天空戦記シュラト(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天空戦記シュラト』とは、タツノコプロが製作し1989年4月から1990年1月にかけて放映されたインド神話をベースにしたファンタジーアニメである。インド神話によく似た異世界「天空界(てんくうかい)」を舞台に、天空界を守護する戦士集団「八部衆(はちぶしゅう)」の1人・修羅王(しゅらおう)の生まれ変わりである少年日高秋亜人ことシュラトが天空界に召喚され、その裏でうごめく陰謀に巻き込まれていく。漫画『聖闘士星矢』の影響を受けた美少年キャラが鎧を装着して戦う「鎧もの」の1作である。
獣王曼陀羅陣(じゅうおうまんだらじん)
第13話で初登場。八部衆が使用する「曼陀羅陣」のうち、4名で使用する技。作中では主にシュラト、ヒュウガ、レイガ、リョウマの4人が使用した。
曼陀羅陣の真言を唱えた後に各神将に対応した獣型のソーマ(シュラトは獅子、ヒュウガは虎、レイガは鳳凰、リョウマは龍)が放たれ、敵を攻撃する。また、シュラトは単独で4人分のソーマを合わせた技を使用している。
天空曼陀羅陣(てんくうまんだらじん)
ノベライズ版のみに登場。
八部衆全員のソーマを結集した曼陀羅陣。先代八部衆が使用した。
紫風曼陀羅陣(しふうまんだらじん)
ノベライズ版のみに登場。3名で使用する曼陀羅陣。
宝珠曼陀羅陣(ほうじゅまんだらじん)
ノベライズ版のみに登場。5名で使用する曼陀羅陣。
智慧曼陀羅陣(ちえまんだらじん)
ノベライズ版のみに登場。6名で使用する曼陀羅陣。
金剛曼陀羅陣(こんごうまんだらじん)
ノベライズ版のみに登場。7名で使用する曼陀羅陣。
八部衆三連晃(はちぶしゅうさんれんこう)
第30話で登場。レンゲ、ダン、クウヤの3人が使用した合体技。
クウヤの所有する宝輪を中心にレンゲ、ダン、クウヤが自身のソーマを集中して放つ。作中では、不動明王アカラナータ相手に使用した。他の八部衆のメンバーも使用できるかは不明。
天空界関連
天空界(てんくうかい)
異世界に存在する。人間界とは表裏一体で、天空界に異変が起これば人間界にまでその影響が及ぶ。世界観は古代インドに似ており、調和神ヴィシュヌによって統治されている。
自然豊かな環境が特徴で、天空樹を中心に様々な島が浮かび、デーヴァ神族の住まう立派な宮殿や町がある。
天空界に死は存在せず、あるのは転生(てんせい)のみ。しかしヴィシュヌの石化後天空界の秩序が乱れ始め、赤種班という病が発生し自然豊かな環境も荒廃化しつつある。人間界にもその影響が浸透しており、シュラトは一度トライローによって記憶を奪われ人間界に送り返された際、夜空に禍々しい色のオーロラが広がっているのを目撃している。また、頻繁に地震や異常気象も発生している。
天空樹(てんくうじゅ)
天空界の中心に存在し、天空界を支える巨大な樹木。ある意味天空界の首都圏にあたる。
頂上付近と6本の枝部分は「楼(ろう)」と呼ばれている。楼の上には大地があり、大地の上に天空界の住民達やデーヴァ神族が暮らしている。レンゲの姉サティは天空樹の中腹の第7楼にある村で暮らしている。ラクシュの出身・蓬莱山は第4楼にある。
周辺には険しい山脈が連なっており、強大な結界が張られている。玄武殿(げんぶでん)、青龍殿(せいりゅうでん)、白虎殿(びゃっこでん)、朱雀殿(すざくでん)の4つの神殿にある水晶玉に宿る「聖なる光」にソーマを注ぐことで、天空樹に繋がる門が開かれる。
玄武殿(げんぶでん)
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目次 - Contents
- 『天空戦記シュラト』の概要
- 『天空戦記シュラト』のあらすじ・ストーリー
- 修羅王覚醒
- 八部衆対八部衆
- 天空殿の戦い
- 破壊神復活
- 戦いの意味
- 『天空戦記シュラト』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 日高 秋亜人(ひだか しゅらと)/修羅王(しゅらおう)シュラト
- 黒木 凱(くろき がい)/夜叉王(やしゃおう)ガイ
- ラクシュ
- 八部衆の戦士達
- 迦楼羅王(かるらおう)レイガ
- 天王(てんおう)ヒュウガ
- 龍王(りゅうおう)リョウマ
- 那羅王(なーらおう)レンゲ
- 比婆王(ひばおう)ダン
- 闥婆王(だっぱおう)クウヤ
- 先代八部衆
- 天空界の住民
- 調和神(ちょうわしん)ヴィシュヌ
- 雷帝(らいてい)インドラ
- ミー
- サティ
- サティの村の老人
- レビ
- クウヤの弟
- ミンチ
- ナーガ
- アグリ
- マツリ
- 勢至天(せいしてん)パールヴァティ
- 天空界の戦士達
- 弁財天(べんざいてん)サラス
- 烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)マユリ
- 北面使(ほくめんし)タクシャカ
- 南霊使(なんれいし)ランバーン
- 傀儡師(くぐつし)カリ
- 鳩摩羅天(くまらてん)ダーラ&ムーラ
- 摩利支天(まりしてん)マリーチ
- 羅刹天(らせつてん)ニリハリ
- 幻帝(げんてい)ミトラ
- 水帝(すいてい)ヴリトラ
- 霧帝(むてい)メキラ
- 大元帥明王(たいげんみょうおう)アータバッカ
- 増長天将(ぞうちょうてんしょう)ヴィルーダカ
- 右天王パジュ
- 左天王パーニ
- アスラ神軍
- 破壊神(はかいしん)シヴァ
- 不動明王(ふどうみょうおう)アカラナータ
- 降三世明王(ごうざんぜみょうおう)トライロー
- 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)クンダリーニ
- 冥帝(めいてい)ビカラ
- 日帝(にってい)アンテラ
- 月帝(げってい)サンテラ
- 火帝(かてい)クビラ
- 地帝(ちてい)ハイラ
- 風帝(ふうてい)バサラ
- その他の神族
- 創造神(そうぞうしん)ブラフマー
- 調和神(ちょうわしん)スクリミール
- 主要人物の関係者
- 日高 勇太郎(ひだか ゆうたろう)
- シュラトの父
- 日高 桐子(ひだか きりこ)
- 日高 由美子(ひだか ゆみこ)
- 黒木 美奈(くろき みな)
- 中国拳法の師匠
- 『天空戦記シュラト』の用語
- 八部衆関連
- 八部衆(はちぶしゅう)
- 神甲冑(シャクティ)
- 護符(ヴェーダ)
- バルダ
- 曼陀羅陣(まんだらじん)
- 獣王曼陀羅陣(じゅうおうまんだらじん)
- 天空曼陀羅陣(てんくうまんだらじん)
- 紫風曼陀羅陣(しふうまんだらじん)
- 宝珠曼陀羅陣(ほうじゅまんだらじん)
- 智慧曼陀羅陣(ちえまんだらじん)
- 金剛曼陀羅陣(こんごうまんだらじん)
- 八部衆三連晃(はちぶしゅうさんれんこう)
- 天空界関連
- 天空界(てんくうかい)
- 天空樹(てんくうじゅ)
- 玄武殿(げんぶでん)
- 青龍殿(せいりゅうでん)
- 白虎殿(びゃっこでん)
- 朱雀殿(すざくでん)
- 天空殿(てんくうでん)
- 月光窟(げっこうくつ)
- 蓬莱山(ほうらいさん)
- ソーマの泉
- デーヴァ神族(しんぞく)
- デーヴァ神軍(しんぐん)
- 神将(じんしょう)
- アムリタ
- サーマ暦(れき)
- 光流(ソーマ)
- 黒の光流(くろのソーマ)
- 迷い水(まよいみず)
- 赤種斑(せきしゅはん)
- 幻夢衆(げんむしゅう)
- 八大明王(はちだいみょうおう)
- 十二天聖(じゅうにてんせい)
- 十六大護(じゅうろくだいご)
- 四天王(してんのう)
- 十二羅帝(じゅうにらてい)
- アスラ神軍関連
- 異動宮(いどうきゅう)
- 魔神将(まじんしょう)
- 獣牙三人衆(じゅうがさんにんしゅう)
- 明王合身(みょうおうがっしん)
- 須弥山(しゅみせん)
- 創造神ブラフマーの神甲冑
- 『天空戦記シュラト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 悲劇の愛戦士・那羅王レンゲ
- シュラトとガイが起こした友情の奇跡
- 日高 秋高人/修羅王シュラト「そんなに捨てたもんじゃないさ。俺達だって」
- 『天空戦記シュラト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作品を語る上で外せない作画崩壊問題
- タツノコ作品『赤い光弾ジリオン』でも共演したシュラト・ラクシュ・レイガ役の声優陣
- 本作の同人誌・イラストを手掛けたことがある漫画家集団CLAMP
- 『天空戦記シュラト』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):清水咲斗子「SHINING SOUL」(第1話 - 第26話)
- OP(オープニング):清水咲斗子「Truth」(第27話 - 第40話)
- ED(エンディング):清水咲斗子「砂塵の迷図」(第1話 - 第26話)
- ED(エンディング):清水咲斗子「キャラバン友情」(第27話 - 第40話)
- 挿入歌:清水咲斗子「SET THE FIRE」
- 挿入歌:石原慎一「オン・シュラ・ソワカ」