KAN(木村和)の徹底解説まとめ
「KAN(カン)」とは日本のシンガーソングライターである。本名は木村和(きむらかん)。ピアノを弾いて歌うスタイルのミュージシャンである。1987年にシングル『テレビの中に』でデビューした。1990年に発表した『愛は勝つ』が大ヒットし、200万枚を超えるCD売上を記録。その後も『言えずのI LOVE YOU』『まゆみ』といったヒット曲がある。オリジナルアルバムは17枚を発表している。2023年3月にメッケル憩室癌を患っていることを発表したが、同年11月12日闘病の甲斐なく病没した。
『ポップミュージック』
2020年2月26日発売
収録曲
・CD
1. ポップミュージック
2. KANのChristmas Song(弦楽四重奏とともに)
3. ポップミュージック(カラオケ)
4. KANのChristmas Song(弦楽四重奏カラオケ)
・DVD
1. ポップミュージック
(ダンシング・ミュージック・ビデオ)
『ポップミュージック』は同じ事務所の女性アイドルグループ「Juice=Juice」によりカバーされている。
オリジナルアルバム
『テレビの中に』
1987年4月25日発売
収録曲
1.SPUNKY DANCE−賑やかな週末−
2.セルロイドシティも日が暮れて
3.テレビの中に
4.ARE YOU READY TO BE−着衣のままで−
5.悲しきGRADUATION
6.TOP SECRET−誰にもしゃべるな−
7.恋するDISCOMAN
8.GOOD NIGHT
9.FAIRY TALE
10.MEMORIES OF FUTURE
デビューシングル『テレビの中に』と同時に発売されたデビューアルバム。
アマチュア時代から書きためた曲も含まれる初々しいアルバムである。
作曲、アレンジはすべてKAN本人が担当している。
『NO-NO-YESMAN』
1987年10月25日発売
収録曲
1.今夜はかえさないよ
2.僕は泣く
3.STYLISTIC
4.きみを想う夜
5.SILENT SIREN
6.ONE NIGHT KISS
7.BRACKET
8.NO-NO-YESMAN
9.ALL I KNOW〜僕にわかることは〜
10.僕のGENUINE KISS
2ndアルバム。
「今夜はかえさないよ」は学生時代に留守番電話の応答メッセージ用に作曲した「もしもし木村です」を元にしている。
「NO-NO-YESMAN」のライブバージョンは初期コンサートツアーの中心となっていた。
『GIRL TO LOVE』
1988年6月25日発売
収録曲
1.適齢期LOVE STORY
2.君はうるさい
3.いっちょまえに高級車
4.フランスについた日
5.WAITING SO LONG
6.東京のお嬢さん
7.だいじょうぶI'M ALL RIGHT
8.恋はTONIN'
9.言えずのI LOVE YOU
10.GIRL TO LOVE
3rdアルバム。
ライブの定番曲として2023年までずっと演奏されていた「適齢期LOVE STORY」や、後にシングルカットされる「言えずのアイラブユー」などが収録されており、本人も自分の方向性が固まってきた1枚だったと語っている。
『HAPPY TITLE -幸福選手権-』
1989年6月21日発売
収録曲
1.UNIT OF SOCIETY
2.OLD FASHIONED GIRL
3.REGRETS
4.GO PLAIN
5.君から目がはなせない
6.ALL I WANT IS YOU
7.FOREIGNER
8.REAL REACTION
9.A MAN IN DISSATISFACTION
10.東京ライフ
このアルバムで初めて歌詞を全曲担当する。
KAN本人も名曲と認める「REGRETS」や「東京ライフ」が収録された。
『野球選手が夢だった』
1990年7月25日発売
収録曲
1.愛は勝つ
2.恋する二人の834km
3.けやき通りがいろづく頃
4.青春国道202
5.千歳
6.Happy Birthday
7.ぼくたちのEaster
8.健全 安全 好青年
9.1989 (A Ballade of Bobby & Olivia)
10.君が好き胸が痛い
「愛は勝つ」が収録された5枚目のアルバム。
ビリー・ジョエルの「Scenes from an Italian Restaurant」を目指して作られた、8分超えの大作「1989 (A Ballade of Bobby & Olivia) 」が収録されている。
『ゆっくり風呂につかりたい』
1991年5月22日発売
収録曲
1.発明王
2.決まりだもの
3.プロポーズ
4.ときどき雲と話をしよう
5.ぼくの彼女はおりこうさん
6.永遠
7.信じられない人
8.イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ
9.恋人
コミカルな「僕の彼女はおりこうさん」から、切ない「決まりだもの」、「プロポーズ」「永遠」など名バラードまで幅広い楽曲が収録されている。
『TOKYOMAN』
目次 - Contents
- KANの概要
- KANの活動経歴
- デビューから『愛は勝つ』まで
- 『愛は勝つ』の大ヒット
- 毎年アルバムを出し、全国ツアーを回る日々
- 2年間のパリ生活
- 帰国後から
- 突然の最期
- KANのプロフィール・人物像
- KANのディスコグラフィー
- シングル
- 『テレビの中に』
- 『BRACKET』
- 『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』
- 『OVER YOU』
- 『東京ライフ』
- 『REGRETS』
- 『健全 安全 好青年』
- 『愛は勝つ』
- 『イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛』
- 『プロポーズ』
- 『こっぱみじかい恋』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『死ぬまで君を離さない』
- 『丸いお尻が許せない』
- 『まゆみ』
- 『いつもまじめに君のこと』
- 『SUNSHINE OF MY HEART』
- 『すべての悲しみにさよならするために』
- 『東京に来い』
- 『MAN』
- 『涙の夕焼け』
- 『Songwriter』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦』
- 『サンクト・ペテルブルグ〜ダジャレ男の悲しきひとり旅〜』
- 『英語でゴメン』
- 『HAPPY TIME HAPPY SONG』
- 『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』
- 『CLOSE TO ME』
- 『Superfaker』
- 『カレーライス』
- 『世界でいちばん好きな人』
- 『よければ一緒に』
- 『Listen to the Music』
- 『桜ナイトフィーバー』
- 『ポップミュージック』
- オリジナルアルバム
- 『テレビの中に』
- 『NO-NO-YESMAN』
- 『GIRL TO LOVE』
- 『HAPPY TITLE -幸福選手権-』
- 『野球選手が夢だった』
- 『ゆっくり風呂につかりたい』
- 『TOKYOMAN』
- 『弱い男の固い意志』
- 『東雲』
- 『MAN』
- 『TIGERSONGWRITER』
- 『KREMLINMAN』
- 『Gleam & Squeeze』
- 『遥かなるまわり道の向こうで』
- 『カンチガイもハナハダしい私の人生』
- 『6×9=53』
- 『23歳』
- ベストアルバム
- 『めずらしい人生』
- 『The Best Singles FIRST DECADE』
- 『IDEAS the very best of KAN』
- 『Songs Out of Bounds』
- ライブアルバム
- 『LIVE 弾き語りばったり #7 〜ウルトラタブン〜 全会場から全曲収録』
- 『弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば』
- ストリングカルテットアルバム
- 『la RiNASCENTE』
- 『la RiSCOPERTA』
- KANの代表曲・ミュージックビデオ(PV/MV)
- 『東京ライフ』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『愛は勝つ』
- 『まゆみ』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 ~ドイ・ドイ・ドイナカ大農村~』
- 『よければ一緒に』
- 『ポップミュージック』
- 『エキストラ』
- KANの名言・発言
- 「1人で正々堂々とできないことが非常にかっこ悪いな」
- 「思いついちゃった責任があるじゃない」
- 「やっている方は非常に楽しいんですけども」
- 他力本願独立独歩
- KANの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 幅広い楽曲
- KANのライブは「音楽ギャグエンターテイメントショー」
- 舞台衣装は意表を突くコスプレショー
- 旅行に行ってもダジャレを忘れない
- 他アーティストとの交流
- aiko
- ASKA
- 桜井和寿(さくらいかずとし)
- 佐藤竹善(さとうちくぜん)
- 塩谷哲(しおのやさとる)
- スキマスイッチ
- 杉山清貴(すぎやまきよたか)
- つんく♂
- TRICERATOPS(トライセラトップス)
- 根本要(ねもとかなめ)
- 秦基博(はたもとひろ)
- 馬場俊英(ばばとしひで)
- 平井堅(ひらいけん)
- 藤井フミヤ(ふじいふみや)
- 山崎まさよし(やまざきまさよし)