マスクガール(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスクガール』とは、2023年8月18日からNetflixで配信されている韓国のサスペンスドラマで、メミとヒセによるWEB漫画が原作である。主演はイ・ハンビョル、ナナ、コ・ヒョンジョン。会社員のキム・モミは、自分の外見にコンプレックスを抱き、アイドルの夢もあきらめていた。そんなモミの裏の顔は、マスクで顔を隠してライブ配信を行う人気ライブ配信者だった。ところが、彼女に思わぬ不幸な出来事が次々と起こってしまう。サスペンス要素だけでなく、友情や家族愛も見どころのドラマとなっている。
ウンスクの子分の1人。モミがウンスクの娘の移植手術を行う際に同行しており、ウンスクに何かあったら知らせるように言われていた。
ヒッチハイクのモミを乗せた運転手(演:パク・オクチュル)
キョンジャの家に向かうために、ヒッチハイクをするモミを車に乗せた運転手。「夫と喧嘩して車から降ろされた」と嘘を吐くモミに対し、自分も車から飛び降りようと思った経験があると同情していた。しかし、ラジオの臨時ニュースで伝えられた脱走したマスクガールの情報がモミと酷似していたことから、モミが車を降りた後に警察に通報していた。
キョンジャの家を訪れた警察官(演:イ・ユジュン)
「女子中学生がいる」というヨンヒの通報を受けて、キョンジャの家を訪れた警察官。キョンジャの家の中を見て回ったが、ミモを見つけることはできず、立ち去ってしまった。
『マスクガール』の用語
Pang TV Live
モミが配信を行っていたライブ配信サイト。モミはマスクをかぶってセクシーな格好をして歌ったり踊ったり、様々なサービスをするなどして、人気を集めていた。しかし、モミが失恋のショックから酔っぱらって裸で配信を行ってしまったことにより、規約違反でアカウントが停止されてしまった。
クラブ・ルビー
モミやチュネが整形後に働いていたクラブ。2人は店のステージで、一緒に踊ったり歌ったりしていた。
トッポッキおばあさん
ミモの小学校の近くでトッポッキを売っていたおばあさん。ミモはトッポッキおばあさんと呼んでおり、転校してからも、連絡を取り合うほど慕っていた。しかし、その正体は息子を殺されてモミに恨みを持つキョンジャで、ミモに近づくためにトッポッキを売り始めた。
『マスクガール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
刑務所でモミがボスの子分をボコボコにする場面
無期懲役の判決を受けて刑務所にやって来たモミは、さっそくボスのアン・ウンスクに目をつけられる。そして、モミはウンスクに罰を与えられている受刑者を助けたことで、ウンスクの子分にいちゃもんをつけられた。だが、モミは子分たちに反抗し、喧嘩をして独房に入れられてしまう。そして、同部屋のパーマに「目立てば目の敵にされるだけだから波風を立てない方が良い」と忠告されたモミだが、すぐさま子分たちに喧嘩を吹っ掛けて再び独房に入れられる。その後も自ら子分に暴力を振るっては、独房に入ることを繰り返した結果、子分たちも彼女の姿を見ると逃げ出すようになった。すると、ついにウンスクが「お互いにもう関わるのはやめよう」とモミに提案。モミは暴力を止めて、パーマに勝利のピースサインをした。理不尽ないじめにも負けじと反抗して、絶対的な存在であるボスのウンスクを観念させたモミ。その行動の逞しさと狂気じみた表情が、とても印象的な名場面だった。
ヨンヒ「ごめんね」
第7話、キョンジャに刺されて重傷を負ったヨンヒが、死ぬ間際にミモに言った言葉が「おばあちゃんが悪かった。ごめんね」である。縁を切っていた娘のモミに赤ん坊だったミモを預けられ、仕方なくミモを育ててきたヨンヒ。しかし、ミモをあまり可愛がることができず、問題行動を起こす彼女に手を焼いていた。そして、ヨンヒはついに問題行動ばかり起こすミモと喧嘩し、彼女を家から追い出してしまう。その結果、ミモは慕っていたキョンジャの元へ行ってしまい、危険な目に遭うことになった。それでも、体を張ってミモを守ったヨンヒが放ったこの言葉が、これまでの後悔とミモへの愛情の深さを感じる名台詞だった。
Related Articles関連記事
ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』とは2022年12月30日からNetflixで配信が開始された、学生時代にいじめられていた主人公のドンウンが人生を賭けていじめの加害者である同級生に復讐する韓国ドラマである。彼女の身体はいじめが原因で全身火傷の痕が残ってしまう。18年の時を経て、ドンウンがいじめの主犯者であるヨンジンとその周りの人物に復讐を始める。いじめの加害者グループの間にも格差があり、ドンウンの復讐計画によってそれぞれが自分の利益のために行動し始める。
Read Article
善徳女王(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『善徳女王』は、2009年MBCで放送された、韓国の時代劇。新羅を舞台に、朝鮮半島における初の女性統治者となる善徳女王の生涯を描いた作品。史実とフィクションを織り交ぜながら、女王が歩んだ波乱万丈の人生をドラマチックに描く。韓国では最高視聴率40%以上を記録した。
Read Article
HYBE(韓国芸能プロダクション)の徹底解説まとめ
HYBE(ハイブ)とは、韓国の総合エンターテイメント企業である。2005年にパン・シヒョクが設立したBig Hitエンターテインメントが母体。6つのレーベルから「BTS(防弾少年団)」、「SEVENTEEN」、「NewJeans」、「LE SSERAFIM」など人気アーティストを輩出している。また日本の系列会社には平手友梨奈、アメリカの系列会社にはアリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーらが所属する。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『マスクガール』の概要
- 『マスクガール』のあらすじ・ストーリー
- モミの失恋
- 生まれ変わるモミ
- モミの逮捕後
- モミとキョンジャの最後の対決
- 『マスクガール』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- キム・モミ(演:イ・ハンビョル、ナナ、コ・ヒョンジョン)
- チュ・オナム(演:アン・ジェホン)
- キム・キョンジャ(演:ヨム・ヘラン)
- モミの会社の社員
- パクチーム長(演:チェ・ダニエル)
- キム部長(演:チョン・ウォニョン)
- オ次長(演:チョン・ヨンギ)
- ユ・サンスン(演:キム・ガヒ)
- イ・アルム(演:パク・ジョンファ)
- モミの家族
- キム・ミモ(演:シン・イェソ)
- シン・ヨンヒ(演:ムン・スク)
- その他の人物
- 派出所長(演:ホン・ソクビン)
- ハンサム和尚(ハンサムおしょう/演:パク・グンロク)
- ヨンチョン警察署の刑事(演:ホ・ドンウォン)
- キム・チュネ(演:ハン・ジェイ)
- チェ・プヨン(演:イ・ジュニョン)
- クラブ・ルビーの社長(演:キム・ソンファ)
- チュネの高校時代の担任教師(演:イ・ジュニ)
- クマさん(演:キム・ヒョンモク)
- キム・イェチュン(演:キム・ミンソ)
- イェチュンの父(演:キム・ヒチャン)
- イェチュンの母(演:ユン・サボン)
- アン・ウンスク(演:イ・スミ)
- オ・エジャ(演:イ・ソンヒ)
- パーマ(演:チン・ミサ)
- ボランティア(演:キム・ビビ)
- ウンスクの子分(演:キム・ギム)
- ヒッチハイクのモミを乗せた運転手(演:パク・オクチュル)
- キョンジャの家を訪れた警察官(演:イ・ユジュン)
- 『マスクガール』の用語
- Pang TV Live
- クラブ・ルビー
- トッポッキおばあさん
- 『マスクガール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 刑務所でモミがボスの子分をボコボコにする場面
- ヨンヒ「ごめんね」
- モミがミモを庇ってキョンジャに撃たれる場面
- 『マスクガール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 1000人のオーディションを勝ち抜いたキム・モミ役
- チュネの愛犬の裏話
- 特殊な技術で作られたマスクガールの声
- 『マスクガール』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:キム・ワンソン「Dance in the Rhythm」
- 挿入歌:ソン・ダムビ「Saturday Night」