KAN(木村和)の徹底解説まとめ
「KAN(カン)」とは日本のシンガーソングライターである。本名は木村和(きむらかん)。ピアノを弾いて歌うスタイルのミュージシャンである。1987年にシングル『テレビの中に』でデビューした。1990年に発表した『愛は勝つ』が大ヒットし、200万枚を超えるCD売上を記録。その後も『言えずのI LOVE YOU』『まゆみ』といったヒット曲がある。オリジナルアルバムは17枚を発表している。2023年3月にメッケル憩室癌を患っていることを発表したが、同年11月12日闘病の甲斐なく病没した。
1987年10月25日発売。
収録曲
1. BRACKET
2. 僕のGENUIN KISS
スキャットが印象的なジャジーな曲。
歌詞は高校の後輩長島理生(ながしまりお)が担当した。
『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』
1988年6月25日発売
収録曲
1. だいじょうぶ I'M ALL RIGHT
2. フランスについた日
『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』では「僕の本当の恋は ふられてから始まる」とめげない男が歌われている。
『OVER YOU』
1988年11月25日発売
収録曲
1. OVER YOU
2. NEVER LEAVE
1988年シングルとして発売されたが、2010年までアルバム収録はされなかったため「幻のシングル」と呼ばれていた。
『東京ライフ』
1989年5月1日発売
収録曲
1. 東京ライフ
2. 君から目がはなせない
『東京ライフ』は80年代の若者に大人気だったマンガ『ツルモク独身寮』に引用されたことで、男性ファン層が広がった。
『REGRETS』
1989年9月1日発売
収録曲
1. REGRETS
2. ALL I WANT IS YOU
『REGRETS』はビリー・ジョエルの『Allentown』を目指して作られたという。
この頃からKANの曲がラジオのヘビーローテーションで流されるようになった。
『健全 安全 好青年』
1990年5月25日発売
収録曲
1. 健全 安全 好青年
2. 青春国道202
『健全 安全 好青年』は、全国の奥手で健全な青少年を勇気づけた曲。
『愛は勝つ』
1990年9月1日発売
収録曲
1. 愛は勝つ
2. それでもふられてしまう男(やつ)
『それでもふられてしまう男(やつ)』は『愛は勝つ』へのアンチテーゼとして収録された。
『イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛』
1991年4月25日発売
収録曲
1. イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛
2. ときどき雲と話をしよう
『ときどき雲と話をしよう』は『愛は勝つ』のヒット後に「少し休みたい」という気持ちが表れている。
『プロポーズ』
目次 - Contents
- KANの概要
- KANの活動経歴
- デビューから『愛は勝つ』まで
- 『愛は勝つ』の大ヒット
- 毎年アルバムを出し、全国ツアーを回る日々
- 2年間のパリ生活
- 帰国後から
- 突然の最期
- KANのプロフィール・人物像
- KANのディスコグラフィー
- シングル
- 『テレビの中に』
- 『BRACKET』
- 『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』
- 『OVER YOU』
- 『東京ライフ』
- 『REGRETS』
- 『健全 安全 好青年』
- 『愛は勝つ』
- 『イン・ザ・ネイム・オブ・ラウ゛』
- 『プロポーズ』
- 『こっぱみじかい恋』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『死ぬまで君を離さない』
- 『丸いお尻が許せない』
- 『まゆみ』
- 『いつもまじめに君のこと』
- 『SUNSHINE OF MY HEART』
- 『すべての悲しみにさよならするために』
- 『東京に来い』
- 『MAN』
- 『涙の夕焼け』
- 『Songwriter』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦』
- 『サンクト・ペテルブルグ〜ダジャレ男の悲しきひとり旅〜』
- 『英語でゴメン』
- 『HAPPY TIME HAPPY SONG』
- 『今年もこうして二人でクリスマスを祝う』
- 『CLOSE TO ME』
- 『Superfaker』
- 『カレーライス』
- 『世界でいちばん好きな人』
- 『よければ一緒に』
- 『Listen to the Music』
- 『桜ナイトフィーバー』
- 『ポップミュージック』
- オリジナルアルバム
- 『テレビの中に』
- 『NO-NO-YESMAN』
- 『GIRL TO LOVE』
- 『HAPPY TITLE -幸福選手権-』
- 『野球選手が夢だった』
- 『ゆっくり風呂につかりたい』
- 『TOKYOMAN』
- 『弱い男の固い意志』
- 『東雲』
- 『MAN』
- 『TIGERSONGWRITER』
- 『KREMLINMAN』
- 『Gleam & Squeeze』
- 『遥かなるまわり道の向こうで』
- 『カンチガイもハナハダしい私の人生』
- 『6×9=53』
- 『23歳』
- ベストアルバム
- 『めずらしい人生』
- 『The Best Singles FIRST DECADE』
- 『IDEAS the very best of KAN』
- 『Songs Out of Bounds』
- ライブアルバム
- 『LIVE 弾き語りばったり #7 〜ウルトラタブン〜 全会場から全曲収録』
- 『弾き語りばったり #19 今ここでエンジンさえ掛かれば』
- ストリングカルテットアルバム
- 『la RiNASCENTE』
- 『la RiSCOPERTA』
- KANの代表曲・ミュージックビデオ(PV/MV)
- 『東京ライフ』
- 『言えずのI LOVE YOU』
- 『愛は勝つ』
- 『まゆみ』
- 『ドラ・ドラ・ドライブ大作戦 ~ドイ・ドイ・ドイナカ大農村~』
- 『よければ一緒に』
- 『ポップミュージック』
- 『エキストラ』
- KANの名言・発言
- 「1人で正々堂々とできないことが非常にかっこ悪いな」
- 「思いついちゃった責任があるじゃない」
- 「やっている方は非常に楽しいんですけども」
- 他力本願独立独歩
- KANの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 幅広い楽曲
- KANのライブは「音楽ギャグエンターテイメントショー」
- 舞台衣装は意表を突くコスプレショー
- 旅行に行ってもダジャレを忘れない
- 他アーティストとの交流
- aiko
- ASKA
- 桜井和寿(さくらいかずとし)
- 佐藤竹善(さとうちくぜん)
- 塩谷哲(しおのやさとる)
- スキマスイッチ
- 杉山清貴(すぎやまきよたか)
- つんく♂
- TRICERATOPS(トライセラトップス)
- 根本要(ねもとかなめ)
- 秦基博(はたもとひろ)
- 馬場俊英(ばばとしひで)
- 平井堅(ひらいけん)
- 藤井フミヤ(ふじいふみや)
- 山崎まさよし(やまざきまさよし)