The Beatles(ザ・ビートルズ)の名言・発言まとめ

The Beatles(ザ・ビートルズ)とは1960年代から1970年にかけて活動した20世紀を代表するロックバンド。1962年10月5日にレコードデビューを果たす。音楽誌『ローリング・ストーン』による「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第1位にランクインするなど、20世紀を代表するロックバンドとして世界中から評価を受けている。イギリスのリヴァプール出身のバンド。楽曲だけでなく思想や発言も大きな注目を浴びていて、世界に大きな影響を与えている。

「人生は短い。だから友よ、空騒ぎしたり、争ったりする暇なんてないんだ。」

人は生きていく中でどうしても慌ただしく毎日を雑に送ってしまいがちである。
しかしジョン ・ レノンは、だからこそ無駄に忙しなく日々を過ごすのではなく1日を大切に生きてほしいと語っている。
更には、「争い」という最も無駄な事に時間を割く暇はなおさらないという。
この言葉は、彼の人生観と平和への強い思いが感じられる発言だ。

ジェームズ・ポール・マッカートニーの名言 ・ 発言

「今を生きることが全て。未来も過去も存在しない。時間は作り物だ。存在するのは、永遠のこの瞬間。」

永遠と続く時間の流れの中生きている私たちは、過去にとらわれたり未来に期待したりすることもある。
しかし未来も過去も実際には存在しない空想上の存在と同じで、人間はそれらを想像することしかできない。
唯一確かに存在するものは今この瞬間のみで、一生はこの連続である。
過去や未来にとらわれず、力強く今を生き続ける彼の精神が表れた言葉だ。

「もし屠殺場にガラスの壁がついていたらみんながみんなベジタリアンだろう。」

ポールマッカートニーは、幼少期に魚釣りをしていた時に、釣り上げた魚が必死に息をしている姿を見て命の尊さに気づきベジタリアンになった。
この言葉は、動物を殺して肉を食べる事の残酷さに気づいてしまった彼だからこその言葉だ。
しかし、この言葉から「肉を食さないこと」を学ぶのではなく、「命、食材の大切さ」を学ぶべきだと多くの人が考えている。

「『普通』の状態では仕事はしないんだ。」

『The Beatles(ザ・ビートルズ)』の楽曲制作を担当していた彼の、作曲に対する向き合い方が表れている。
平凡を嫌い、自分の個性や才能を存分に楽曲に取り入れようとする彼の熱意がこの言葉から感じ取れる。

「部屋に入って音楽のひとかけらを抱えて出てくるときほど自分を喜ばせることはない。」

この発言から、彼の音楽制作に対する情熱と苦悩がうかがえる。
ジョン ・レノンと共に 『The Beatles(ザ・ビートルズ)』の楽曲制作を行っていた彼の生活は常に音楽と共にあり、多くのプレッシャーも抱えていた。
その中で自然と彼自身の中から音楽のアイデアが浮かび上がってきた時の喜びは相当のものだったという。

「何かを生み出したり書いたりする人は、実のところ何かしらの流れが彼らの頭や手を駆け抜けて、それを書き出す。とても簡単なことだよ。」

楽曲制作の際に彼がどのようにして音楽を生み出しているのかをこの言葉から具体的に知ることが出来る。
それは一種のひらめきの様なもので、一瞬の間に頭に思い浮かんだものが流れるように楽譜やギター、ピアノなどの媒体に伝えられ記憶されていく。
彼はこの一連の動作や行動が「流れるように」行われているということだ。

「誰かが言ったんだ、『でもビートルズは反物質主義的だったじゃないか』ってね。それは大きな作り話だよ。ジョンと僕はいつも一緒に座って、『さぁ一緒にスイミングプールを書こう』と言ったものさ。」

この言葉は『The Beatles(ザ・ビートルズ)』が反物質主義的だったという根拠のない噂話を打ち消す発言である。
ジョン ・ レノンは「さあ、プールを書こう」と言っていたと語ったが、この発言は『The Beatles(ザ・ビートルズ)』が商業的な成功や物質的な要素に対しても関心を持っていたことを示した。

「グローバルに考えて、ローカルに振る舞う。」

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