夜は猫といっしょ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『夜は猫といっしょ』とは、2019年よりキュルZのTwitterアカウントとブログサイト『ねこナビ』にて連載されている猫マンガ、及びそれを原作としたアニメ作品である。「猫あるある」を始めとした猫の不思議な生態をシンプルながら確かな筆致で描いており、ユーモラスでほのぼのした日常の尊さや猫と暮らす醍醐味を伝えている。ある日一人暮らしをしていたフータくんのもとへ妹のピーちゃんが子猫と共に引っ越してきたことにより、猫と暮らす新しい日々が始まるのであった。

アニメ版のキュルガとフータくん。画像は甘えモード全開の時。

アニメ版『夜は猫といっしょ』ではキュルガの声を声優の高垣彩陽が務めている。鳴き声のみならず猫が喉を鳴らすゴロゴロ音まで全て高垣が演じており、猫の前でアニメを見ると猫が反応する、と猫飼いのファンからは大きな反響が起きた。現場のスタッフをも驚かせたこのリアルな演技について高垣は『アニメイトタイムズ』のインタビューで「誰でも当たり前に出来ると思っていた」と回答している。本来ゴロゴロ音に関しては効果音が用意されていたが、高垣の演技で一発OKが出た。

監督がTwitterで明かすアニメ第31夜「教えてない言葉しかしゃべらない」の裏話

キュルガ役最終候補に残った日野聡と種﨑敦美

アニメ版の「コチュジャン」のシーン。第31夜はコチュジャンにちなんでファンからは「コチュジャン回」と呼ばれている。

アニメ第31夜「教えてない言葉しかしゃべらない」配信日の翌日、監督である芦名みのるがTwitterを更新。フータくん役の日野聡及びピーちゃん役の種﨑敦美は二人ともキュルガ役の最終候補に残っていたことを明かしている。これを踏まえて、第31夜ではフータくんがネット上で見た猫の鳴き声を二人に演じてもらおうと考えていた。
なお芦名は裏話の一つとして、オーディション時「コチュジャン」が一番しっくり来たのは日野の演技で、それを知っていたキュルガ役の高垣彩陽は緊張しながらも見事な演技を見せたとも語っている。

「うまいっうまいっ」の猫の声は日野聡

フータくんがネット検索をしているシーン。日野は「うまいっうまいっ」の猫の他にも「おはよお」「Hello」の猫を担当しており、他の猫は種﨑が担当している。

エンディングのスタッフクレジットでネット上の猫役を日野聡と種﨑敦美が演じていたのは明かされているが、具体的にどの猫を誰が演じたのかは配信では明かされていない。しかし視聴者からのコメントにて「うまいっうまいっ」の猫は日野が演じているのではないかという声が多数上がった。これはアニメ『鬼滅の刃』にて日野が煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)役を務めており、「無限列車編」にて煉獄が大量の駅弁を平らげながら「うまい!うまい!」という台詞を言っていたことから連想されている。そして3月8日の配信直後日野がTwitterを更新、実際に「うまいっうまいっ」の猫を演じたことを明かしている。「うまいっうまいっ」の台詞を日野が担当することについては、監督の芦名みのるがTwitterで「そこは日野さんでないと」と語っていることから、芦名の遊び心であることがうかがえる。

『夜は猫といっしょ』の主題歌・挿入歌

ED(エンディング):伊東歌詞太郎『ひなたの国』(シーズン1)

ED(エンディング):伊東歌詞太郎『猫猫日和』(シーズン2)

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