オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』とは、Netflixで配信されていた女子刑務所を舞台に描いたアメリカのヒューマンドラマである。アメリカでベストセラーになったパイパー・カーマンの実録手記を原作として、女子刑務所内のリアルな生活を綴っている。お嬢様育ちの主人公パイパー・チャップマンは、過去に元恋人の麻薬売買を手伝った罪によって、15ヶ月の間、刑務所に収容されることになった。過去の罪で服役した彼女は、育った環境も人種も違う受刑者達とともに辛い刑務所生活を生き抜いていく。

日本語吹替:品田 美穂
ドミニカ系の囚人。獄中で恋人との子供を出産する。ギャングのボスを父に持つ。
「パンティビジネス」でパイパーと対立し、パイパーのせいで刑期が延長された。その復讐にパイパーをリンチし、パイパーの腕に焼き印を押した。しかし、のちに刑期の延期は正式な決定事項ではなかったと知る
暴動中最初は囚人たちを仕切っていたが、刑期が延長されることを恐れ大人しくすることを決めた。メンドゥーサからMCCとの取引を横取りし、娘としばしの再会を果たす。シーズン6で銃刑務所内の抗争を阻止し、シーズン7では心を改め周りに許しを乞う。

ブランカ・フローレス(演:ローラ・ゴメス)

日本語吹替:新谷 真弓
ドミニカ系の囚人。繋がった眉毛が特徴的だったが、シーズン5でマリッツァとマリソルに整えらる。
シーズン4では意地悪な囚人にテーブルの上に立ってろと命じられ、そのまま3日間たち続けた。暴動の際にはレッドと協力しピスカテラを辞めさせるよう計画を企てた。シーズン6で出所するが、移民収容施設に拘束される。シーズン7で解放される。

マリッツァ・ラモス(演:ダイアン・ゲレロ)

日本語吹替:森 なな子
ペンサタッキーの次に運転手の仕事に就く。容姿が良く、それを利用してバーで狡賢くチップを稼いでいた。刑務所でも女子高生のようにマリソルとつるんでいる。暴動の際には拾ったスマートフォンを使い、マリソルと刑務所でのメイク方法などの動画を配信していた。シーズン7で釈放されるが、移民収容施設に入れられコロンビアに強制送還させられた。

マリソル・ゴンザレス(演:ジャッキー・クルーズ)

日本語吹替:長尾 歩
マリッツァといつも一緒にいる囚人。パイパーのパンティビジネスの仲間から外され、パイパーを恨んでいた。暴動後マリッツァと離れ離れになり、シーズン7では移民収容施設の調理係になる。そこで離れていたマリッツァと久々の再会を果たす。

ダディ(演:ヴィッチ・マルチティネス)

日本語吹替:東内 マリ子
重刑務所Dブロックの囚人。ボスのバーブの手下。看守から暴力を振るわれているダヤを何か時にかけ、親切にする。ダヤと関係を持つが、ダヤの嫉妬により毒殺されてしまう。

アジア系

ブルック・ソーソー(演:キミコ・グレン)

日本語吹替:御沓 優子
スコットランドと日本のハーフの囚人。政治活動が原因で収監される。異常なほどのお喋りで周りから鬱陶しがられる。なかなか馴染めず孤独に苦しみ精神安定剤の大量摂取で自殺を図る。倒れているところをプッセイに助けられ、そのまま黒人グループに加わる。プッセイと徐々に関係を深め、恋人同士になるも、抗争に巻き込まれプッセイを失った。
プッセイの死後悲しみを抑えることができず、途方に暮れる。

メイ・チャン(演:ロリー・タン・チン)

日本語吹替:新谷 真弓
密輸業者のボスをしていた囚人。売店のカウンターで働いている。1人刑務所での生活を満喫する術を知っており、どんな時でも悲観しない。暴動の騒ぎに紛れて脱走するも、近くで発見される。

リッチフィールド職員

サム・ヒーリー(演:マイケル・J・ハーニー)

日本語吹替:山本 格
リッチフィールド刑務所のカウンセリラー。まともに会話もできないロシア人の女を妻に持つ。母親がレズビアンになり、精神を患ったことがトラウマでゲイを差別している。夫婦関係に悩みレッドに相談していくうちに親密な関係になっていく。ヒーリー自身も精神を病んでいく中、同じく精神を病む囚人に感情移入してさらに精神を崩壊させていく。暴動が起き他時には限界を察知し、海に入水自殺を図るが失敗する。精神病院に通いながら、シーズン7では辞職している。

kina
kina
@kuukina

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