The Beatles(ザ・ビートルズ)の名言・発言まとめ

The Beatles(ザ・ビートルズ)とは1960年代から1970年にかけて活動した20世紀を代表するロックバンド。1962年10月5日にレコードデビューを果たす。音楽誌『ローリング・ストーン』による「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1位にランクインするなど、20世紀を代表するロックバンドとして世界中から評価を受けている。イギリスのリヴァプール出身のバンド。楽曲だけでなく思想や発言も大きな注目を浴びていて、世界に大きな影響を与えている。

「僕らは政治に関心がないわけじゃないんだ。ただ政治家が無関心にさせているのさ。」

この言葉は、ジョン ・ レノンが1960年代の社会情勢や政治に対して反感を待っていたことから発言されている。
多くの人の政治への無関心の原因は政治家たちにある。言い換えると、政治家たち次第で国民の政治への関心も変わるということだ。
この言葉から当時の政治家たちに対するジョン ・ レノンの強い反感が感じ取れる。

「目を閉じてれば、生きるなんて楽なことさ。目を開けてるから誤解が生じるんだ。」

この言葉は人が社会の中で生きていくことの難しさを感じさせる言葉だ。
ここでの「目を閉じる」とは、他者との関わりを絶ち自分1人の世界を生きる事も表している。
目を閉じて自分1人で生きていけば誰のことも誤解せず、自分のことも誤解されず生きていける。ただ人は完全に1人では生きていけない。
目を開けて生きていかなければならない難しさと、他者との関わりの重要さを感じさせられる。

「もし、すべての人がもう一台テレビを欲しがるかわりに、平和を要求したら、そのとき平和は実現するだろう。」

この言葉はジョン ・ レノンの平和に対する考えを発言したものだ。
テレビが発明されて以降、それを欲しがらない人はほとんどいないほどの必需品になっている。
しかしジョン ・ レノンは、世界中でテレビを必要としている人が同じように平和を望めば世界平和が実現するといっている。
これは世界平和がいかに実現可能かを唱えている発言にも聞こえるが、実際にはその逆だ。
言葉ではこれ程までに簡単そうに聞こえる世界平和が実現できない事への嘆きにも聞こえる。

「彼女は僕の弱点。彼女は僕の力の源。こんなに素晴らしいもの、ほかにはないよ。」

ここでいう「彼女」とは彼の妻であるオノ ・ ヨーコのことだ。
彼にとって彼女は、自身よりも大切な存在である。この言葉はそれを証明している。
大切だからこそ時にはその存在に自分の足を引っ張られてしまうこともあるが、それ以上に自身の力の源である。
この様に、ジョン ・ レノンにとっての大切な存在がオノ ・ ヨーコだと分かる。

「意味なんて無い。俺は詩で遊ぶんだ。」

この言葉はジョン ・ レノンが自身の楽曲制作に対して発言した時の言葉だ。
多くの名曲を生み出してきた彼だが、それは彼の心の奥底から湧き出てきた有りのままの言葉であり、作為的に捻じ曲げたりしたものではない。
彼の中で浮かんだ言葉を紡いでいくことで多くの名曲を生み出しているのだと分かる発言だ。

「希望…それ自体は幸福の一様態にしか過ぎない。だが、ひょっとすると現世がもたらし得る一番大きな幸福であるかもしれない。」

人生の喜び、悲しみをたくさん経験してきたジョン ・ レノンが、「幸福」についての考えを発信した時の言葉だ。
人は様々な物事で幸福を感じるが、多くのものは一時の感情であったり、周りの環境や物に依存したものが多い。
ジョン ・ レノンは、その中で誰もが平等に持っている幸福であり同時に1番確固たる幸福をもたらしてくれるものが「希望」だと言っている。

「暴力は暴力を生むだけだ。」

人々の憎しみや争いの連鎖に対しての、シンプルだが核心的な言葉だ。
憎しみに対して憎しみで返してもお互いの負の感情が膨れ上がっていくだけで、そうなってしまうと悪い感情の連鎖が止まらずどんどん膨れ上がってしまう。
世界の争いごとの原因について彼の考えが表れている言葉だ。

「自分の心は 自分でめんどう見なきゃ。かわりなんか誰もつとめちゃくれないよ。」

母の死や、The Beatles(ザ・ビートルズ)での世界的大ヒットなど大きな絶望と幸せを経験してきた彼だからこそ、どんな時も自分にとって1番親身になれて最終的に責任を取るのべきなのは自分自身だと心から感じることが出来ている。
自分のことは他人に任せずに自身で責任を持つべきという彼の考えがわかる。
さらにこの言葉は、自分の事を大切にしなければならないのは自分自身だと気づかせてくれる。

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