アニメ「名探偵コナン」の作画をスタッフ別に紹介!須藤昌朋・牟田清司など

アニメ『名探偵コナン』の作画をスタッフ別に紹介していきます。本作のアニメーターとしては、須藤昌朋(すどうまさとも)や牟田清司(むたせいじ)などが有名でしょうか。絵柄を見てみると、それぞれの個性がよく出てますよね!

須藤昌朋(すどう まさとも)

キャラクターデザインの人。重要キーアニメーター。
キャラデザを務めた期間のほとんどのOP、EDの作画監督も担当。

原作絵と比べるとシャープな感じの画風で、劇場版のポスター、サイン色紙などでその感じが分かる。かっこいいのが特徴。

TV版は2004年から2008年までの4年間関わっていなかったが、劇場版では第1作から現在までの全作品でキャラデザと総作画監督を務めている。

『名探偵コナン』の劇場版では、全ての作品のキャラクターデザイン・総作画監督を務めている。TVシリーズにおいては一時期降板していたものの、現在もキャラクターデザインを務めている。

(1996年 - 2004年、2008年 - 現在 )キャラクターデザイン

(初代、3代目 ※山中純子と連名、4代目、5代目 ※牟田清司と連名、6代目、7代目 ※岩井伸之と連名)、作画監督、作画監修、総作画監督、原画、OP作画監督、ED作画監督、ED原画

第1話初期〜は結構重要な話の作画監督などをしていた。現在はTV版の作画監督はしていないが、2012年ごろから牟田氏と共に作画監修を務めることが多くなった。

2000年以降は、主に山中純子と連名でキャラクターデザイン等を担当している。

2011年〜現在:(不定期で作画監督担当。ただし、2003年 - 2008年の間はとみながまりが担当。
現在は作画監修も担当。)

出典: www.ytv.co.jp

担当回

1「ジェットコースター殺人事件」
2「社長令嬢誘拐事件」
11「ピアノソナタ『月光』殺人事件」(共同)
23「豪華客船連続殺人事件(後編)」
48「外交官殺人事件(前編)」(共同)
49「外交官殺人事件(後編)」
76「コナンvs怪盗キッド」(共同)
154「園子のアブない夏物語(後編)」 (単独担当)
174「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」
195「意味深なオルゴール(後編)」
239「大阪三つの”K”事件(後編)」
286「工藤新一NYの事件(事件編)」(共同)
561「死亡の館、赤い壁(空城の計)」(共同)
劇場版全作キャラデザ、総作監
など

完全デジタル作画移行期

2004年4月の356話からキャラデザの役職をとみながまり氏にバトンタッチ。
聞いた話ではテコ入れのための交代だったとか。 
2008年6月:スタッフ大幅入れ替え後の505話で再びキャラデザに就任。
2010年6月の576話までは山中純子氏と共同担当。
2011年8月の627話から2012年12月の680話までは牟田清司氏と共同で、
2013年単独で務めた。

牟田 清司(むた せいじ)

(初期は原画、一時期、2011年から2012年までは須藤氏と共にキャラデザを担当。2011年にはロンドン編とその後何話かのキー(チーフ)アニメーターを担当、2012年には一部の話で須藤氏と共に作画監修も行っている。須藤と共同でキャラクターデザインを担当、

現在は須藤と共同もしくは単独で作画監修を担当)

須藤氏との連名が多いと思っていたが、2013年に入りキャラデザから外れていた。

整った作画が特徴的で、なんとなく堅い感じの作画。目の光の入れ方にも特徴があり、この人の作画修正は分かりやすい。

担当回

←の画像は須藤氏と共同回担当

377「桃太郎謎解きツアー(前編)」
488「テレビ局の悪魔」(総)
490「服部平次vs工藤新一 ゲレンデの推理対決」(共同)
561「死亡の館、赤い壁(空城の計)」(共同)
578「危機呼ぶ赤い前兆」(共同)
劇場版1「時計じかけの摩天楼」(共同)
劇場版2「14番目の標的」(共同)
劇場版16「11人目のストライカー」(総作監補)など

広中千恵美(ひろなか ちえみ) (2000年 - 現在) - サブキャラクターデザイン、作画監督、キーアニメーター、原画、動画、OP原画、ED原画

スタジオブーメラン所属。

2000年ごろからTV、劇場版、OVAなど多くの回で動画を担当。2003年ごろから佐々木回、増永回の原画を務め、2010年には増永氏に代わりブーメラン回の作監を務める。
現在のコナンのローテ作監の一人で、個人的にはこの人の作画が歴代ブーメラン作監の中でも現在のローテの中でも一番安定していると思う。最近はキーアニメーターを担当することもある。

目に対する瞳の割合がほかのアニメーターより微妙に小さい(気がする)。

須藤氏に近い感じでシャープでやわらかい感じなのが特徴的である。

担当回

568「白鳥警部、桜の思い出(前編)」
581「赤く揺れる照準」
590「最悪な誕生日(後編)」
609「裏切りのホワイトデー」
616「ホームズの黙示録(名探偵の弟子)」
622「緊急事態252(前編)」
674「探偵たちの夜想曲(バーボン)」
692「隅田川夜桜ルート(前編)」 など

大島美和(おおしま みわ) (1996年 - )サブキャラクターデザイン・作画監督・作画監督補・原画・OP原画

スタジオライブ所属。
とみなが氏と青野氏の絵柄を合わせたような作画。
担当話数は10数話と少ないのが残念。
一部の劇場版では原画を描いている。

担当回

124「謎の狙撃者殺人事件(前編)」
131「競技場無差別脅迫事件(後編)」
136「青の古城探索事件(前編)」
162「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」(補)
184「呪いの仮面は冷たく笑う」(共同、後半パート)
190「命がけの復活 第三の選択」
196「見えない凶器 蘭の初推理」など

青野厚司(あおの あつし) (1996年 - 2005年、2015年、2016年、サブキャラクターデザイン、作画監督、作画監督補、原画、OP原画)

あまりにも作画が綺麗で丁寧なので放送当時は誰担当か気になる程。

キャラデザとは離れているが原作絵に一番近い作画(青山剛昌原作寄りの作画)なのが特徴的である。

全体的に灰原の良いシーンがある回の担当が多い。

髪と目の作画が凄く綺麗。
ファンからの評判も良かったが2005年の406話を最後にTV版のローテ作監を降板。何らかのトラブルがあったという噂。

2007年のOVAでは総作監を務めたがそれ以来コナンには関わっていない。良作画でありながら劇場版への参加は少ない。
最初期の5話からローテ作監を務めていたので作監担当話数は非常に多く、70話を越える。

現在

←は青野さんの作画である。出典引用元URL押すとGIFで動く。

『名探偵コナン』の作画監督として知られ、本編の作画監督の担当回数は2011年現在でも最多。放送開始当初の第5話「新幹線大爆破事件」から作画監督を務めていたが、第406話「コナン平次の推理マジック(仕掛編)」(2005年放送)を以って降板。その後は2007年の『少年サンデー』全員サービスDVDで総作画監督を務めたのを除き、長らく『コナン』の仕事を行っていなかったが、

2015年の劇場版とTVシリーズに、
2016年の劇場版に原画として参加している。

担当回

5「新幹線大爆破事件」
10「プロサッカー選手脅迫事件」
18「6月の花嫁殺人事件」
112「帝丹小学校7不思議事件」
137「青の古城探索事件(後編)」
177「黒の組織との再会(コナン編)」
184「呪いの仮面は冷たく笑う」(共同、前半パート)
189「命がけの復活 負傷した名探偵」
208「迷宮への入り口 巨大神像の怒り」
231「謎めいた乗客(後編)」
268「バレンタインの真実(解決編)」
279、280「迷宮のフーリガン」
289「迷いの森の光彦(前編)」
など

(本人Twitter垢)

とみながまり

完全デジタル作画のため2004年4月の356話から
キャラデザが須藤氏からとみなが氏にバトンタッチ。

元スタジオライブ所属。現在フリー。SP回などで作監を務めた。「工藤新一最初の事件」や「工藤新一vs怪盗キッド」の作画は評判が高い。
TV版の作画監督はあまり担当していないが、劇場版の原画には全作参加している。

2004年から2008年(約5年間)まで須藤氏に代わってキャラデザを務めたが、須藤氏復帰後はTV版には参加していない。

2004年~2005年のOPEDで分かるように須藤氏の作画と比べ可愛らしい感じの作画が特徴的である。

担当回

162「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」
219「集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド」(共同、前半パート)
304「揺れる警視庁 1200万人の人質」(総)
356「怪盗キッドの驚異空中歩行」(総)
418「米花町グルニエの家」(共同)
OVA4「コナンとキッドとクリスタル・マザー」(総、キャラデザ)
OVA5「標的は小五郎!少年探偵団マル秘調査」(総、キャラデザ)
OVA6「消えたダイヤを追え!コナン・平次vsキッド」(総、キャラデザ)
劇場版全作(原画)
など

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諸伏高明(もろふしたかあき)とは『名探偵コナン』の登場人物。長野県警刑事部捜査一課の警部。知的な見た目通り推理力に優れており、知識も豊富。『三国志』に登場する賢人が残した教訓や中国の故事などを好んで用いる。そのため、同僚の大和勘助(やまとかんすけ)警部からは「コウメイ」というあだ名で呼ばれている。一見冷静沈着に見られる高明だが、推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、一度決めたら危険をも顧みずに突き進むという一面も持っている。名前の由来とモデルは『三国志』に登場する軍師・諸葛亮孔明。

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赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

赤井秀一(あかいしゅういち)/沖矢昴(おきやすばる)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、FBIの捜査官。狙撃の名手で有効射程距離は1300ヤード。赤井務武・メアリー世良夫妻の長男で、羽田秀𠮷と世良真純の兄。ジークンドーの達人で、得意技はフィンガージャブ。いつも黒いニット帽を被っていて、口癖は「50:50(フィフティ・フィフティ)」。ブラックコーヒーとバーボンウイスキーを愛飲している。ヘビースモーカーで左利き。

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工藤優作(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

工藤優作(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

工藤優作(くどう ゆうさく)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の父親である。世界的に有名な推理小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどで世界的ヒット作を数多く生み出している。江戸川コナン以上の優れた推理力と知識の持ち主であり、今まで江戸川コナンは推理で一度も工藤優作に勝った事は無い。

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キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。

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宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ

宮野エレーナとは、『週刊少年サンデー』の漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。主人公の工藤新一を幼児化させた薬「APTX 4869」の開発担当者で、灰原哀/宮野志穂の母親だ。世間からは、ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)と呼ばれている。 物語開始時点では故人だが、物語の鍵を握る重要人物として、さまざまな登場人物の回想に登場する。事故に巻き込まれて死亡したが、遺体が不明だったとされており、読者の間では、もしかしたら生きているのではと考察されている。

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