアノを弾いて歌うスタイルのミュージシャンである。1987年にシングル『テレビの中に』でデビューした。1990年に発表した『愛は勝つ』が大ヒットし、200万枚を超えるCD売上を記録。その後も『言えずのI LOVE YOU』『まゆみ』といったヒット曲がある。オリジナルアルバムは17枚を発表している。2023年3月にメッケル憩室癌を患っていることを発表したが、同年11月12日闘病の甲斐なく病没した。
『弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば』
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2016年6月22日発売
収録曲
1.世界でいちばん好きな人
2.カレーライス
3.GOOD NIGHT
4.桜ナイトフィーバー
5.ひざまくら 〜うれしい・こりゃいい・やわらかい〜
6.Laura (Billy Joel)
7.MAN
8.アイ(秦基博)
9.安息
10.よければ一緒に
11.愛は勝つ
12.東京ライフ
13.まゆみ
14.今年もこうして二人でクリスマスを祝う
15.君が好き 胸が痛い
2014年10月〜2015年6月に全国で行われた【弾き語りばったり#19 今ここでエンジンさえ掛かれば】のライブアルバム。
ツアータイトルの「今ここでエンジンさえ掛かれば」はファンクラブ会員からの応募作品から選ばれたものであり、特に深い意味はない。
ストリングカルテットアルバム
『la RiNASCENTE』
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2017年3月15日発売
収録曲
1.Menuett für Frau Triendl
2.世界でいちばん好きな人
3.CLOSE TO ME
4.いつもまじめに君のこと
5.月海
6.キリギリス
7.Here, There and Everywhere (The Beatles)
8.愛は勝つ
9.まゆみ
10.彼女はきっとまた
11.星屑の帰り道
タイトルの『la RINASCENTE(ラ・リナシェンテ)』とはイタリア語で「再生」を意味する。
その名の通りKAN本人よる丁寧な編曲で、弦楽四重奏曲として生まれ変わっている。
ジャケットデザインはドナルド・フェイゲンの『The Nightfly』のオマージュ。
『la RiSCOPERTA』
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2018年10月10日発売
収録曲
1.l’Addestramento dell’Arrangiamento
2.カレーライス
3.50年後も
4.Happy Time Happy Song
5.永遠
6.Back in the U.S.S.R. (The Beatles)
7.サンクト・ペテルブルグ
8.Lullabye (Billy Joel)
9.君はうるさい
10.今年もこうして二人でクリスマスを祝う
ストリングカルテットの2枚目となるアルバム。
タイトルの『la RiSCOPERTA(ラ・リスコペルタ)』は「再発見」という意味である。
バラードからロック色あふれる曲まで弦楽四重奏曲として再録音された。
KANの代表曲・ミュージックビデオ(PV/MV)
『東京ライフ』
『ツルモク独身寮』というマンガに引用され、男性ファンがKANに注目し始めた1曲。
上京してきた人にはとても刺さる曲。
『言えずのI LOVE YOU』
「あのね うんとね」が印象的な3枚目のアルバム収録曲。
デビュー前のMr.Childrenの桜井和寿が衝撃を受け、後に『OVER』という曲を書くときに「ツービートでKAN」という仮タイトルをつけていたことで知られている。
『愛は勝つ』
言わずとしれたダブルミリオン超えの大ヒット曲。
ビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」に憧れて作られたとのこと。
歌詞は当時フラレたばかりの先輩を「大丈夫、愛は勝ちますよ」と励ましたことがきっかけだインタビューなどで語っている。
『まゆみ』
「愛は勝つ」に次ぐスマッシュヒットを記録した楽曲。
1993年の小島聖が出演する三ツ矢サイダーのCMソングに起用され、話題となった。
もともとは別の曲だった2曲を1曲にまとめた楽曲で、ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」のフレーズが効果的に引用されている。
目次 - Contents
- KANの概要
- KANの活動経歴
- デビューから『愛は勝つ』まで
- 『愛は勝つ』の大ヒット
- 毎年アルバムを出し、全国ツアーを回る日々
- 2年間のパリ生活
- 帰国後から
- 突然の最期
- KANのプロフィール・人物像
- KANのディスコグラフィー
- シングル
- 『テレビの中に』
- 『BRACKET』
- 『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』
- 『OVER YOU』
- 『東京ライフ』
- 『REGRETS』
- 『健全 安全 好青年』
- 『愛は勝つ』
- 『イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛』
- 『プロポーズ』
- 『こっぱみじかい恋』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『死ぬまで君を離さない』
- 『丸いお尻が許せない』
- 『まゆみ』
- 『いつもまじめに君のこと』
- 『SUNSHINE OF MY HEART』
- 『すべての悲しみにさよならするために』
- 『東京に来い』
- 『MAN』
- 『涙の夕焼け』
- 『Songwriter』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦』
- 『サンクト・ペテルブルグ〜ダジャレ男の悲しきひとり旅〜』
- 『英語でゴメン』
- 『HAPPY TIME HAPPY SONG』
- 『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』
- 『CLOSE TO ME』
- 『Superfaker』
- 『カレーライス』
- 『世界でいちばん好きな人』
- 『よければ一緒に』
- 『Listen to the Music』
- 『桜ナイトフィーバー』
- 『ポップミュージック』
- オリジナルアルバム
- 『テレビの中に』
- 『NO-NO-YESMAN』
- 『GIRL TO LOVE』
- 『HAPPY TITLE -幸福選手権-』
- 『野球選手が夢だった』
- 『ゆっくり風呂につかりたい』
- 『TOKYOMAN』
- 『弱い男の固い意志』
- 『東雲』
- 『MAN』
- 『TIGERSONGWRITER』
- 『KREMLINMAN』
- 『Gleam & Squeeze』
- 『遥かなるまわり道の向こうで』
- 『カンチガイもハナハダしい私の人生』
- 『6×9=53』
- 『23歳』
- ベストアルバム
- 『めずらしい人生』
- 『The Best Singles FIRST DECADE』
- 『IDEAS the very best of KAN』
- 『Songs Out of Bounds』
- ライブアルバム
- 『LIVE 弾き語りばったり #7 〜ウルトラタブン〜 全会場から全曲収録』
- 『弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば』
- ストリングカルテットアルバム
- 『la RiNASCENTE』
- 『la RiSCOPERTA』
- KANの代表曲・ミュージックビデオ(PV/MV)
- 『東京ライフ』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『愛は勝つ』
- 『まゆみ』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 ~ドイ・ドイ・ドイナカ大農村~』
- 『よければ一緒に』
- 『ポップミュージック』
- 『エキストラ』
- KANの名言・発言
- 「1人で正々堂々とできないことが非常にかっこ悪いな」
- 「思いついちゃった責任があるじゃない」
- 「やっている方は非常に楽しいんですけども」
- 他力本願独立独歩
- KANの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 幅広い楽曲
- KANのライブは「音楽ギャグエンターテイメントショー」
- 舞台衣装は意表を突くコスプレショー
- 旅行に行ってもダジャレを忘れない
- 他アーティストとの交流
- aiko
- ASKA
- 桜井和寿(さくらいかずとし)
- 佐藤竹善(さとうちくぜん)
- 塩谷哲(しおのやさとる)
- スキマスイッチ
- 杉山清貴(すぎやまきよたか)
- つんく♂
- TRICERATOPS(トライセラトップス)
- 根本要(ねもとかなめ)
- 秦基博(はたもとひろ)
- 馬場俊英(ばばとしひで)
- 平井堅(ひらいけん)
- 藤井フミヤ(ふじいふみや)
- 山崎まさよし(やまざきまさよし)