オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』とは、Netflixで配信されていた女子刑務所を舞台に描いたアメリカのヒューマンドラマである。アメリカでベストセラーになったパイパー・カーマンの実録手記を原作として、女子刑務所内のリアルな生活を綴っている。お嬢様育ちの主人公パイパー・チャップマンは、過去に元恋人の麻薬売買を手伝った罪によって、15ヶ月の間、刑務所に収容されることになった。過去の罪で服役した彼女は、育った環境も人種も違う受刑者達とともに辛い刑務所生活を生き抜いていく。

日本語吹替:園崎 未恵
通称・バーブ。キャリーの姉でDブロックのボス。麻薬に溺れていたところ、ニッキーの助けでシラフに戻った。姉妹同士で殺し合い死亡する。

トリシア・ミラー(演:マデリーン・ブルーワ)

日本語吹替:森 千晃
シーズン1のみの登場。最も若い受刑者で麻薬依存症。レッドのグループに所属していた。所内でできた同性の恋人が先に出所し、寂しさから再び薬に手を出し過剰摂取で死亡した。

黒人

スーザン・ウォーレン(演:ウゾ・アドゥーバ)

日本語吹替:美々
通称・クレイジー・アイズ。癇癪持ちで子供のように純粋な心の持ち主。精神的に不安定な面があり、黒人グループの仲間たちで彼女の面倒を見ている。スーザンを洗脳して利用していたヴィーに執拗に執着しており、ヴィーの死後も彼女を信じ続けていた。SFチックな過激な官能小説が一時期刑務所内で流行する。その小説でスーザンの大ファンになったモーリーンから想いを寄せられるが、拒絶してしまう。その後意地の悪い看守に唆されて、モーリーンのことを半殺しにしてしまう。暴動後はBブロックに収容される。

ターシャ・ジェファーソン(演:ダニエル・ブルックス)

日本語吹替:吉田 麻実
孤児院で育ち、テイスティ名乗っている。ヴィーとは因縁の関係。面倒見が良く、黒人グループの「ママ」と呼ばれている。一度出所したが、外の世界に馴染めず自ら刑務所に戻る。知能が高く、本好きなプッセイと親友になる。プッセイの死後暴動中に代表となって囚人の待遇改善を求め奮起する。シーズン6ではピスカテラの殺害の濡れ衣を着させられる。信じてた囚人仲間に不利な証言をされ、終身刑になる。シーズン7では「プッセイ」の名義で、出所後の受刑者のための基金を設立する。

プッセイ・ワシントン(演:サミラ・ワイリー)

日本語吹替:西島 麻紘
ドイツ軍人の父を持つレズビアン。麻薬所持によって収容された。心優しくまっすぐな性格の持ち主。酒を作るのが得意。ヴィーが仕切ってタバコを打ってた時も1人だけ加担せず孤立を選んだ。テイスティの親友。ソーソーと心を通わせるようになり恋仲になる。シーズン4の囚人ストライキに巻き込まれ、混乱の中ベイリーに押し付けられ死亡する。

シンディ・ヘイズ(演:エイドリアン・C・ムーア)

日本語吹替:品田 美穂
おしゃべりで楽天的な性格。空港での仕事で、客の荷物を繰り返し窃盗していたため収監されている。娘がいるが、妹として育てられている。ユダヤ教専用の食事がしたいためにユダヤ教に改修する。シーズン6で自分のためにテイスティに不利な証言をする。シーズン7で出所する。

ソフィア・バーゼット(演:ラヴァーン・コックス)

日本語吹替:横田 大輔
トランジェスターの女性。美容室を担当している。性転換前は消防士を勤めており、クリスティという妻がいる。息子のマイケルは父親が性転換したことを理解できずに反発する。スパニッシュ系グループと揉めてから差別の対象となり執拗ないじめを受ける。しばらく保護の為独房に入れられていた。
シーズン6ではテイスティに有利な証言をするようカプートに頼まれるが、MCCからの司法取引に応じパイパーと同日に出所する。出所後は美容師になる。

イヴォンヌ・パーカー(演:ロレイン・トゥーサント)

日本語吹替:神田 みか
シーズン2で再び収容された麻薬密売人のボス。通称・ヴィー。ティスティのいたストリートの一角を仕切っていた。テイスティとは親子のような関係であり、因縁の関係でもある。
所内で黒人達を使い、タバコを裏で売買しレッドからボスの座を奪おうとした。そのうちに内部から反乱があり、ヴィーは居場所を失い脱獄をする。しかし、逃走中にローザの運転したトラックに轢かれ死亡する。

kina
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