オレンジ・イズ・ニュー・ブラック(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』とは、Netflixで配信されていた女子刑務所を舞台に描いたアメリカのヒューマンドラマである。アメリカでベストセラーになったパイパー・カーマンの実録手記を原作として、女子刑務所内のリアルな生活を綴っている。お嬢様育ちの主人公パイパー・チャップマンは、過去に元恋人の麻薬売買を手伝った罪によって、15ヶ月の間、刑務所に収容されることになった。過去の罪で服役した彼女は、育った環境も人種も違う受刑者達とともに辛い刑務所生活を生き抜いていく。

「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の名言・名セリフ/名シーン・名場面

パイパー・チャップマン「あたしたちはレズビアンに気持ち悪い妄想を抱いてる無知なうぬぼれじじいとはファックしないのよ!」

物語序盤でヒーリーに贔屓にされていたパイパー。パイパーは最初その待遇に甘んじていたが、レズビアンを嫌うヒーリーに対して段々我慢できなくなる。バイセクシュアルであるパイパーは反抗し、ヒーリーに「あたしたちはレズビアンに気持ち悪い妄想を抱いてる無知なうぬぼれじじいとはファックしないのよ! あたしたちが好きなのは、背の高いセクシーな女の子!」と言い放った。

パイパーとアレックスの獄中結婚

誓いのキスをするパイパー(左)とアレックス(右)。

シーズン5の暴動中、母親と父親の愛が溢れるエピソードを聞いたパイパーはアレックスの想いを高まらせ、そのままアレックスに跪きプロポーズをした。
シーズン6で早期出所することになったパイパーのため急遽獄中結婚を挙げることにした。
長い年数をかけ愛し合い、憎しみあうことを繰り返してきた因縁の関係の2人は、ここで結ばれることになった。

「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ソフィアは双子で演じていた

左:M・ラマー 右:ラバーン・コックス

ソフィア同様、ソフィアを演じるラバーン・コックス自身もトランジェスターである。そのため、ソフィアの性転換前の消防士時代はラバーン・コックスの双子の兄弟でミュージシャンのM・ラマーが演じている。

オープニングに本物のパイパー・カーマンが登場

原作者で実際に元受刑者のパイパー・カーマン。

オープニングの映像には様々な人物の顔パーツが流れる。全52人の顔で構成され、その中ではレッド役のケイト・マルグルー以外は全員本物の元受刑者である。その中に原作者であるパイパー・カーマンも登場する。

タイトル『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の由来

オリジナル英語版タイトル。

「new black」とファッションシーズンごとに決められる流行色のことをいう。英語を直訳すると「オレンジは流行りの色」となり、ここでは囚人服の色となる。どんな人種や立場であっても刑務所内ではみんな同じ服を着ている。ただ、着させられているのではなく「流行ってるから」着ているのだと強がっているようにも捉えられる。

「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):Regina Spektor「You've Got Time」

kina
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@kuukina

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