天空戦記シュラト(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天空戦記シュラト』とは、タツノコプロが製作し1989年4月から1990年1月にかけて放映されたインド神話をベースにしたファンタジーアニメである。インド神話によく似た異世界「天空界(てんくうかい)」を舞台に、天空界を守護する戦士集団「八部衆(はちぶしゅう)」の1人・修羅王(しゅらおう)の生まれ変わりである少年日高秋亜人ことシュラトが天空界に召喚され、その裏でうごめく陰謀に巻き込まれていく。漫画『聖闘士星矢』の影響を受けた美少年キャラが鎧を装着して戦う「鎧もの」の1作である。
天空界に暮らす生き物。小さな竜の姿をしている。
ミーやミンチと共にラクシュに仕えており、ラクシュの伝言を八部衆に伝える。
アグリ
CV:こおろぎさとみ
クウヤの教え子の少年。
ラクシュが八部衆に派遣したナーガを見つけ、クウヤに知らせる。
マツリ
CV:折笠愛
リョウマの婚約者の女性。第36話でリョウマと結婚した。
結婚を祝い、ラクシュがシュラト達に紹介する。
勢至天(せいしてん)パールヴァティ
ノベライズ版のみに登場。
ラクシュの出身である天空樹第四楼・蓬莱山の長。ヴィシュヌに仕えており、ラクシュの育ての親でもある。
容姿は25歳程度の美女だが、実際は1万年以上生きている。高い洞察力と見識を持ち、シュラトがヴィシュヌを石化した犯人では無いことを見抜く。
ヴィシュヌが石化した後は蓬莱山に戻り、ソーマの暴走に苦しむ人々を救うことに尽力している。
勢至天の由来は、阿弥陀三尊(あみださんそん)の一尊で知恵を司る勢至菩薩(せいしぼさつ)。
天空界の戦士達
弁財天(べんざいてん)サラス
CV:佐々木優子
シュラトを見守る謎の女性。赤髪と褐色の肌が特徴。その正体はヴィシュヌ直属の諜報部隊「幻夢衆(げんむしゅう)」のメンバー。
シュラトにソーマに目覚める方法を伝授する、ニリハリと戦うレイガに加勢するなど影ながらシュラト一行をサポートする。クンダリーニの攻撃で満身創痍に陥ったシュラト達の前に姿を現し、マユリと共に救出する。その後天空殿へ向かうマユリと別れ、アカラナータに苦戦するシュラト達の元へ向かう。最終的にシュラトをアカラナータの攻撃から庇い、命を落とした。シュラトに希望を見出しており、彼に天空界の未来を託す。シュラト一行を影で支える一方で、マユリと共にアスラ神軍の行方を追っていた。
式神を操る能力を持つ。本編では未使用に終わったが、鹿をモチーフとした神甲冑を装着する。武器は弓。
弁財天の由来は、七福神の1人で音楽や財富を司る女神・弁財天。
烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)マユリ
CV:小杉十郎太
サラスと共に行動する謎の男性。その正体は諜報部隊「幻夢衆」のリーダー。
サラスと共にシュラトを見守り、彼をサポートする。一方でアスラ神軍の動きも察しており、ヴィシュヌの命を受けアスラ神軍の本拠地である異動宮の行方を追っていた。クンダリーニの攻撃で満身創痍に陥ったシュラト達の前に姿を現し、サラスと共にシュラト達を救出した。その後シュラト達のためにサラスと別れて天空殿へ先行、警備の神将を全て無力化するが、深傷を追い力尽きて戦死。
霧や鈴の音波を使役した技を使用する。彼の放つ鈴の音色は、相手を眠らせる効果がある。本編では未使用に終わったが、孔雀をモチーフとした神甲冑を装着する。武器は鈴。
烏瑟沙摩明王の由来は密教の五大明王の一尊で、火と清浄を司る明王・烏瑟沙摩明王。
北面使(ほくめんし)タクシャカ
CV:飯田高司
デーヴァ神軍の砲撃部隊「十六大護」の1つ・四方使に所属。
第4話に登場。レンゲに率いられてシュラトの抹殺に乗り込む。しかし、ソーマに目覚めたシュラトによってランバーン共々消滅した。
カマキリをモチーフとした神甲冑を装着する。
南霊使(なんれいし)ランバーン
CV:西村智博
デーヴァ神軍の砲撃部隊「十六大護」の1つ・四方使に所属。
第4話に登場。レンゲに率いられてシュラトの抹殺に乗り込む。しかし、ソーマに目覚めたシュラトによってタクシャカ共々消滅した。
蛾をモチーフとした神甲冑を装着する。
傀儡師(くぐつし)カリ
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『天空戦記シュラト』の概要
- 『天空戦記シュラト』のあらすじ・ストーリー
- 修羅王覚醒
- 八部衆対八部衆
- 天空殿の戦い
- 破壊神復活
- 戦いの意味
- 『天空戦記シュラト』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 日高 秋亜人(ひだか しゅらと)/修羅王(しゅらおう)シュラト
- 黒木 凱(くろき がい)/夜叉王(やしゃおう)ガイ
- ラクシュ
- 八部衆の戦士達
- 迦楼羅王(かるらおう)レイガ
- 天王(てんおう)ヒュウガ
- 龍王(りゅうおう)リョウマ
- 那羅王(なーらおう)レンゲ
- 比婆王(ひばおう)ダン
- 闥婆王(だっぱおう)クウヤ
- 先代八部衆
- 天空界の住民
- 調和神(ちょうわしん)ヴィシュヌ
- 雷帝(らいてい)インドラ
- ミー
- サティ
- サティの村の老人
- レビ
- クウヤの弟
- ミンチ
- ナーガ
- アグリ
- マツリ
- 勢至天(せいしてん)パールヴァティ
- 天空界の戦士達
- 弁財天(べんざいてん)サラス
- 烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)マユリ
- 北面使(ほくめんし)タクシャカ
- 南霊使(なんれいし)ランバーン
- 傀儡師(くぐつし)カリ
- 鳩摩羅天(くまらてん)ダーラ&ムーラ
- 摩利支天(まりしてん)マリーチ
- 羅刹天(らせつてん)ニリハリ
- 幻帝(げんてい)ミトラ
- 水帝(すいてい)ヴリトラ
- 霧帝(むてい)メキラ
- 大元帥明王(たいげんみょうおう)アータバッカ
- 増長天将(ぞうちょうてんしょう)ヴィルーダカ
- 右天王パジュ
- 左天王パーニ
- アスラ神軍
- 破壊神(はかいしん)シヴァ
- 不動明王(ふどうみょうおう)アカラナータ
- 降三世明王(ごうざんぜみょうおう)トライロー
- 軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)クンダリーニ
- 冥帝(めいてい)ビカラ
- 日帝(にってい)アンテラ
- 月帝(げってい)サンテラ
- 火帝(かてい)クビラ
- 地帝(ちてい)ハイラ
- 風帝(ふうてい)バサラ
- その他の神族
- 創造神(そうぞうしん)ブラフマー
- 調和神(ちょうわしん)スクリミール
- 主要人物の関係者
- 日高 勇太郎(ひだか ゆうたろう)
- シュラトの父
- 日高 桐子(ひだか きりこ)
- 日高 由美子(ひだか ゆみこ)
- 黒木 美奈(くろき みな)
- 中国拳法の師匠
- 『天空戦記シュラト』の用語
- 八部衆関連
- 八部衆(はちぶしゅう)
- 神甲冑(シャクティ)
- 護符(ヴェーダ)
- バルダ
- 曼陀羅陣(まんだらじん)
- 獣王曼陀羅陣(じゅうおうまんだらじん)
- 天空曼陀羅陣(てんくうまんだらじん)
- 紫風曼陀羅陣(しふうまんだらじん)
- 宝珠曼陀羅陣(ほうじゅまんだらじん)
- 智慧曼陀羅陣(ちえまんだらじん)
- 金剛曼陀羅陣(こんごうまんだらじん)
- 八部衆三連晃(はちぶしゅうさんれんこう)
- 天空界関連
- 天空界(てんくうかい)
- 天空樹(てんくうじゅ)
- 玄武殿(げんぶでん)
- 青龍殿(せいりゅうでん)
- 白虎殿(びゃっこでん)
- 朱雀殿(すざくでん)
- 天空殿(てんくうでん)
- 月光窟(げっこうくつ)
- 蓬莱山(ほうらいさん)
- ソーマの泉
- デーヴァ神族(しんぞく)
- デーヴァ神軍(しんぐん)
- 神将(じんしょう)
- アムリタ
- サーマ暦(れき)
- 光流(ソーマ)
- 黒の光流(くろのソーマ)
- 迷い水(まよいみず)
- 赤種斑(せきしゅはん)
- 幻夢衆(げんむしゅう)
- 八大明王(はちだいみょうおう)
- 十二天聖(じゅうにてんせい)
- 十六大護(じゅうろくだいご)
- 四天王(してんのう)
- 十二羅帝(じゅうにらてい)
- アスラ神軍関連
- 異動宮(いどうきゅう)
- 魔神将(まじんしょう)
- 獣牙三人衆(じゅうがさんにんしゅう)
- 明王合身(みょうおうがっしん)
- 須弥山(しゅみせん)
- 創造神ブラフマーの神甲冑
- 『天空戦記シュラト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 悲劇の愛戦士・那羅王レンゲ
- シュラトとガイが起こした友情の奇跡
- 日高 秋高人/修羅王シュラト「そんなに捨てたもんじゃないさ。俺達だって」
- 『天空戦記シュラト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作品を語る上で外せない作画崩壊問題
- タツノコ作品『赤い光弾ジリオン』でも共演したシュラト・ラクシュ・レイガ役の声優陣
- 本作の同人誌・イラストを手掛けたことがある漫画家集団CLAMP
- 『天空戦記シュラト』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):清水咲斗子「SHINING SOUL」(第1話 - 第26話)
- OP(オープニング):清水咲斗子「Truth」(第27話 - 第40話)
- ED(エンディング):清水咲斗子「砂塵の迷図」(第1話 - 第26話)
- ED(エンディング):清水咲斗子「キャラバン友情」(第27話 - 第40話)
- 挿入歌:清水咲斗子「SET THE FIRE」
- 挿入歌:石原慎一「オン・シュラ・ソワカ」