オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』とは、Netflixで配信されていた女子刑務所を舞台に描いたアメリカのヒューマンドラマである。アメリカでベストセラーになったパイパー・カーマンの実録手記を原作として、女子刑務所内のリアルな生活を綴っている。お嬢様育ちの主人公パイパー・チャップマンは、過去に元恋人の麻薬売買を手伝った罪によって、15ヶ月の間、刑務所に収容されることになった。過去の罪で服役した彼女は、育った環境も人種も違う受刑者達とともに辛い刑務所生活を生き抜いていく。

ジョセフ・サルヴァトーレ・カプート(演:ニック・サンドウ)

日本語吹替:荒井 勇樹
リッチフィールド刑務所の管理を行う者の1人。シーズンを追うごとに昇格していき、シーズン5で所長の座をフィグに返すことになる。
善人であり、口は悪いが誰よりも囚人のことを想って行動している。刑務所の運営に苦労しながらもなかなか努力が報われることがなく、いつも損な役回りをしている。フィゲロアとは体の関係があり、シーズン4からはMCCに勤めているリンダと交際する。暴動後は辞職し殺人の冤罪をかけられているテイスティを助けるため手を尽くし、フィゲロアと交際を始め同居する。

ナタリー・フィゲロア(演:アリシア・ライナー)

日本語吹替:品田 美穂
シーズン1・2ではリッチフィールド刑務所の所長代理を務める。夫の政治家活動資金を、刑務所の予算を横領した金で当ててた。しかし、夫は男の愛人を作っていた。打ちひしがれたフィグは散々こき使っていたカプートと体の関係を持つようになる。暴動後はリッチフィールドの所長に返り咲き、カプートと交際し同棲をする。シーズン7では移民収容施設の所長になる。

ジョエル・ルスチェック(演:マット・ピーターズ)

日本語吹替:荒井 勇樹
電気工事を担当している。ニッキーとは友人関係で一緒に悪巧みをする仲。しかし、ルスチェックがニッキーを裏切りニッキーは重刑務所送りにされた。完全に悪いやつではなく、正義感で囚人を助けることもある。シーズン7ではメンドゥーサの手助けをした。

ダニー・ピアソン(演:マイク・バービグリア)

日本語吹替:不明
刑務所を運営する企業の社長を父親に持ち、コネでリッチフィールドに常駐している。利益重視の父親と、良心の呵責との板挟みに苦しみ辞職した。

スーザン・フィッシャー(演:ローレン・ラプカス)

日本語吹替:御沓 優子
誰にでも優しく、囚人に厳しくできないタイプの看守。カプートに想いを寄せられていた。しかし、処罰がノルマ化された際に不満を訴えたところ、カプートによってクビにされてしまった。シーズン7では#MeeTooでカプートを指弾する。

ジョージ・メンデス(演:パブロ・シュレイバー)

日本語吹替:宮本 克哉
囚人たちにさまざまなハラスメントを行う嫌われ者、通称エロひげ。ベネットとの子を孕ったダヤに唆されるがまま、ダヤを愛するようになる。囚人をレイプした罪で服役するが、シーズン5では保護観察処分で自宅に戻っている。

ジョン・ベネット(演:マット・マクゴーリ)

日本語吹替:稲垣 拓哉
元軍人の若い看守で片足が義足。ダヤと恋に落ちる。ダヤが妊娠すると、父親として喜ぶが看守としての立場に苦しむ。ダヤの家族とうまくいかず、責任に耐えきれず姿を消す。

デシ・ピスカテラ(演:ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)

日本語吹替:拝真 之介
リッチフィールドに大量に囚人が移送されてきた際に就任された、大柄で厳格な看守。以前は男子の重刑務所にいたが、そこで囚人の恋人がリンチに合いその復讐に暴行事件を起こし移動させられた。
高圧的で女を憎んでいる節がある。囚人たちを仕切っているレッドを目の敵にし、敵対する。暴動中の刑務所に入り、レッドを陥れるためレッドを慕う仲間を襲い監禁する。レッドを拷問しようとするも、返り討ちに遭い逆に捕獲される。レッドから解放されるが、逃走中に鎮圧部隊のペッパー弾を撃ち込まれ死亡する。

kina
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@kuukina

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